『プリキュア シンドローム!』担当編集者の一連のツイートに対する反応
米光にエキレビ!トラブルのお詫びでメシおごる(近所の馬乗りパスタ屋でイイダコのトマト煮とかイベリコ豚サラミのアラビアータとかうまかった)。話題は『プリキュア シンドローム!』評。さすがにいろいろわかってくれてて気持ちいい。演出上の企みとか仕掛けを初めてかなり見ぬかれる
2012-03-25 21:34:43まあね、『ふいんき語り』シリーズでは編集者として接してるわけだし、そこからどう方向転換させたか、あるいはどう思い切って整理したかが『プリシン』なわけで、基本的につくりたかったところは同じといっていいからな。それを読者層がまるで違うところに出したのはおもしろいとわれながら思った
2012-03-25 21:38:31あと『メッタ斬り』も『ふいんき語り』も聞き書きしてまとめたのは編集を担当したわたし自身で、今回はじめて著者=まとめてもらった、わけだ。実用書以外で編集に徹した本ってはじめてかも。基本的に文章に対する感覚、面白いと思うツボが似ているからできたんだろうけど、まあ無謀な感じも面白かった
2012-03-25 21:52:43編集者として、90年代小劇場、もっと言えば岩松了の影響はかなり強いなという話も。ひとは決して考えてることをまんましゃべることはできない、危機的事態にあっても(靴下ずれて気持ち悪い)とかどっかで考えているものだ。そういうノイズを盛り込みたい、そうしてはじめてリアルが獲得できると思う
2012-03-25 22:02:21なのでTLの旧知のみなさま。『プリキュア シンドローム!』はプリキュアファン本と見せかけてぜんぜん違います。どう編集したかったかってところがわりと露骨に出てて、にやっとできると思います。だからプロパーに読んでもらうのけっこう怖いんだけど、興味のあるかたは本送ります、ご一報ください
2012-03-25 22:16:36プリキュアファンの読者に対しては「プリキュアプリキュアいってるだけじゃ、プリキュアには一歩も近づけないんだな」と思ってくれたら成功だなと思う。外に旅立っていろんなものをを読んだり見たりしないと「シンドローム」の境地はわからないっすよ
2012-03-25 22:24:35消費し続ける受け身の幸せも自由だし否定はしないけど、少なくとも「プリシン」はそこからは訣別する物語を見せたかった。取材者としての興味が深まり、外からも内からも「ファン」では許されなくなっていく。本の終わり、そこを卒業したライターははじめてシンドロームのはじっこに触れたと実感する
2012-03-25 22:44:48プリキュアシンドローム」という創作者たちにのみ訪れる「魔」を取材者はやっと感知し、見守っていきたいと願う。見守り、そして意地でも「伝え続けたい」という魔物のような欲求がまた「シンドローム」なのだと思う
2012-03-25 22:49:02「プリキュアプリキュア言ってるだけじゃ、プリキュアには一歩も近づけないんだな。でもプリキュアプリキュア言ってメシ食ってうんこして寝るのが生きるってことだと思うから、俺はこれからもプリキュアプリキュア言いいながらお墓まで行くと思う。」 ごめん、ありがとう、プリキュアシンドローム!
2012-03-26 00:24:04うわ、プリキュアシンドロームに関する説教臭いポストを見て、誰のポストかと思ってみたら、あの本の編集者じゃないか…一般出版社の編集者ってあんなこと言っていいんだ…
2012-03-26 00:35:09アニメの直接的な作り手さんでもあんな説教臭いこと言って許されるのはごく一部の大御所とヤマカンくらいなもんじゃないのかね?
2012-03-26 00:36:36