中村伊知哉 ‏ @ichiyanakamura　さんの教科書教材協議会、趙章恩さんの韓国事情プレゼン

中村伊知哉 @ichiyanakamura

今朝のデジタル教科書教材協議会、趙章恩さんの韓国事情プレゼンが衝撃的。ブログにもまとめますが、そのごく一部を13回に分けてメモします。

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韓国DiTT1)デジタル教科書は2014年に小中学校、2015年に高校で全面利用の計画。→日本は2020年目標。

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韓D2)端末はどれでもよく、個人が買う方向。PC、スマホ、タブレット、スマートテレビ、全デバイスから利用可能に。→端末論議脱却、クラウド＋コンテンツ論に。進んでる。

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韓D3)eラーニングの利用率は2010年で小中高の74％。夜10時以降の営業を法律で禁止された塾が注力。→リアルの制約をデジタルが補っているんだ。

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韓D4)サムソンのスマホ、タブレット、スマートテレビは教育が主軸。CMは「教育のために必要」。→日本のメーカや通信会社でそんなCMあった？

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韓D5)ITの経済における比重が高く、デジタル教育も輸出産業と認識。デジタル教科書を既に輸出しつつある。→その世界市場を日本も押さえに行かないと。

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韓D6)「教科書法」が改訂され、校長が認めればデジタルも教科書として扱われるようになった。→日本は法律上「紙」しか認められていない。まして校長が認めれば、など・・

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韓D7)「幸せは成績順にやってくる」という言葉が定着している。→うわ〜っ！

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韓D8)教員能力評価制度を2010年に導入。同僚教師・専門家・学生・保護者も評価する。ITを使わない先生の評価は下がる。→この厳しさがエンジン。

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韓D9)ほぼ全員の教師が当然のようにオリジナル教材を作る。日本の先生が「教材作りが大変」というのを韓国の先生が聞いたら「ふざけるな」と怒るだろう。→先生の反論を待つ

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韓D10)デジタルネイティブ世代に合わせた教育で教師世代の差を克服することに教師は熱心に取り組んでいて、先生が使わないという日本の議論はピンと来ない。→ううむ

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韓D11)韓国は国民の45％がスマホ利用（日本2012.3で23％）。40-50代の主婦向けスマホ、タブレットも販売。先生も使って当たり前。→日本もPCより「スマホ使お」アプローチが有効かも。

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韓D12)97年の経済危機で「ITでしか生きられない」という覚悟が浸透したことと、大統領制に基づく政治リーダーシップが原動力。→日本も覚悟と政治が必要。

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韓D13)成績を含む個人情報をクラウドに置くことに教師からの反対もあったが、有無を言わさず「押し倒した」。→日本にも押し倒し力が欲しい。

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この数年で、今日ほど日本の遅れを実感した日はありませんでした・・・。韓国スゲー