@ynabe39先生による「人に役に立つ」という思い上がり
「役に立つ」ってなんですか? RT @i_mediator: どう思われます? @saizyo80 @ynabe39 日本文学は人様の役に立つんでしょうか…
2012-03-30 09:21:08そもそも「人様の役に立ちたい」「役に立つ職業につきたい」というのが根本的に気持ち悪い。「人より上に立ちたい」という欲求の別の表現にすぎないし。
2012-03-30 09:23:24役に立つのは「結果」であって目標でも意図でもない。自分のやりたいことをやりたいようにやって結果として「役に立ったと言われる」しかないと思う。
2012-03-30 09:25:05そもそも職業について役に立つの立たないのいうこと自体がナンセンスです。 RT @kzokmsk: そうかな?それがないとは言えないけれど、まったく役に立たない職業なんてあるんかい。
2012-03-30 09:30:37それはすべての人間について言えることですから,教育や福祉に税金を払う理由もなくなります。 RT @hirotatessai: ということは、結果として役に立たない、いや、社会に害悪をまき散らすこともありうるわけで、そんな仕事(研究)に国民が税金を払う理由がなくなりますね。
2012-03-30 10:41:05開始する時点でその結果が「自分の役に立つ」と確定できないことには税金を払う理由はない,ということになるとおそらく税金はいっさい払わないことになると思う。
2012-03-30 10:44:24@ynabe39 一般論を言っているのではなく、科研費等の資金提供を受けている特殊な集団が「研究が国民のために役立つから」という正当化をしないでも済ませられますか、という疑問です。
2012-03-30 10:46:30個別の研究者の研究目標が「国民のために役に立つ」でなくても(実際ほとんどの場合そうではありません)科学研究全体としてはこれまで国民の役に立ってきたから日本だけでなく世界の国々で国家予算が投入されています。 @hirotatessai
2012-03-30 10:49:09じっさい,研究者本人が「役に立つこと」を意識して行なった研究よりも,研究者個人の興味や「功名心」に動機づけられて行われた研究が結果として社会や国民の役に立つこともたくさんあります。@hirotatessai
2012-03-30 10:51:22全体的な成果が役に立たなければ自然に税金投入も少なくなるでしょう。科学行政も個別の研究や研究者の意図ではなく「全体の成果」を見ていますから。 RT @hirotatessai: これまではそうだとしても(個人的には疑義はありますが)、これからはどうでしょうか。…
2012-03-30 10:52:45@complex_cat ここで言っているのは「自然科学がそうであるような意味での科学」で,人文社会の領域では分野によってそうであるものもあるしそうでないものもあります。
2012-03-30 11:08:08@sdfman 農学分野は本当にそうですね。私なんかが畜産農家さんと話をして「うちでこんなことやってるよ」なんていうと「そんなことやってる人がいるのか!」みたいなことが多いです。
2012-03-30 11:09:05私の専門は研究方法論で,心理学が科学をめざした歴史や心理学が科学になるとはどういうことか,それが自然科学とどういう関係にあるのかなどが研究テーマです。 RT @ciderdrunker: では、自然科学がどうのというのは、僭越であると思われませんか?
2012-03-30 11:11:00「人間は自分の行動の理由を正確に認識できない」というのがフロイトが発見した最も重要なことです。 RT @at_koy: 「人の上に立ちたい」とか、むしろ、その発想は無かったと思いました
2012-03-31 06:00:54子どもは「役に立ちたいから」作ってるんですか?そんなことかんがえてないとおもう。RT @tomooda: 「パパの筆箱」とか「ママの髪飾り」を作る子供がパパやママより上に立ちたいと思っているとは思いません。
2012-03-31 06:14:39「両親を安心させるためにいい仕事につきたい」「息子や娘のために金を稼ぎたい」というのと「人の役に立つ仕事をしたい」というのは全然違うでしょ、という話。
2012-03-31 06:18:47