2012年4月2日

放射線による発癌のリスクにしきい値が存在しない事を、発癌のメカニズムから考えてみる

人間が癌になる理由はもちろん複合要因だと思いますが、その中でも放射線の影響は大きいのではないかと思ってまとめてみました。
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スカルライド @skull_ride

①広島長崎の疫学データから放射線による発癌のリスクにはしきい値(これ以下なら安全という値)は存在しないことが分かっています→ http://t.co/Mw9PdWGx 。今回は発癌のメカニズムから考えてみました。

2012-04-02 11:36:57
スカルライド @skull_ride

②NHKの「驚異の小宇宙・人体~ミクロの戦士たち~」という番組。この中で人体の中では常に癌細胞が発生し、免疫細胞がそれを攻撃するのでなかなか癌にならないという事を知りました。 http://t.co/ACFJMbny

2012-04-02 11:37:25
スカルライド @skull_ride

③そして免疫力が衰えるとともに発生してくる癌細胞が抑えられなくなり、人間は癌になっていく。この番組を見て以来「じゃあ、何で人間の中で次々と癌細胞が生まれてくるの?」という疑問を持っていました。

2012-04-02 11:37:58
スカルライド @skull_ride

④活性酸素の話を聞いた時、もしやと思いましたがどうもしっくり来ません。こういうケミカルな物でそんな簡単に癌になるのか?もっとDNAを直接傷つけるような要因があるのではないかと思っていたのです。

2012-04-02 11:38:20
スカルライド @skull_ride

⑤そこに昨年の原発事故。これはちゃんと勉強しないとマズイと思って情報を集めていく中で出会ったのがゴフマンの「人間と放射線」でした。この中に僕の長年の疑問を解決してくれるような記載が数多くありました。

2012-04-02 11:38:43
スカルライド @skull_ride

⑥K40とCs137のγ線に話を絞ります。染色体やDNAを構成する化学結合を一つ切断するのに必要なエネルギーは5~7eV、それに対してK40のγ線は1461keV、Cs137のγ線は662keVと桁違いのエネルギーを持ちます。

2012-04-02 11:39:06
スカルライド @skull_ride

⑦高エネルギーのγ線は光電効果やコンプトン効果で電子にエネルギーを与え、エネルギーを受けた電子が電離作用で原子核から飛び出します。飛び出した電子は飛跡上の染色体やDNAをいとも簡単に切断します。

2012-04-02 11:39:29
スカルライド @skull_ride

⑧人間には染色体やDNAの修復機能が備わっていますが、もちろん全てが修復されるわけではありません。ですから染色体の転座なんかが起きますし、一見正しくくっついた染色体でも中の遺伝情報が破壊されていたりする訳です。

2012-04-02 11:39:52
スカルライド @skull_ride

⑨つまり人間は太古の昔から自然放射線により発癌のリスクを負っていて、それにセシウムなどの人工核種が加わることでそのリスクがどんどん「上乗せ」されていくというのが僕の理解です。

2012-04-02 11:40:18
スカルライド @skull_ride

⑩ですから放射線による発癌リスクにしきい値など存在するはずはないと思っていましたし、放影研の「しきい値なし」の疫学データを見た時もすんなりと納得が出来たわけです。以上です。

2012-04-02 11:40:42

コメント

sakai @SkiMario 2012年4月3日
放射線には直接作用と間接作用があり、γ線では間接作用が主なDNA損傷の機序です。間接作用は放射線によって生じたラジカルがDNAを傷つけます。このラジカルは放射線でなくても生成されますので、単純に放射線が発がんの主たる要因とは言えないと思います。
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スカルライド @skull_ride 2012年4月3日
まとめ内で触れているように放射線はたった一つのγ線光子が非常に高いエネルギーを持ちますから、フリーラジカルの生成にもそれなりに寄与していると考えられませんかね?放射線がどの程度フリーラジカルの発生に影響を与えるのかぜひ知りたいところです。
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sakai @SkiMario 2012年4月3日
ラジカル生成のうちγ線の寄与がどれくらいかは存じません。ただ、紫外線でも生じますし、普通の生物代謝中にも生じるので、割合として多くないのではないかと思います。もし、何か数値を見つけられたら教えていただければ嬉しいです。
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ちんぽよしよしリベラル @Ponkom 2012年4月3日
「放射線に限らず、遺伝子毒性を持つ発がん性物質は、発がんリスクに閾値が存在しない(前提でリスクを評価し、防護を行う)」という話をここでもしたほうがいいんですかね。
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スカルライド @skull_ride 2012年4月3日
いや、ここではいいんじゃないですかね。冒頭で触れたように人間が癌になるのは複合要因でしょうし、全てを取り上げたらキリがありませんから。
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naka-take @Yuhki_Nakatake 2012年4月3日
ガンになる一番の要因は喫煙と普通の食事(食生活)ですhttp://p.tl/Ty3O ちょっと色々勉強した方が良いと思います。1ツイート目から突っ込みどころが多すぎます。「発癌のリスク」は想定(仮定)されるものなので「LNT仮説では閾値が無いとされる」という表現は正しいですが、「存在しないことが分かっています」は誤りです。
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naka-take @Yuhki_Nakatake 2012年4月3日
いまだに仮説と付けられている理由を考えてください。放射線がどの程度フリーラジカルの発生に影響を与えるのか、はhttp://p.tl/M_V1あたりを読んでみると大体のイメージがつかめると思います。
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Sirius☆彡 #パンデミックの彼方へ @sitesirius 2012年4月4日
がん、に限ると、1.イニシエーション:不可逆→2.プロモーション:可逆→3.プログレッション:不可逆。2からは1へ戻れるが、3までいくと増殖が止まらない。 #NUKEjp
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sakai @SkiMario 2012年4月4日
Yuhki_Nakatakeさん 体内のラジカルの内、放射線起因のものがどの程度の割合なのか、という研究はご存じないでしょうか?
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naka-take @Yuhki_Nakatake 2012年4月5日
@SkiMario 「細胞にもともと存在する総フリーラジカルの何%が、バックグラウンドによる放射線に起因するのか?」という質問と把握しました(違ってたらご指摘下さい)。その判定はなかなか難しいです。ラジカルの発生源は呼吸や金属イオンや放射線など、多岐にわたります。カリウム40の存在しない細胞と普通の細胞を比べたりしたら分かるのかもしれませんが、残念ながらそういう研究は見たことがありません。
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sakai @SkiMario 2012年4月5日
@Yuhki_Nakatake ありがとうございます。(質問が言葉足らずで不明瞭でしたね、すいません)
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スカルライド @skull_ride 2012年4月5日
タバコのリスクは凄いですね、ちょっと驚きました。アメリカのデータの放射線は恐らく外部被曝のみだと思いますが、K40による内部被曝を足したとしてもタバコの方がリスクが高そうです。参考にさせて頂きます。
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スカルライド @skull_ride 2012年4月5日
放影研のzero dose was the best estimate of the thresholdは「しきい値なしとするのが妥当である」くらいに訳した方が良かったですね。確かに断定的過ぎた表現だったかもしれません。
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sakai @SkiMario 2012年4月5日
元の論文を確認していませんが、内部被曝も考慮していると思いますよ。ラドンの肺がんへの影響は指摘されていますが、アメリカではラドン濃度の家屋基準もありますので、内部被曝が無視できる値とは考えていないんじゃないでしょうか。
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