短歌について
1 一般的な歌集の場合、(ここでいう「一般的な歌集」というのは、本屋さんで買える枡野浩一さんや加藤千恵さんや佐藤真由美さんの著作ではなく、結社や同人誌で何年か修行した人が、自費出版で出す歌集、のほうです。っていう定義自体が、短歌に興味ない人には特殊かもしれない。)
2012-04-02 20:39:042 歌集名、作者名があります。また、たいてい、作者のあとがきがあり、読者はあとがきに書かれたことから、作者の職業や、家族構成、短歌に対する考え方など、「作者像」を類推する手がかりを得ることができます。また、プロフィールには生年や、最終学歴が書かれていることも多く、こちらも
2012-04-02 20:57:514 わたしはお酒が飲めません。「飲めそうな顔して、飲めないからだ」をキャッチフレーズにして、成人以来、27年生きてきました。どうやら、アルコール分解酵素、とかいうものがない体質のようで、ちょっとでもアルコールを摂取すると、じんましんがでたり、具合が悪くなったりします。
2012-04-02 21:54:595 この先、わたしがお酒を飲むことはないでしょう。アルコール分解酵素、とやらがない以上、お酒を摂取しても、特別よいことはないからです。
2012-04-02 21:59:127 教科書ににのっていた与謝野晶子でも、俵万智さんの『サラダ記念日』でも、枡野浩一さんの『ショートソング』でも、『夜ぷち』でも、きっかけはなんでもいいのですが、短歌に出会い、「あ、これならわたしにも作れそう」と、短歌をつくり始める人は、短歌に呼ばれた人だと思います。
2012-04-02 22:21:548 短歌に呼ばれる人の体内には、短歌を味わい、消化し、自分の栄養にするための何かがあるのだと思います。これを仮に、短歌分解酵素と名づけます。
2012-04-02 22:30:1710 短歌分解酵素が体内にあって、短歌に呼ばれた人であっても、どういう短歌を消化吸収できるか、というのは、ひとそれぞれなのだと思います。
2012-04-02 22:47:4211 例えば、先日あった、第二回空き地歌会で、篠原謙斗さん @kentotnek は、「一読してすぐに意味がわかる短歌がぼくにとっていい短歌」というニュアンスの発言をされていました。
2012-04-02 22:54:25確かに黒瀬さんの短歌は難しいのが多いけど「darker than darkness だと僕の目を評して君は髪を切りにゆく」は個人的に好きだ。というか、みんなの短歌もそんなにわかりやすくないよ! なんなおしゃれな言葉で誤魔化そうとしてる歌をよく見るよ! #深夜短歌部
2012-04-02 23:58:48わからなくていいんじゃない? わかる必要なんてある? わかって自分が納得できたらそれはいい歌っておかしくない? ということを言いたかったのだけど、こんがらかってるのは起き抜けだからなのか。お風呂る。
2012-04-03 01:05:23お風呂で私も考えた。「わからない」という感想に対して、2つのことを思っているんだ。「なぜわからなければならないのか、わかる必要はあるのか」ということと、「どうしてわかろうとしないのか」ということ。
2012-04-03 01:40:25微妙に両者が矛盾しているんだけど。前者に対しては、学校教育の弊害というか、「理解しなければいけない」という枷があるのかなあ。で、その枷が自分にもしっかりと嵌っていて、わかろうとしないのは怠慢なのではないか、歩み寄る努力ができてないんじゃないかと考えてしまう、と。
2012-04-03 01:47:48@iida_ayano 現代美術とか現代音楽なんかでは、「意味」のわからないけど美しかったり心を引っ掻いたりする表現がたくさんありますよね。現代詩もそうです。吉増剛造さんの詩に散文的な意味を見つけることは難しいけど、でもその詩を体験することは価値のあることだと思うのです。
2012-04-03 02:19:06@iida_ayano ただ、意味の分かりにくい表現は、独りよがりと紙一重でもあります。岡井隆さんがどこかで、現代詩の難解さについて「このままでは早晩読者を失う」と書いてました。僕は自分のへたっぴな短歌でも、いつも読み手のことを意識して書きたいとは思っています。
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