北朝鮮人工衛星打ち上げと日本の迎撃体制の解説

佐藤正久議員の関連発言 主にobiekt_JPさんの軍事解説と関連ニュース
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北朝鮮、発射施設公開

笑ってはいけないロケット打上場…ではない。

北朝鮮公開の衛星?

ハンコ売場のアレではない。

元陸上自衛官 佐藤正久議員の発言

佐藤正久 @SatoMasahisa

北朝鮮による人工衛星(?)打ち上げ予告、東倉里発射場を使用するとなると、沖縄の上空を通過する可能性が高い。ただし、在沖米軍は嘉手納にPAC3があるが、空自は沖縄にPAC3を配備していない。沖縄県民は沖縄本島だけでなく、離島にも多く住んでいる。離島防衛の多くの課題が浮かび上がる

2012-03-18 09:05:17
佐藤正久 @SatoMasahisa

田中防衛相が「常に危機意識を持って任にあたれ」と空自百里基地隊員に訓示。中には「防衛大臣もね」と心の中で呟いた隊員もいたのでは。北朝鮮「人工衛星の迎撃態勢も」と述べた田中氏、危機感を持って南西諸島の広さ(約1200Km)、空自PAC3の配備状況、展開輸送力等を認識しているのか?

2012-03-18 09:26:46
佐藤正久 @SatoMasahisa

PAC3の有効射程圏は数十キロ、通常防空の傘は2重3重に構成するが、それだけのPAC3の数はない。首都防空のPAC3を移動させるわけにはいかない。対処南西諸島には沖縄本島意外にも多くの有人離島がある。沖縄本島だけ守って他を守らないのかの議論?民有地への展開許可も大きな課題だ

2012-03-18 09:33:32
佐藤正久 @SatoMasahisa

一般に弾道ミサイル対処は加速しつつ上昇 するブースト段階、慣性で大気圏外を飛行するミッドコース段階、大気圏に再突入して 目標に向けて落下するターミナル段階で行われますが、イージス艦はミッドコース、PAC3はターミナルで対処が基本。PAC3展開場所で重要防護施設が何かがわかります。

2012-03-18 10:54:53
佐藤正久 @SatoMasahisa

北朝鮮人工衛星対処に関する田中防衛大臣と玄葉外相との発言に相違があり波紋が拡大。そもそも沖縄本島には空自のPAC3がなく、仮に沖縄本島に配備しても宮古島は射程圏外。石垣島には自衛隊のサイトもない。展開場所も要検討。何から何をどこでどのように守るのか、理解した上で大臣は発言すべき。

2012-03-20 08:19:00
佐藤正久 @SatoMasahisa

敵基地ミサイル基地攻撃は専守防衛で読める。仮に敵国が弾道ミサイルを日本に向けて発射したり、発射することが確実な場合、その敵ミサイル基地を攻撃することは、自衛権の範囲内であり、専守防衛にも違反しない。座して死を待つのが専守防衛ではない。この機会にこの分野も議論しないと。

2012-03-20 17:49:11
佐藤正久 @SatoMasahisa

中期防衛力整備計画見直しは必須だ。今日の参議院外交防衛員会で防衛大臣も、南西諸島重視のお題目と、沖縄県のPAC3やFPS-3レーダー換装がマッチングしていないことを認めた。輸送力が限定されている状況では、離島への部隊や装備・兵站のある程度の事前配置は避けて通れない。

2012-03-22 17:52:40
佐藤正久 @SatoMasahisa

特に弾道ミサイル対処は田中大臣には無理だ。田中大臣は数隻のイージス艦や4個群等のPAC3で弾道ミサイル対処を行うと強弁しているが、どれだけの弾道ミサイルを周辺国が保持しているか分かっているのか?自衛隊がどれだけの迎撃ミサイル数を保有しているか分かっていない。

2012-03-26 16:21:19
佐藤正久 @SatoMasahisa

今日の委員会、田中大臣は用意された紙を読むことに終始。佐藤が弾道ミサイル対処、例えば防衛出動或いは破壊措置命令で対処するのかその判断のための兆候を聞いているのに、今回の北朝鮮ミサイルの人工衛星対処の想定問答を読んでいた。北朝鮮や中国の弾道ミサイル対処への意識が低い。改まるかな?

2012-03-26 22:35:22
佐藤正久 @SatoMasahisa

なんか変!防衛相が沖縄知事に北朝鮮長距離弾道ミサイルの落下に備え、PAC3配備で協力要請との報道。安全保障、とりわけ沖縄県民の安全確保のための配備なのに。普天間飛行場移設もそうだが政府の安全保障の軸がズレ始めている

2012-03-31 18:32:57
佐藤正久 @SatoMasahisa

田中防衛大臣が南城市長等に語ったところによると、PAC3の沖縄県到着は3日に石垣、那覇と宮古は4日の予定。干満の状況を見て輸送艦から降ろせればすぐに降ろして目的地に展開する予定。6日には沖縄の4個高射隊の配備完了。那覇市は3日に対策本部を立ち上げ予定の由

2012-04-02 22:55:04
佐藤正久 @SatoMasahisa

田中大臣、現在の自衛隊のミサイルディフェンスではノドンミサイル対応が出来ないと明言。更に原大綱・中期でのイージス艦2隻の整備でも対応不可能と明言。中期の見直しにも言及。歴代の防衛大臣は明言を避けてきた課題。ではどうやって国民を守るのか?いつまでも米軍に大きく依存ではいけない

2012-04-03 17:02:06
佐藤正久 @SatoMasahisa

宮古島と石垣島の中間の多良間村、北朝鮮の「人工衛星」落下物から同島を如何に守るか、田中大臣の答弁は、全然、説明になっていなかった。あれでは沖縄県民、とりわけ多良間村民は納得出来ないだろう。しかも人口が少ないから部隊を配備しないとの答弁は防衛大臣として失格。沖縄県民に非礼だ。

2012-04-03 17:15:44
佐藤正久 @SatoMasahisa

北朝鮮の人工衛星対処、石垣島に事前配置する陸自の救援部隊派遣の法的根拠を隊法83条の災害派遣の準備行動と強弁。本当かな?大規模災害派遣以外は、災害派遣準備行動はないのでは?いい加減過ぎる

2012-04-03 17:39:19
佐藤正久 @SatoMasahisa

毎日新聞の記事、事実誤認では?記事が取り上げた質問は、PAC3、16高射隊のうち8高射隊を沖縄や首都圏に配備するが、残りの8高射隊を何故使わないのか?東京に配備して、経済のもう一つの中心の大阪等に配備しないのかといったもので専門的でも何でもない。配備公表したら説明責任は大臣にある

2012-04-04 07:25:59
佐藤正久 @SatoMasahisa

昨日の参議院予算委員会、実は沖縄問題が主要質予定項目だった。弾道ミサイルや人工衛星は4問しか準備していなかった。ところが田中大臣答弁が凄まじいので思わず、大臣答弁に突っ込まざるを得なかった。しっかりした大臣と静けな環境下で政策議論をしたい、素直にそう思う

2012-04-04 21:52:44
佐藤正久 @SatoMasahisa

昨日の委員会質疑の動画のアクセス数が上がっているとの連絡を受けた。帰ったら見てみよう。田中大臣の問責の時期で自公幹部が協議中のようだが今回の人工衛星対処はそれほどむずかしくないし。大臣自身答弁の通り撤収命令までは大臣の判断事項はない。その他懸案事項を考えると早期のリリーフが必要だ

2012-04-04 23:19:36
佐藤正久 @SatoMasahisa

北朝鮮ミサイル対処でPAC3等が南西諸島に配備中。これは万が一に備えての措置だが、日本に落下する場合は第2段ロケットの燃焼が何らかの原因でストップした場合だ。軌道が安定していれば対処容易だが、弾頭部分と第2段ロケットが切り離されない場合、軌道は極めて不安定、迎撃もかなり難しくなる

2012-04-06 19:39:45
佐藤正久 @SatoMasahisa

日本のミサイル防衛、イージス艦SM3やPAC3はいわば盾の兵器、ただいつか盾は破られる。主権国家としてやはり敵基地ミサイルを攻撃可能な矛の兵器や長い目・耳を持つ偵察警戒衛星を日本も持つべきだと思う。今回の人工衛星対処でもPAC3の射程外の有人島も多くある。対米依存度を下げないと

2012-04-07 07:22:37
佐藤正久 @SatoMasahisa

北朝鮮の人工衛星対処、日本の南西諸島に落下する確率は非常に少ないが、万が一に備え、持てる手段で最大限の構えをとる自衛隊、敬意を表したい。ただ政治は現実の世界で議論すべき。防衛大臣が認めているように守りきれないのであれば、盾の兵器を増やすと共に矛の兵器保有の議論をすべき。

2012-04-07 08:22:55
佐藤正久 @SatoMasahisa

渡辺副大臣、迎撃確率8割と確信との報道。防衛は現実の世界で議論しないと対応を誤る。気持ちはわかるが実際にはPAC3がカバーしていない島や地域が多い。対象が安定軌道を描いてPAC3配備地域に向かって来ればよいがブースターが不安定状態で落下した場合等は8割は疑問。更なるMD整備が必要

2012-04-07 22:02:14
佐藤正久 @SatoMasahisa

国会でも質問したが、派遣根拠が災害派遣の陸自部隊は武器を携行できない。石垣島の陸自部隊が武器を携行しているとすれば破壊措置命令に基づくPAC3部隊の一員でなければ95条の武器等防護は難しい。護衛艦やF15と違い陸自が情報収集を根拠として武器弾薬携行はこれまで認められていない

2012-04-08 07:53:23
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