ケロロ軍曹 とんがりを選んで残す
昨日は「ケロロ軍曹」第一話の再放送開始という事で、ひとときタイムラインがプチケロロ実況祭り状態。ツイートを見ながら2003〜4年のころを思い出しました。 「ケロロ」をアニメ化するにあたって積極的にいれようと思った演出はナレーションと文字演出。
2012-04-04 05:40:46ナレーションというのは無くても演出はできますが、使う事で手間のかかる説明を省いたりできますので「ケロロ」ではあえて入れて行こうと。せっかくなら芸達者な藤原 啓治さんをキャスティングして、画面のキャラともからませて行こうかなと。
2012-04-04 05:41:39ちなみになぜ藤原 啓治さんかというと「カレイドスター」のアフレコで、本番前テストの遊びのアドリブがすばらしくキャラが立ってて、おもしろかったから。"ナレーターというキャラ"にしたかったので、ここは藤原さんで是非!とお願いしました。
2012-04-04 05:42:45文字演出は、わかりやすさに加えて、勢い・大仰さなどの演出に有効ですので通常より大幅にとりいれてみました。海外番販が前もって決まっている作品では文字演出NGという事もあるのでどんな番組でもできるわけではありませんが、そこは確認してOKをもらいました。
2012-04-04 05:44:02このようなあってもなくても困らない演出は、たいていの場合「いらないのでは」という声が最初のころにでるものですが、うまくはまるとそのうちなくてはならないものになっていくので。勇気をだして使うのです。
2012-04-04 05:45:10パロディについてはいろんなところで話したので今更言う事もないですが、〝必要だけどメインではない〟という感じでしょうかね…。といいつつ、ぶっちゃけ今現在も私のガンダム知識は、ほぼ「ケロロ」由来ですけど。今やザクレロがどんなメカかもおおまかイメージできるレベル。
2012-04-04 05:48:00アフレコテストでの遊びアドリブというのは、声優さんが〝本番では言えないけどふと言ってみたくなった芝居をテストの時にやってみる〟的なことですね。シリアスなドラマではいい感じに緊張感をほぐしてくれたりします。まあ、「ケロロ」だと本番にも生かしたりしましたけど。
2012-04-04 06:23:40「セーラームーン」の一期ラス前の決戦回。亜美ちゃんが「私が残ってくいとめるからみんな先に行って」的なことを言って残り、去っていくみんなを見送る亜美ちゃんのカットで「あ…ほんとに行っちゃうのね…」と久川さんが放ったアドリブが忘れられません。
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