- windycatter
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「ウルトラマンサーガ」、DAIGOとAKBをキャストに作ると聞いたのは去年のいつだったか? その時は「現状、集客率の低いウルトラというブランドでは、確かにそれくらいのキャストを持ってこないと数字的に戦えないなあ」程度に思っていた。
2012-04-06 17:19:19「ウルトラマンサーガ」、その内、映画がクランクアップしたそうだとの情報が入るようになり、登場するウルトラマンたちと敵となる怪獣も聞こえてきた。それがダイナ・コスモスであり、ゼットンであると知った時、正直かなり幻滅した。
2012-04-06 17:21:45なぜなら、ダイナ・コスモスというチョイスは「それでお客を呼ぶ」には(キャストの点も含めて)それほど強いものではなく、一方あまり知らない層の集客は望めない。敵がゼットンというのも、結局は「かつての」モノの再生産でしかなく、行き着く先は袋小路だ。
2012-04-06 17:25:00そういった危惧を抱きながら映画「ウルトラマンサーガ」を観に行った。映画そのものは非常に魂のこもった素晴らしいものだった。僕自身が感じた危惧は危惧のまま残ってはいる。この危惧は「映画の内容」に対する危惧と云うよりは「映画の企画」に対する危惧だ。
2012-04-06 17:27:07「ウルトラマンサーガ」の直接のスタッフの方々は、ハッキリとその危惧を認識していたらしいことも見て取れた。そしてそれを、内容そのもので吹き飛ばそうとする気概も強く感じた。
2012-04-06 17:28:31何より、思いを届けたいという人たちがはっきりといて、届けたい思いが強く明確になった時、こんなにも心のこもった映画が出来るのかと、そこに強く感動した。「テーマ」なんてものを越えた「思い」が強く強くこもったウルトラ映画は初めてだ。直接のスタッフに最大限の感謝をしたい。
2012-04-06 17:31:31@masakiwachiex ようやく、ようやくです。内心「終わっちゃうんじゃないか」とも思っていましたので、とにかくは一安心です( ´∀`)
2012-04-06 17:33:07ただ、『ウルトラマン』という企画を映画として進めていく上での危うさは、依然として強い。むしろ更に厳しくなっているのも事実。こう思うのも結局は「存続して欲しい」の一点からで、企画を作る方々には、当てて続けていくための本質的な企画の有り様を、強烈な責任をもって探っていただきたい。
2012-04-06 17:37:14@junkamiya 僕も子供を連れて見に行きましたが、現場のエネルギーが感じられる様な作品だったと思います。特撮も良かった。ダイナ登場時のビルが震えて土埃が落ちる所なんかシビレタ!
2012-04-06 17:40:03@junkamiya でも、今回って言葉を選ばずにいうと「負け犬」と「嘘つき」の映画で、全体的にはむしろ東映的テイストをとても感じたのですが。
2012-04-06 17:42:43@masakiwachiex シナリオの長谷川圭一さんのスタイルがもともとそっちなんですかね? 長谷川脚本って、実は僕は『ウルトラ』な空気からは遠いなあとはずっと思ってはいるんですよ。あ、僕の言ってる『ウルトラ』の空気って、飯島敏宏さんあたりを中心にするテイストです。
2012-04-06 17:48:23@junkamiya そうですね。ウルトラってそもそも、いくつかのテイストのキメラで。東宝明朗ファミリー映画要素もあれば、ヒッチコック的なSFアンソロジーのダークな部分もあるし。そのあたりからは極めて遠いところにあるのは事実だとは思います。
2012-04-06 17:50:34