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『科学哲学は物理学をどうしたいのか?』に対しての返答

谷村省吾教授(@tani6s)の科学哲学に対する疑問のTweetに対し、科学哲学者(でない人も含む)からの返答をまとめています。 承前:  哲学vs物理学:哲学ってただの「考え事」じゃないの?物理学者からみた哲学   http://togetter.com/li/284397  科学哲学は物理学について何か「指導的なこと」を言えるか? 続きを読む
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ツイートまとめ 科学哲学は物理学について何か「指導的なこと」を言えるか? 名古屋大学の谷村省吾教授(@tani6s)による科学哲学に対する疑問についてのツイートのまとめです。 疑問に対する科学哲学者(でない人も含む)からの返答、 『科学哲学は物理学をどうしたいのか?』に対しての返答 →http://togetter.com/li/286243 も併せてご覧ください。 谷村先生の仕事についてはこちら、 日経サイエンス2012年3月号「光子の逆説」 →http://www.nikkei-scienc.. 20104 pv 225 44 users 8
BB8 @kouheimorita
@tani6s まず俺はかなり未熟者ですので,稚拙な部分があるかと思いますのでご了承を.取り敢えず雑魚キャラである私がコメントします.
BB8 @kouheimorita
@tani6s まず,介入実在論についてです. 介入実在論の議論が物理学(科学)の発展に貢献しないものだし, そもそも電子の実在を疑うとか意味わかんないって感じの議論だったかと思われます.
BB8 @kouheimorita
@tani6s そら科学者から見れば当然の思いだわなというのが感想です. 仰る通り,介入実在論は科学者にとってはアタリマエな事実の指摘に過ぎないのかもしれません. しかし,そのアタリマエというものを言語化することが哲学者の関心なのです.
BB8 @kouheimorita
@tani6s 「物理学者はそう思ってたよ」と言われても,「じゃー誰か明記してたの?」と反論するでしょう.これ以外の反論もあるでしょうし,俺のコメントに問題もあるでしょうが,これが実在論に関するコメントです.しかし,これは些末な話でしょう.
BB8 @kouheimorita
@tani6s 次の呟きに返信する必要があるでしょう. RT 物理学者に対して科学哲学者や数学者が何か働きかけることがあるのか?・・・(省略)
BB8 @kouheimorita
@tani6s 私は,科学哲学者の中でも物理学の哲学っていうのをやっています.東工大で発表された北島さんや,杉尾さんもの一派です そして,「物理学者だけが物理学を独占することないじゃない」って信念で動いています. なので,物理学者と一緒に,物理学のことを考えているつもりなのです.
BB8 @kouheimorita
@tani6s アプローチの仕方が違うだけで,我々は物理学の成果や方法に敬意を払っています.では,哲学にはどんな違いがあるかと言えば,物理学にない視座を持っていると言えるのではないでしょうか.
BB8 @kouheimorita
@tani6s とまぁこんなところです.近いうちにもっとすごい人がコメントしてくれると思うので,この辺でご容赦ください.笑
BB8 @kouheimorita
物理学と哲学の出自は一緒だし.19Cまでは共同戦線張ってたんだよな
BB8 @kouheimorita
哲学って言葉に与えている意味が人によって違い過ぎて,議論がすれ違うよー
杉田歩 @ayumu_sugita
@kouheimorita @tani6s 横からですみません。谷村さんの話のポイントは、「介入実在論はアタリマエだからつまらん」ということではなくて、その話の題材として他にもっと日常的で分かりやすい例はたくさんあるにもかかわらず、わざわざ巨大加速器実験の話を持ってきたことでは?
杉田歩 @ayumu_sugita
@kouheimorita @tani6s 何かそこに、話を無駄におおげさにする傾向とか、物理学の権威を借りようとするようないやらしさとか、そういうものを感じる、という話ではないかと。(まったくの推測なので、間違ってたらすみません。)
BB8 @kouheimorita
ご指摘ありがうございます.取り敢えずコメントします.@ayumu_sugita RT  何かそこに、話を無駄におおげさにする傾向とか、物理学の権威を借りようとするようないやらしさとか、そういうものを感じる、という話ではないかと。(まったくの推測なので、間違ってたらすみません。)
BB8 @kouheimorita
まず @ayumu_sugita さんご指摘の話のポイントについてですが,私は @tani6s 先生の「「介入実在論」を教えてもらわなくても、物理学者たちは介入実在論的に考え行動しているのですから、大きなお世話だ、と思うでしょう。」というコメントに対して向けられたものです.
BB8 @kouheimorita
したがって @ayumu_sugita  さんが指摘される「もっと日常的な~」というのにとどまらない指摘があったのです. @tani6s 先生は実在論を例に取りながら,科学哲学の批判をしていると考えるべきです.
古田彩 Aya FURUTA @ayafuruta
谷村先生の「物理学者が見た哲学・数学」の議論が面白い。今回も色んな反論がありそうです。@tani6s
古田彩 Aya FURUTA @ayafuruta
私にとって興味深かったのはここ。RT @tani6s: 非常に悪い言い方をすると、哲学者が最新の加速器実験のエピソードをダシにして、物理学的にはどうでもいい議論を楽しんでいたとしか思えない。物理学者のネタを使って哲学者はそんな議論をしていたのか、というのが私の感想でした。
古田彩 Aya FURUTA @ayafuruta
科学哲学者が物理学者のネタを使って、物理学的にはどうでもいい議論を楽しんでいるというのは、多分その通りなんだろうと思います。哲学は物理学とは違うところに関心を持っているから哲学なんで、物理学的にどうでもよくない議論は、もともと物理学者がやっている(笑)
古田彩 Aya FURUTA @ayafuruta
哲学は物理学だろうが生物学だろうが、自分の役に立ちそうなものは好きに取ってって議論するんだろうと思います。
古田彩 Aya FURUTA @ayafuruta
といって、科学哲学の議論が物理の役にまるで立っていないとも思わないです。哲学を自分の研究のヒントにしている、あるいは研究を深めるのに使っている物理学者には、何人も会ったことがある。欧州に多い印象ですが、アメリカにも日本にもいますね。
古田彩 Aya FURUTA @ayafuruta
科学哲学が物理を指導している感じはないし、物理の方だって、哲学に指導される気なんてさらさらないように見えます。それぞれが異なる興味関心に従って研究し、おいしそうなネタがあれば勝手につまみ食いする。そういうことじゃないかしらん。
古田彩 Aya FURUTA @ayafuruta
有名なポパーの「反証に開かれたものが科学である」という定義にしても、それが科学を指導しているというより、科学のもともとの問題意識を言語化するうまい言い回しだったから、受け入れられたわけで。
古田彩 Aya FURUTA @ayafuruta
物理学者と哲学者はどうせ同床異夢でライバルティはないんだから、それを承知の上でもっと交流すれば面白いんじゃないかろうか、というのが傍観者としての感想です。
古田彩 Aya FURUTA @ayafuruta
それに物理学者さんって、実は哲学好きだよね。表では「それは物理の範囲ではないから議論しない」とか言うけど、みんな結構、哲学者の本を読んでるし、酒が入れば「実在とは何か」なんて延々と議論している。介入実在論を私に解説してくれた物理学者さんは、すぐに思い出せるだけで4人はいる(笑)
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コメント

lastline@おばけみる島 @lastline 2012年4月10日
う~ん、なんだろ?コペンハーゲン解釈とか考えると、現代物理って実在論に根ざしてるのか?と。
烏蛇 @crowserpent 2012年4月10日
まとめ作成後の@tani6s 氏の返答Tweetと、それを受けての@torakoyama @hajimesugio @kouheimorita 各氏のTweetを追加しました。
まようさ @mayousa_desuga 2012年4月11日
肉眼では見えないものが存在している説明…。「お前、自分の背中を肉眼で見たことあるか? お前にとって背中は存在しないんだな」っておちょくるくらいしか思いつかないな。
たかしまよしお @takashimayoshio 2012年4月11日
創作者から見たら評論家うぜえみたいなそんな感じ?
来生自然 @KISUGI_JINEN 2012年4月11日
諸科学は対象の実在性を問うのではなく、対象について、および対象間の関係・関連性を論理的・無矛盾かつ簡潔に記述しようとする試み、および、そのように記述された記号なのだと思います。そのような関連性の中に科学的概念が横たわっているとするなら、広義の哲学は「存在そのものを問う」といった形で、それらを垂直に貫こうとする思索をも含めようとするのでしょう。
犬神工房 @nokkaranoumu 2012年4月11日
「統計学は科学の要だけど、論理学や数学みたいに100%じゃありえないから、それでも実用に耐える、といえるための条件って何だろうね」というのが科学哲学のポパーやクーンの論争だと思ってた。
犬神工房 @nokkaranoumu 2012年4月11日
なお「実は数学も論理学の見地からは100%じゃなかった」がヒルベルトとゲーデルで、これはちょっと数学と論理学の人にお任せします。「論理学そのものが怪しい」、というのもウィトゲンシュタインや記号学者たちが何か言ってた気がするが、詳しくは知らない。
豆腐小僧 @KatagiriSo 2012年4月11日
数学は物理に道具を提供してくれるし、物理は数学に問題を提供したりする。科学哲学も使える道具(思考法や研究方法)を提供してくれれば物理屋にとっても意味があると思えそう。今は物理から科学哲学へ問題を提供するだけなので対等ではない感じ。あと、物理と科学哲学は興味の違いではなく属している集団(社会)の違いも大きいと思う。
oomisuzi @oomisuzi 2012年4月11日
なんだか製造業者が物流業者に「俺らの成果を良い様に転がして儲けてるだけだろ」と言ってるような印象
鞘次郎(sayajirao) @sayajir 2012年4月11日
いい大人が「上から目線」オチもあるまいて。科学哲学は理論物理学以上に即効性から遠い。科学哲学が物理学に貢献できるとすれば、それは今でなく将来においてだろう。忘れられていなければ、だが。
秋沢天馬 @temmado 2012年4月12日
本来物理学で議論の対象となる内容は哲学が(大まじめに)取り扱ってきたもので、現代はそれを科学的な手法でアプローチしているということに過ぎない。科学的アプローチ以外全部ダメというわけではなく、科学的な視点を持った哲学が活躍する場面は大いにあるべきだと思う
メルセゲル @Meretseger2 2012年6月10日
徹底的な性悪説で他人の意見を疑う必要がある時(例えば遺跡発掘で捏造しまくって歴史の教科書の書き換えまで必要になった学者がいましたが)、本当に電子が存在するのかを根本から疑う必要が出てくると思います
メルセゲル @Meretseger2 2012年6月11日
「放射能って何?」という素朴な疑問に様々な詭弁が入り乱れた議論が生じたときにも、電子の存在を証明するのと同じ手法が必要になると思います。
Dr. Roy Ich-Meyer @ichimiyar 2016年5月8日
物理側から言えば、細部まで理解した上で哲学的な議論をする(量子力学の提示する世界の解釈とか)が物理屋的には理想なんだろうけど、細部まで踏み入らないメタな議論だって有って良いと思う。
Dr. Roy Ich-Meyer @ichimiyar 2016年5月8日
唯一苛立つのは半可通な理解で妄想の上に哲学的な議論をする事。これは似非科学へのトラウマを呼び覚ますからね。
Dr. Roy Ich-Meyer @ichimiyar 2016年5月9日
幼い頃に放送されて理解不能だったNHKの「アインシュタインロマン」。物理学科に進学してから本を読んでみたら、支離滅裂さに苛立った覚えがある。それは僕の一般相対論への理解不足のためだけではないはず。
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