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jabberwock @jabberwockiyo
@siva_yuri 年功序列を盾に威嚇するのってなんか年功序列の本来とは違う気がするのですが…
芝村裕吏 @siva_yuri
年功序列を盾に威嚇するのってなんか年功序列の本来とは違う気がするのですが… ですか。 言い方にはバリエーションがあるかもしれませんが、俺は年上だぞ! 従え! とか言われたら、他に理由、理屈ないのかよととほほな気分になりますよね。年功序列以前の話ですね。
芝村裕吏 @siva_yuri
さて。年功序列、色々誤解があります。これは日本の都市伝説でして、実体らしい実体はほとんど知られていません。 日本では良く、仮託の悪の存在を出してそんな悪くもない制度を叩いて制度を変更しては組織全体が悪化するという笑える現象があります。年功序列はその例の一つです。
芝村裕吏 @siva_yuri
まず、年功序列と一くくりで終わってますが、実体は成功した会社では全て人事制度が異なっており、登用、報酬の決定の仕方にも差がありました。 成功した企業100社の昭和時代の人事制度を見る限り、年功序列なんて言葉は新聞社の作った妄言以上で無いことがことが分かると思います。
芝村裕吏 @siva_yuri
次。昭和の時代において、人事制度や給料は秘密のベールの中にあり、大ぴらになることはありませんでした。これらをきちんと調べてこういう制度だと分析し、日本全体がこうであると出すことが出来た出版などはないと記憶しています。 以上から年功序列は実存から非常に怪しいといえます。
芝村裕吏 @siva_yuri
ただし、実存はしていない年功序列ですが、日本企業はこれを便利に使った経緯があります。人件費を安くするための理由として悪玉として定着していたこの年功序列を修正するとして賃下げに踏み切ったのです。丁度、リストラの時期と重なっています。
芝村裕吏 @siva_yuri
年功序列だった、とあえて非を認めた感じにして社会的悪を切る形で賃下げする。これは中々良いシナリオでして、コンサルタント会社はこの手法を教えて大儲けした経緯があります。
芝村裕吏 @siva_yuri
まあ、誰も彼もが便利な仮託の存在を利用して年功序列を使い、庶民は不満を減らし、企業は賃下げを行い、新聞社は社会派を気取り、改革派を名乗る政治家は票を集めました。 さて問題、誰が一番損したでしょうという、これは簡単な話です。
芝村裕吏 @siva_yuri
さて。ではなんで年功序列と思われる人事制度があったのでしょうか。 それは基本的に同じ分だけの努力を積み重ねれば、普通は年齢が上の方が実力高く、会社の貢献度合いが高いという傾向があったからです。即戦力としてベテランが独立したり転職するケースがたくさんあり、それでこうなったわけです。
芝村裕吏 @siva_yuri
ですから体力がものを言う肉体労働の世界では年功序列なんてものは生まれたことがありませんでした。 総じて年功序列と呼ばれていた時代は個人の知識や経験が高く評価された労働者の強い時代でした。
芝村裕吏 @siva_yuri
対して企業が強くなって、労働者が弱くなり、個人の知識や経験が指して価値がないと言う時代が、ここ20年の現状というやつです。 この背景にあるのが八十年代の教育の成果と、九十年代のITの進歩という奴でして、結果、熟練労働者の価値にケチがついたんですね。
芝村裕吏 @siva_yuri
で。今に至る、というわけです。最初の質問に戻りますと、年功序列に対してこのように説明する年寄りだったら、若い人もきちんと経緯をもって従ってくれると思います。年をとっているだけではだめで、それ以上に何かがいるというわけです。以上説明終わり。

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