【内田先生と茂木さんのソフトにシンクロする連続ツイート】

お二人のつぶやきが日米の時差を超えてシンクロしたのをまとめてみました。何よりそれぞれのアイコンが可愛らしくてほっこりする!
コラム
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内田樹 @levinassien
おはようございます。昭和大学旗の台の病院で目覚めました。東京は晴れです。9時就寝、6時起床。昼寝もしたから昨日は10時間寝てました。今朝は9:00から手術室。午後3時位まで安静です。
内田樹 @levinassien
統治システムについて、外国の成功例について書いたら、「外国は事情が違うから参考にならない」というリプライがいくつもの来ました。ものごとを広々とした射程の中で考えるという習慣を現代人は失ったというか、憎んでさえいるようです。
内田樹 @levinassien
「そんな話をしているんじゃない」「待ったなしだ」「反対なら今ここで代案を出せ」といった言葉づかいをしている人たちはそうやって自分自身でオルタナティヴを捨てていることに気づいていません。
内田樹 @levinassien
「慌てる」というのは武道では絶対にあってはならないことです。「慌てる」というのは「後手に回った」ということですから。決断の時期も選択肢も、もう決められているから「慌てる」のです。慌てて正しい選択をするということはあり得ません。
内田樹 @levinassien
状況に先手を取られないためには、「大きな趨勢」の中で出来事を捉えるのが基本です。「大きな趨勢」はゆっくりと明確な方向性をもって変化しますから、慌てなくても、というか腰を据えて眺めないと、捉えられません。
内田樹 @levinassien
でも、そういう「歴史的、空間的に広く流れを捉えたら」という考え方を嫌う人々が今では多数派です。いつからこんなに日本人の思考は慌ただしく狭くなったのか。そのことにさえ気づかぬほどに浮き足だっている。
内田樹 @levinassien
そのためにはまず自分自身が上機嫌で、開放的で、innovative でなくちゃいけない。怒らない、恨まない、悲観しない。ポレミックな論点でもそういう気分にならないためには、「大きな話」に風呂敷を拡げるのが一番搾りいいんです。
内田樹 @levinassien
↓「一番いいんです」と書いたつもりが「一番搾りいいんです」になってました。勝手にすごい変換しますね。
内田樹 @levinassien
最近聞いた「大風呂敷」はベトナムと日本はちょうど人口構成が逆なので(ベトナムは戦争のせいで中高年が少なく若者ばかり)、日越連邦をつくってEUみたいにわいわい自由に行き来したら、というアイディア。聴いたとたんに大声で笑い出して、それからけっこう真剣に可能性を考えてしまいました。
内田樹 @levinassien
懐庵でアナーキズムの話をしたあと、アーティストの卯城君が「アナーキズム社会での貨幣の様態」や「起業の手続き」について訊いて来ました。話を聴いて「アナーキズム社会って、いいな」と思って、そこで自分はどんな風に暮らせるのか想像してくれたんです。素敵ですね。
内田樹 @levinassien
日越連邦案は二つの国から必ず厳しいクレームがつきます。中国とフランスです(珍しくアメリカは静観)。中国は安全保障上の不安から。フランスはこれまでの植民地投資の回収が出来なくなるから。ベトナム政府と国民は日本を親しい友邦に持つことを歓迎するでしょうけれど。
内田樹 @levinassien
こういうシミュレーションを日常的にすることが想像力のレッスンになると僕は思います。みんなも色々アイディアお寄せください!(^^)/
茂木健一郎 @kenichiromogi
アリゾナ州ツーソンは、14時30分過ぎですが、これから、「連続ツイート」第562回をお届けします。文章は、その場で組み立てながら即興的に書いています! 本日は、昨日会議で話を聞きながら、ぼんやり考えていたこと。
茂木健一郎 @kenichiromogi
さね(1)しばしば言われることだが、環境は人の思考を左右する。アリゾナ州ツーソンは砂漠だが、有名な「手を広げた」サワロ・サボテンを始め、豊かな植物相がある。ちょっと歩くとハチドリがぶんぶん飛んでいるし、チョウチョもいるし、バッタもいる。あまり会いたくないけど、ガラガラヘビも。
茂木健一郎 @kenichiromogi
さね(2)イェルサレムのまわりに行くと、本当に砂漠で、しばしば言われることだが、こういうところでこそ一神教は誕生したのだなと思う。一神教は進化して、ニュートンの力学にまで結実した。『ふしぎなキリスト教』でも指摘されていたように、理神論がなければ、「奇跡」の概念もない。
茂木健一郎 @kenichiromogi
さね(3)日本の自然風土は概ね温帯のおだやかなもので、八百万の神がいて統一など一切とれていない。しかし、明治以降、西洋式の理念が入ってきたから、インテリほど、一神教的イデオロギーを振り回すようになった。そのことの効用も弊害もあるけれども、現代日本においてはどうなのだろう。
茂木健一郎 @kenichiromogi
さね(4)しばしば誤解されるが、現代の支配的パラダイムと言える「ダーウィニズム」は、決してモノカルチャーをもたらすのではない。熱帯のジャングルの豊かな生態系もまた、ダーウィンの進化論の結果である。すぐれた種、卓越したアイデアが支配的になるというモノカルチャーは、例外でしかない。
茂木健一郎 @kenichiromogi
さね(5)ニュートンの機械論的宇宙観も、ダーウィニズムも、それが広々とした空間に適用された時には、画一性ではなく多様性をもたらす。二つの卓越した科学理論でさえそうなのだから、人間の考える思想やイデオロギーごときが、画一性を強制できるはずがない。
茂木健一郎 @kenichiromogi
さね(6)現代においては、理念的であろうとする人ほど、社会の生態系を砂漠とのアナロジーで考える傾向がある。しかし、本当に目指すべきは熱帯雨林だろう。背後に単一の法則が隠れているかもしれないが、生物学的には多様である。インターネットがもたらす新文明もそうあるべきだ。
茂木健一郎 @kenichiromogi
さね(7)昨日、不思議な夢を見た。なぜか、私は大阪市役所にいるのである。そして、大阪市の職員が、ずっと案内してくれている。その人が、とてもやわらかで、暖かい笑顔でいるので、私は思わず叫んだ。そうか、大阪市の改革が成功するための、条件がわかったぞ!
茂木健一郎 @kenichiromogi
さね(8)かかわる人たちが、笑顔で、自らの主体性を持って、心の余裕を持って事に臨まなければ、改革など成功しない。そんなはっきりとした感触を夢の中で持った。そうしたら、夢の中で、大阪市の別の部屋に行ったら、おじさんが三人ふてくされてテレビを見て、さぼっているのだった。
茂木健一郎 @kenichiromogi
さね(9)人間は、強制することなどおそらくはできないんだと思う。強制しようとしても、本当にその人の力や魅力を引き出すことなどできない。グローバリズムへの適応にしても、こっちの方が楽しいよ、とやるべきなので、その場合でも、砂漠ではなく熱帯雨林でなければならないのだろう。
茂木健一郎 @kenichiromogi
以上、連続ツイート第562回「砂漠よりも、熱帯雨林がいいね」でした。
茂木健一郎 @kenichiromogi
日本は別だ、というコメントは、情報量ゼロですよね。 @levinassien 統治システムについて、外国の成功例について書いたら、「外国は事情が違うから参考にならない」というリプライ..ものごとを広々とした射程の中で考えるという習慣を現代人は失った..憎んでさえいる.
内田樹 @levinassien
おはようございます。「あ、そんなのもあるんだ」という情報がいちばん想像力を掻き立ててくれるんですけどね!"@kenichiromogi: 日本は別だ、というコメントは、情報量ゼロですよね。
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コメント

karen @ivivixv 2017年10月2日
とてもおもしろい。
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