@khideaki のツイートを中心に「真実への憎悪」について

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tokuya3839 @tokuya3839

ほんと、ひどいな。 RT @tomopain: このコメント欄、ひど過ぎる…⇒岩上安身 @iwakamiyasumi さんの体調についての中間報告 http://t.co/qRvhBU83

2012-04-11 21:35:25
木下秀明 @khideaki

@tokuyah @tomopain @iwakamiyasumi 安冨歩さんによれば、抑圧を正しく受け止められない人は、直接抑圧してくる相手ではなく真実を見せようとする人間に激しい憎しみを抱くと分析していました。岩上さんがその対象になっているのを感じます。真実を語っているから。

2012-04-11 23:58:11
木下秀明 @khideaki

アメリカンニューシネマの「イージー・ライダー」では、自由奔放に生きる主人公たちが、南部の保守的な町で憎悪の的になる。自由に生きることが素晴らしく幸福であるという真実は、何かをがまんして「正しく」生きてきた人の真実を根底から崩す。そのことによる憎悪が罪のない主人公を殺してしまった。

2012-04-12 00:03:58
木下秀明 @khideaki

真実を語る人間が激しい憎悪の対象になるのは、偽物の人生を生きてきた人の偽物性を暴露するからだ。偽りの人生を本物だと勘違いして、それを無理矢理幸せだと思い込んできた人は、真実によって自分の人生を否定される。そのことから来る憎悪の感情はとてつもなく激しい。多くの芸術で表現されている。

2012-04-12 00:10:29
Murakami Nobuaki @nomurakami

完全同意です。 RT @khideaki: 真実を語る人間が激しい憎悪の対象になるのは、偽物の人生を生きてきた人の偽物性を暴露するからだ。偽りの人生を本物だと勘違いして、それを無理矢理幸せだと思い込んできた人は、真実によって自(cont) http://t.co/Um4AVWjZ

2012-04-12 00:13:41
木下秀明 @khideaki

@nomurakami 岩上安身さんを攻撃する言葉を見ていたらこのようなことが浮かんできました。安冨歩さんがどこかで語っていたことの受け売りでもあるような気もするのですが、ある現象を見てこのような発想が浮かんできたのは、安冨さんから学習した言葉が自分の中で生きているのを感じます。

2012-04-12 00:40:56
Murakami Nobuaki @nomurakami

@khideaki 真実を追究する人の言葉や行動には力があります。彼らはそれが怖くてしかたがないのだと思います(その感情はしばしば「正義感」に置き換えられますが)。なので脊髄反射的に罵る(議論し真実を追究しようとはしない)。確かに安冨先生も同様のことをおっしゃっていたと思います。

2012-04-12 00:50:50
木下秀明 @khideaki

@nomurakami 最初は、単純に愉快犯的に遊びで人の悪口を言っているのかとも思ったのですが、もっと根深い心の状況があるのではないかと考えていたら、安冨さんが指摘していた多くのことが浮かんできて、「真実への憎悪」という言葉がぴったり来るのではないかと感じました。

2012-04-12 00:54:48
Murakami Nobuaki @nomurakami

@khideaki 私も同じように感じています。また私には,その憎悪の声は,同時に苦しみに喘いでいる声にも聞こえます。もう真実を語るのは止めろ,止めてくれ,と。おそらく追及すればするほど,こういう状態になるはずです。

2012-04-12 01:03:30
木下秀明 @khideaki

@nomurakami その憎悪の苦しみが、真実を受け入れることで安らぎに変わっていくのではないかとも思います。どうすればそのような心の状態を作り出すことが出来るのか。ふさいでいた目を開いて、偽物を否定して真実を受け入れる方がより大きな幸せになるのだと言うことを知らせたいものです

2012-04-12 01:07:13
安冨歩(やすとみ あゆみ) @anmintei

エリート専門学校など作ったら、人間のクズを念入りに養成してしまうことになり、それ以外の人間は、劣等感に苛まれて無能になるだけだ。君子をどのように育て、見出し、支えて、社会の指導者とするか。真剣に考えなければならない。学校には、そういうことが絶対にできないことだけは、確かだ。

2012-04-12 01:13:00
木下秀明 @khideaki

@anmintei 夜間中学には、学んで知識を得たことで自分が変わっていくと言うことを身体で感じながら学習する人々がいます。学ぶことの喜びを肌で感じる人々です。優等生は一人もいませんが、彼らとともに学習することで、教師も他の生徒も、学ぶと言うことの本当の姿を知ることが出来ます。

2012-04-12 01:16:10
木下秀明 @khideaki

生きるための論語 (ちくま新書) 安冨 歩 http://t.co/OFJg11lI この本の1回目の読了が終わった。昔から学習の本質に関心があったので面白く読めたがかなり難しさを感じた。これはもう1回読まなければならないと感じる。難しいのは通説の解説の方で本論は分かりやすい。

2012-04-12 09:01:58
木下秀明 @khideaki

安冨歩さんの『生きる技法』はとても分かりやすかった。この本は安冨さんの主張だけが書かれているからだ。他の人が何を語っているかを説明しなくてもいいからだ。安冨さんの考えは、僕が以前から考えていたことに非常に近かったので、それがすぐに心にしみこんできて理解に困難を感じなかった。

2012-04-12 09:05:28
木下秀明 @khideaki

『生きる技法』は、生きることのつらさを抱えてはいても、それを他者に転嫁して恨みを晴らそうと出来ない人に光明を与える。つらさを抜け出して自信と自愛を取り戻せる。自己嫌悪から抜け出せる。しかし、他者に恨みを被せている人からは、真実を暴いたことを攻撃されるだろう。岩上安身さんのように。

2012-04-12 09:10:07
木下秀明 @khideaki

それでも『生きる技法』は何回も繰り返し読んでいる。読むたびに新たな発見を感じる。このような本はもはや古典の領域に入っているのかもしれない。その思考の深さが、常に新たな視点を教えてくれて世界を深く捉えることにつながっている。素晴らしい本だ。是非多くの人に勧めたい。

2012-04-12 09:07:19
木下秀明 @khideaki

『生きるための論語』で解説されている通説が難しいのは素直に感じるままを受け入れられないときにこじつけで解釈しようとしているからではないか。学習はその本質を理解すればこれほど楽しく人を幸せにするものはない。その気持ちに素直に安冨さんの言葉を受け取ればその『論語』こそが正しいと思える

2012-04-12 09:12:48
木下秀明 @khideaki

安冨さんの視点で深い共感を覚えるのは、学習にしても礼にしても、それを過程として捉えていることだ。固定的な記憶として捉えるのではなく、過程の中で常に成長していく姿こそが本質だと捉えている。これは僕が長年学んできた三浦つとむさんの弁証法と同じ発想だ。対立物の統一も安冨さんは語っている

2012-04-12 09:16:06
木下秀明 @khideaki

『論語』は、今までは固定的な道徳律を語っているもののように受け取っていたが、その過程を考察すると言うことや対立物を統一するという弁証法的視点で見直してみると、これほど優れたものはないと思える。優れた言説には常に弁証法的視点が見出せる。弁証法の有効性が感じられる。

2012-04-12 09:20:23