物質フロー分析からみた埋立処分場浸出水の評価-桐生市の事例-
- y_morigucci
- 2958
- 0
- 1
- 1
(kiyomiさんのどんどん進化する突っ込みに答えるスタイルが、勉強したいと思ってフォローされている方に役立っていると信じたい....)
2012-04-12 18:20:35発見!瓦礫問題、ゴミ処理問題を考える人、この人をフォローして、どんどん、質問しよう! RT @y_morigucci: 国立環境研究所「放射性物質の挙動からみた適正な廃棄物処理処分 (技術資料 第二版)」か
2012-04-12 19:07:16これまでのところ、フォロワーの皆さんが節度を持って見守って下さっていますので、質問攻めにならない範囲で、お手柔らかにお願いします。 @kaffather :どんどん、質問しよう!
2012-04-12 19:17:10質問攻めにならない範囲で、お手柔らかにお願いします。→ 過去の全発言は http://t.co/0yHmX1X6 にありますので、検索して過去に話題になっていないかどうか探していただけるとありがたいです。 @kaffather
2012-04-12 19:19:32そーゆーことです!きちんと、人として、まともに。 RT @y_morigucci: これまでのところ、フォロワーの皆さんが節度を持って見守って下さっていますので、質問攻めにならない範囲で、お手柔らかにお願いします。 @kaffather :どんどん、質問しよう!
2012-04-12 19:45:28@y_morigucci さっそくですが、群馬県桐生市の清掃センターの処分場の放流水が、1ℓあたり、10ベクレル検出されてます。年間27000t放流されています。 どう評価されますか?
2012-04-12 19:55:07これですね。明日お答えします。放流水量は問い合わせされたのでしょうか? 下水放流か河川放流かどちらかわかりますか? http://t.co/Jih7kTX3 @kaffather :群馬県桐生市の清掃センターの処分場の放流水
2012-04-12 20:37:20@y_morigucci ありがとうございます。水量は、22年度の実績だそうです。確認してませんが、河川放流ではないか、と思います。 仮定の話でOKです。ゴミの焼却灰の処分場から、1年間で27000t、2億7千万ベクレルのセシウムが、河川に放流された場合をどう評価されますか?
2012-04-12 20:45:46あー、わし、バカだな。全然大丈夫って言われるに決まってる。飲料水だって大丈夫なんだもん、10ベクレルくらい! RT@y_morigucci 仮定の話でゴミの焼却灰の処分場から、1年間で27000t、2億7千万ベクレルのセシウムが、河川に放流された場合をどう評価されますか?
2012-04-12 21:55:10ミリリットル⁉ RT @PeacePhilosophy: 「配管には燃料プールの冷却水が流れており、東電は「放射性物質濃度は1ミリリットル当たり数10ベクレル」と説明している」=1リットルあたり数万ベクレル
2012-04-13 02:24:13お待たせしました。何通かに分けてお答えします。まず、放流水濃度Cs137が10Bq/lは基準以下、総量も想定の範囲内の数字です。(続) @kaffather :ゴミの焼却灰の処分場から、1年間で.....2億7千万ベクレルのセシウムが、河川に放流された場合をどう評価されますか?
2012-04-13 07:16:17桐生市清掃Cの焼却飛灰、Cs計で昨年7月に4400Bq/kg、12月に2114Bq/kg。これからごみ中のCs137濃度を逆推定すると夏で100Bq/kg、冬で60Bq/kg程度、過去1年の平均では80Bq/kg程度かと。焼却量は年間約8万トン。(続) @kaffather
2012-04-13 07:19:49(承前)桐生市で1年間に燃やされたごみ中のCs137の総量は約60億ベクレル(有効数字1桁に四捨五入)。@kaffather さんが示された数字によれば浸出水中の年間放流量は2.7億ベクレル。但し、これが灰からの浸出なのか、昨年埋立地にフォールアウトしたものから出たかは要検討。
2012-04-13 07:23:22(承前)灰からの浸出であるとして、総量の5%が出てくることは十分ありうる。それを吸着などで処理して除去すべきかどうかは、河川を流れるCs137の総量を下げるためにどこにカネをかけるか、という問題に帰着すると考えています。(続) @kaffather
2012-04-13 07:25:10(承前) 昨日紹介した国環研の資料によれば、過去1年に収集した一般廃棄物中に含まれるCsはその地域の降下量の1%程度、つまり桐生市の地表には数千億BqのCs137が降下したと推定。これは降雨などによって河川に流れ込みます。上流からの流入もあります。(続) @kaffather
2012-04-13 07:29:25[補足訂正]数千億BqのCs137が降下したと推定→降下量の1%がごみに移行と換算しましたが、1%はごみ収集対象の市街地に対して。航空機モニタリング結果 http://t.co/Fem8P2Fr から桐生市は南北で大きな差があるが、全域ではおそらく数兆Bq。@kaffather
2012-04-13 09:37:36(承前)河川の汚染、それが行き着く海(とくに河口部)の汚染を食い止めるには、上流の森林からの流入をどう止めるかなど、数多くの難しい課題があります。それができないならせめて浸出水を処理する、という考えはあるかもしれませんが、費用のわりに効果は小さそうです。 @kaffather
2012-04-13 07:32:28(承前)連ツイ、あと1通で区切ります。今説明した、森林→河川→海という経路や、廃棄物処理のポジションについては、http://t.co/8CGhmv5n もご参考にご覧ください。桐生市の汚染度を周囲と比較するには、 http://t.co/YNB9hpls @kaffather
2012-04-13 07:40:24(承前)追伸的な補足。灰からの浸出であるとして、総量の5%が出てくることは十分ありうる→これは過去1年の話で、特措法の施行により、今後は(群馬県など対象都県であれば)8000Bq/kg以下でもより入念な措置がとられ、浸出は減ると想定しています。(了) @kaffather
2012-04-13 07:43:09