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学生:どうやってツイッターやブログを使って自分をとんがらせるというか…自分がつながりたいパートナーとつながれるようにする方法というのは?
2012-04-16 11:47:48安藤:ナンバーワンでなくてオンリーワンを目指すために、とにかく引っ掛かるキーワードを作ること。これがコツです。手広くやろうとすると、ヘタすると…何でもできるということをアピールしすぎちゃうと、何も来なくなっちゃうっていうのがあるんですよ。
2012-04-16 11:52:30安藤:(知らない人と会うのに抵抗は?に)ないなあ、全然ないです。めちゃくちゃ楽しいですよ、やっぱり。会ったことのない人とこうやってつながっていくのは。
2012-04-16 11:57:13学生:安藤さんは「フリーランスの道もあるよ」というイベントをよくやっていらっしゃると思うんですけど、そうではなくて「自分が進んでいる今乗っているレールに1回疑問を持つ」ということにフォーカスして…第一案はこんな感じです。
2012-04-16 12:34:30安藤:まず二つあって、先ほどおっしゃってた…私は別にフリーランス礼賛とかいうのは1回もしたことがなくて、流されない生き方・流されない働き方が大事だと。あと二つめは、私の方は全然ギャラにこだわってるわけじゃないけれど、無料というのはやめてほしいなというのがあって。
2012-04-16 12:41:03安藤:無料でやると当日キャンセルして来なくなったり、すごくもったいないなと思うんですよ。何かしら自分のお小遣いの中からお金を出して来てくれる人に話を聞いてもらいたい。
2012-04-16 12:44:18<ナレーション> 相手が誰であれ、思ったことは真っすぐ口にする性格。どうやら即断即決が信条のようだ。現在彼女に舞い込んでいる仕事は講演依頼が4件、新規事業のプロデュースが2件らしい。
2012-04-16 12:49:21<ナレーション> ポスト団塊ジュニアの世代が中心となり、どのようなサービスや商品を送り出すべきか考える。そんなプロジェクトにオブザーバーとして招かれた。野村不動産・リクルート・東京ガスなどが集まって、これからの住まいや暮らしについての話し合い。
2012-04-16 12:54:43<ナレーション> 専門家ではない安藤には、同世代の自由で率直な発想が求められていた。プロジェクトは2年がかり、まだまだ手探りだった。
2012-04-16 12:57:58野村不動産・刈内:(よくわからない人に依頼するのは賭けじゃないですか?に)ものすごく賭けだと思いますね。私の会社は分譲マンションを中心にやってるんですが、彼女に最初会った時に「私は家は買わない人だから」とはっきり言って下さるので、この人いいなと思いました。
2012-04-16 13:02:13<ナレーション> 1週間後、今度はミーティングの模様をインターネットで公開するという。交わされる意見を視聴者と共有するのが狙いだった。 安藤はミーティングの議題が気になっていた。「新しいライフスタイルの提案」テーマが漠然としている。 番組が始まった。
2012-04-16 13:07:35安藤:(番組内) バラエティってすごい大事だと思うんですよ。これだけライフスタイルが多様化していても、マンションってデフォルトというか昔からある設備ってそんなにかわってないですよね。たとえばサラリーマンでも何でもいいんだけど、楽器をかき鳴らす人限定のシェアハウスみたいなのとか。
2012-04-16 13:11:50安藤:(番組内) ライフスタイルのど真ん中のテーマで人を集めて、そこで何かおもしろいコミュニティとかアウトプットが生まれるやり方はないのかなと思ったんですけど、どうですかね。
2012-04-16 13:14:34<ナレーション> 放送は1時間ほどで終了。安藤の提案にリアクションが返ってくることはなかった。抽象的な議論にはひとは振り向いてくれない。誰もがイメージできるような具体的な提案をしなければ。
2012-04-16 13:18:08安藤:(終了後のミーティング)何をしたいのかもっとはっきり出してくれと。じゃないと全部ダダ漏れで、目的が何なのさってところ。こう言っちゃ失礼かもしれないけど、「なにかわからないけど、なにか集まってやっていく」というのは超会社員的発想だと私は思っちゃってて。
2012-04-16 13:23:16安藤:(終了後ミーティング)目的をきちっと決めて、何にアウトプットするか決めて、そこで話をするのが話でお金を稼いでいるプロとしての役割だと思うし。このままだと毎回ちょっと名前の知れた人を呼んで見世物っぽくやっちゃう…それって最低だと思うんですよ。
2012-04-16 13:27:09安藤:(終了後ミーティング)少なくとも絶対出たくはないし、そういうものに使われたくないっていう気持ちもあるし。こんなにいろんな人が専門家として…私もオブザーバーとして出てても、どうなのさみたいな。もうスタートしちゃったっていうわけだから、これは結構重いと思うんですよ。
2012-04-16 13:31:25安藤:関わっている人間の一人として「それはあなたの仕事でしょ」と言うつもりは全然なくて、それは超真剣ですよ、もちろん。ここで帰ることもできるんだけど、それはしたくないです。もったいないと思うんですよ。
2012-04-16 13:37:19<ナレーション> 会社員時代、「信じた道を歩め」と安藤を駆り立てたのは一冊の本だった。稀代の芸術家・岡本太郎の言葉、とりわけこんなメッセージに震えた。「安全な道をとるか危険な道をとるか、迷ったら危険な道をとる」 1980年山形に生まれ、東京に育った。
2012-04-16 13:43:19<ナレーション> 学生の頃から49カ国をを旅し、さまざまな価値観に触れた。慶応大学卒業後、集英社に就職、広告や宣伝に携わる。だが26歳でうつ病になってしまった。旅先では誰とでも言葉を交わせた安藤が、家に引きこもり半年の間休職した。
2012-04-16 13:47:47安藤:人間関係がうまくいかないのも認められないのも…もっと言ってしまうと当時の恋人ともうまくいかないのも、お金がすぐになくなっちゃうのも、健康を害してしまうのも、すべては自分の責任なんだと本当に心の底からわかったんですよ。
2012-04-16 13:55:08