So What パパタラフマラ

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小池博史 @koikehiroshi

「So What?」⑤ 絶望的な基盤の上に立っているのが私たちの世界である。よって人間の存在価値を見えにくくしてしまっている。その時代精神を描いていったのが、「So What?」すなわち「だからなんだってんだ」の章。皆が開き直り、反省もなく、自分という存在誤解の時代である。

2012-04-02 14:12:37
小池博史 @koikehiroshi

「So What?」④ 人が核を持ち、大国ほど核を持ち、自身の力を誇示する世界になってしまった。すなわち、人はすべての人間を簡単に滅ぼすことができるだけのパラドキシカルな存在になったということだ。これほどの価値転換があってたまるだろうか?

2012-04-02 14:09:16
小池博史 @koikehiroshi

「So What?」③ この章はほぼ1960年代半ばから2000年までを描いた。人間の価値観が明確に転換していった時代である。絶望と希望が入り乱れていたのはどの時代も同じだろうが、この時期ほど、人間のあり方が問われた出した時代はなかっただろう。

2012-04-02 14:09:01
小池博史 @koikehiroshi

「So What?」② 音楽家、ヴォイスパフォーマーとして中国からリューソーラが来日。ソーラとは島で一緒にやった、来日後すぐ、貪るようにパパ作品DVDを見まくっていたのが懐かしい。この時は私が美術を担当したが、「WD」のときの「So What?」では会田誠が担当した。

2012-04-02 14:08:33
小池博史 @koikehiroshi

第三十回作品「So What?」① 2001年9月森下スタジオにて上演 この作品もまた感慨深い。実施したのは、ちょうど9.11の直後に当たる。9.11前にNYCからジョシュフォックスが来る予定だったのが、当然、来れない。強いショックが響いた。

2012-04-02 14:05:28