界線・句読点・鍵括弧・長音符・濁点……の歴史

日本語を読みやすくするための様々な工夫。活字印刷以前・以後を問わず、興味の対象は尽きません。今後の研究課題となりうる問題を指摘した様々なツイートをまとめてみました。 「『書き文字から印刷文字へ』の構想」 (http://togetter.com/li/279799) の続編のつもりでしたが、むしろ内容的には「戦前の小書き仮名の表記・組版」(http://togetter.com/li/279797) の続きです。
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小形克宏 @ogwata

@2SC1815J なるほど。章句の前だろうが後だろうが、そのようなことは意識せず、ただ区切りの符号が必要だから挿入した、そんな印象ですね。その意味で、〈句読点は章句の「最後」につくものである〉という意識は、感じられません。

2012-04-23 23:56:47
小形克宏 @ogwata

@2SC1815J たしかに、我々が無意識のうちに抱くような、〈句読点は章句の「最後」につくものである〉という意識は、印刷を前提とした意識と思えます。これは実際の例を見なければ理解できませんでした。感謝。

2012-04-23 23:59:08
2SC1815J @2SC1815J

@ogwata こちらこそ、新しい視点をありがとうございました。大熊智子「引用符を用いた会話文表記の成立」の方はいかがでしたか。

2012-04-24 09:20:02
小形克宏 @ogwata

@2SC1815J ごめんなさい、見逃していました。大熊智子「引用符を用いた会話文表記の成立」の件、先行研究の参照や論証の過程は言うことないのですが、なぜか肝心の「会話文に用いられる鈎括弧(乙)」の図版が掲載されておらず、その存在が立証できてないのですよ。

2012-04-27 01:44:13
2SC1815J @2SC1815J

@ogwata 会話文の冒頭を示すのに庵点を用いた例はよく見られるので図版省略したのかもしれませんね。例えば『道中膝栗毛』 http://t.co/linmrp7W http://t.co/TJuangA6 。『春色梅暦』 http://t.co/OGDhdzVg は過渡期の例。

2012-04-27 02:38:53
2SC1815J @2SC1815J

@2SC1815J @ogwata なお、1802年『道中膝栗毛』 http://t.co/K0mJ7Yax では会話文の冒頭を示すのに庵点を用いていますが、少し遡って1770年『遊子方言』 http://t.co/bHBj3CTc では違うスタイルです。

2012-04-27 03:45:53
2SC1815J @2SC1815J

@2SC1815J @ogwata 1798年『傾城買二筋道』でも、めりやす(音楽)部分の冒頭は庵点 http://t.co/U4tGy0sh 、話者表示は『遊子方言』と同じく囲み罫 http://t.co/xMXVIvXD 。膝栗毛との用法の違いはジャンルの違いか時代の違いか。

2012-04-27 03:50:50
小形克宏 @ogwata

@2SC1815J ええ、ぼくもよく見られるので省略したのだと思いました。でも、論文というものは、論述に関しては自己完結性が求められるものなので、主題にしている以上、いくらよく見られるものでもその存在を示すべきだと思いました。

2012-04-27 21:05:46
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