10周年のSPコンテンツ!

エヴァンゲリオンとガンダムにおける物語上の動線

ここでいう動線とは、キャラが物語のなかでとる行動の流れのこと。 そのための理由付け、もっともらしさ。 それがしっかりしていると、「そういうことならそういう行動を取るのもよく分かる」とキャラに共感できる。 そうでない場合は、キャラが物語りを進めるための人形と化し、「なんでこいつこんなことするんだ?」と共感もできない。
アニメ
6
迂闊十臓⋈@『Aquilaよしよし同盟』 @ukatujyu
エバ一話の「にげちゃだめだ」のシンジ君はアンノ監督の「俺はアムロになれない!」ってとこからのキャラ作りです。で、アムロになれないシンジ君をどうやってエバに乗せるかで、点滴と包帯のレイを見せて「女の子がこんなに傷ついてるのにまたエバ乗せたらお前は真の外道」ってのを見てる側に見せて
迂闊十臓⋈@『Aquilaよしよし同盟』 @ukatujyu
なっとくさせている。 あれだけ見せられたらいくらなんでもシンジ君も乗っちゃうよね。 あとは主人公でヒーローなのだから、徐々にヒーローカードを見せていけばOKだったけど、あの一話のインパクトが大きすぎてシンジ君がもっと別な方向に振ったのは分かる気がする。
企画屋@川村(ナラティブ番長) @yas_kawamura
@ukatujyu その展開、100%シンジくんに罪が無いんすよね。あれはムカついた。恣意的すぎて。
企画屋@川村(ナラティブ番長) @yas_kawamura
アムロ→自分の生活拠点をザクに破壊される(自宅破壊、生活拠点破壊される) シンジ→「ようこそネルフへ」なんていうパンフを握らされ、ほったらかされていた父親に呼び出されて観光気分でやってきた街が破壊される(街に思い入れなし、知人なし、父親に会いたいだけ)
迂闊十臓⋈@『Aquilaよしよし同盟』 @ukatujyu
@yas_kawamura  あのシーンでシンジ君よりレイの方にそのあといろいろと皆が流れたのは、作っている側は「おおお、ここにも食いついたか!」って感じだったのではないかなぁとおもいます。
企画屋@川村(ナラティブ番長) @yas_kawamura
アムロ→お父さん兵器の開発者だけど住民と息子に興味なし→俺にも民間人にも興味なしかよ! シンジ→お父さん開発側だけど息子に興味なし→なんだよ息子に会いたいんじゃ無くて俺のこと利用したいだけかよ! ここは近いが、シンジには街も人もここに守るものは無い。
企画屋@川村(ナラティブ番長) @yas_kawamura
アムロ→このままここに居たらみんな(自分と彼女と近所の住民)死ぬから(父親も適当だし)軍艦に乗れるよう言ってくる シンジ→まったく知らない土地、人、無責任な父親、正義感の発揮場所は無い。
企画屋@川村(ナラティブ番長) @yas_kawamura
アムロ→彼女の家族がザクとの戦闘で眼前で爆死、泣き叫ぶ彼女、怒りと復讐心が頂点に シンジ→父親に利用され、ミサトは突然手のひらを返したように「あなたは必要の無い人間なのよ」、トドメには自分に縁もゆかりも無い満身創痍の女の子が連れてこられて「お前が乗らなきゃこいつを乗せる」と恫喝。
企画屋@川村(ナラティブ番長) @yas_kawamura
アムロの場合はアムロのガンダムに乗る自然な感情に対して「こうなったら乗らなきゃ男じゃ無いぜ!」と同情的な感情になる(だめ押しでうっかりV作戦のマニュアルをオタクのアムロが拾ってしまう)が、シンジはやけくそな感情で恫喝されて無理矢理乗るに過ぎないからまったくヒロイックにならない。
迂闊十臓⋈@『Aquilaよしよし同盟』 @ukatujyu
@yas_kawamura  シンジを追い詰めすぎで乗るきっかけの動機をこねくり回した結果があのTV版の一話だったと思います。まぁそこにシンパシィを感じている人も多くいたことも確かですが。
企画屋@川村(ナラティブ番長) @yas_kawamura
@ukatujyu 書き途中だったのであれですが、この話については後に庵野監督もスキゾのインタビューで失敗したと語っていますね。俺は貞本さんの漫画はこの辺に気づいていて、ちゃんと修正してシンジくんの気持ちを自然にエヴァに乗るようコントロールしているのでアニメよりはだいぶ好きです。
企画屋@川村(ナラティブ番長) @yas_kawamura
だいたい、綾波がもうひどすぎる。あんなの乗っけたら死んじゃうよって言う「見ず知らずの死にかけ女の子」を乗せるぞって人質とって脅すのと、幼なじみの女の子の家族が無残に死んで、女の子も死ぬかもしれない、この野郎って言う展開とは雲泥の差がある。
企画屋@川村(ナラティブ番長) @yas_kawamura
あれは演出として単純に駅のシーンあたりで綾波にすれ違わせるだけでもだいぶ違った。身体の状態から考えるとそういうわけにもいかないけど、うまく時間調整するか、最悪幻影で見せれば、母さんにどこか面差しが似ている傷だらけの少女、というなれそめを経てからのストレッチャー越しの再会に出来た。
企画屋@川村(ナラティブ番長) @yas_kawamura
漫画はその辺、やっていたように思ったけど、やってなかったかな・・・
たにみちの@BA-KU @taninon
@yas_kawamura 漫画ではやってるというか元々のシナリオプランではそうだったとか。「冒頭の使途に襲われてるところをエヴァに助けられる=そのパイロットが綾波」っていう。
企画屋@川村(ナラティブ番長) @yas_kawamura
@ukatujyu ガンダムの第一話は本当に素晴らしい動線なのですが、こねくり回してやらかしましたね。その通りです。あれにシンパシィを感じるとしたら、画的な演出だけですね。綾波のたたずまい、父の裏切り。それはやっぱり良いですよ。庵野監督は。でも中身は全く共感できない。
企画屋@川村(ナラティブ番長) @yas_kawamura
@taninon まあ、ふつうの感覚ならそうするでしょうな。あと、あんなだまし討ちにはしない。自分にとって全く奪われる物が無いんだもの、あの状況なら中学生が大人が戦ってよと思うのはもう仕方ない。アムロとは全く違う。サイド7は大人も機能してないし。
企画屋@川村(ナラティブ番長) @yas_kawamura
最後まで読んでないからあれだけど、貞本版に準拠して作ったらいいと思う。貞本さんはふつうの人間の感覚なので。でもたぶん、ふつうになったら嫌な人も居るんだろうなあ・・・
迂闊十臓⋈@『Aquilaよしよし同盟』 @ukatujyu
@yas_kawamura  ストーリーで言うと、「逃げちゃダメだ」の台詞は唐突にでます。 え、シンジ君なにを逃げていたの?みたいなw わからない?よ 
企画屋@川村(ナラティブ番長) @yas_kawamura
@ukatujyu 逃げちゃダメだ、はお父さんから逃げる=社会から逃げる、という意味合いにしたいという意図は伝わってきましたよ。でも呪文みたいに唱えても、意味は無いですけれど。
企画屋@川村(ナラティブ番長) @yas_kawamura
ちなみにこのエヴァの話はゲームのシナリオ作る人は真剣に教訓にして欲しい。「ユーザーの少年少女がいかにゲームの世界へシンクロするか」の動線作りって凄く重要なんだけど、そこのビリーバブルを全く考えないで話書く人が結構居る。「生まれつき強いから」「主人公ですからw」「運命だから」って。
企画屋@川村(ナラティブ番長) @yas_kawamura
そんなんダメだよ。全然話が頭に入ってこない。そもそも画的に「なんでこんなオカマ美少年が身の丈を越える大剣を振り回して怪物に勝てるんだ」という所から入っていけないんだから、せめて筋立てでそこをフォローしないと。白い悪魔に15歳を乗せるには理由がいるよ。ここが一番の腕の見せ所。
企画屋@川村(ナラティブ番長) @yas_kawamura
富野監督は計算が秀逸で、ちゃんと「なぜ15歳がガンダムに乗り続けるの?」という疑問をていねいに潰してゆく。しかもその見る側のための疑問潰しを「主人公の成長物語」として見せるんだから納得度がとても高い。
企画屋@川村(ナラティブ番長) @yas_kawamura
まずコロニー全滅、大人壊滅、ガンダムで武勲を立てた→じゃあ軍事基地に逃げ込んだらもういいんじゃね?→ジャブローも疲弊しててそんな新造戦艦動かせねえから本部へ自力で行って→無茶いいよるこいつらと不満→シャアのせいでなかなか本部にたどり着けん→こんなんノイローゼになるだろ→なった
OGATA Kaoru @kaoru
@yas_kawamura シャアはあの当時20歳だが、その辺はどうなんだろうね。20歳だからもう大人だろ?みたいな感じだったのかな。
残りを読む(45)

コメント

コメントがまだありません。感想を最初に伝えてみませんか?

ログインして広告を非表示にする
ログインして広告を非表示にする