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若林稔弥 ToshiyaWakabayashi @sankakujougi
昨日していた「どうしたら話が盛り上がるんだ?」という話の説明がなんとなくまとまったので、これからしてみようと思う。
若林稔弥 ToshiyaWakabayashi @sankakujougi
また新人のくせにわかったようなことを言うと思いますが、どうぞお付き合い下さい。また、「俺の考えた方法の方がジャスティス!」という方がいましたら、ご意見お待ちしてます。
若林稔弥 ToshiyaWakabayashi @sankakujougi
(1)【話を盛り上げるには】漫画を描くうえでなんとなく意識するであろう「盛り上がり」。新人さんは話を盛り上げるのに苦労した経験があるんじゃないでしょうか。僕はありました。今回は「何をどうすれば盛り上がるのか」について僕の考えを話そうと思います。
若林稔弥 ToshiyaWakabayashi @sankakujougi
(2)もちろん話の盛り上げ方なんて人それぞれですし、問題の解決策はそれぞれ違うので、他人の考え方を批判するつもりはありません。あくまで「僕はこう考えたら上手くいったんだけど、どうだろう?」くらいの話です。
若林稔弥 ToshiyaWakabayashi @sankakujougi
(3)ただし今回は起承転結とか構成みたいな話は抜きにして話します。決して関係無い話では無いと思いますけど、この辺の話と「盛り上がり」を一緒に考えると、今回の話の主旨から少し外れてしまうからです。あくまで「何をどうすると話が盛り上がるか」の話をしたいと思います。
若林稔弥 ToshiyaWakabayashi @sankakujougi
(4)まず話を「盛り上げる」とはどういうことでしょうか。どんどん楽しいことをしていけば自然と盛り上がりそうなものですが、実際には、最終的に何がしたいのかわからなくなったり、表面的には盛り上がって見えるものの、読者はそうでもなかったりすることがあります。
若林稔弥 ToshiyaWakabayashi @sankakujougi
(5)僕はおそらく、「話が盛り上がる」とはすなわち「キャラの感情が高ぶる」であり、キャラの感情が高ぶると、そのキャラに共感してる読者の気分も上がる、のだと考えています。ここで注意することは「共感できる要素」を明確にすることです。
若林稔弥 ToshiyaWakabayashi @sankakujougi
(6)ちなみに「共感」とは、別に「同じ経験したことがあるからわかる」ということではありません。「このキャラを見てると、こっちまで同じ気分になってくる」みたいな意味合いです。感情移入とも言えるかもしれません。
若林稔弥 ToshiyaWakabayashi @sankakujougi
(7)例えば、主人公はちょっとあわてんぼうな女の子で、好きな人に告白するため相手を屋上に呼び出したけど、なかなか言いたいことが言えなくてあわてちゃう。という話があるとします。
若林稔弥 ToshiyaWakabayashi @sankakujougi
(8)緊張で言おうと思ってた台詞を忘れたり、台詞が言えない時のために用意したラブレターは空だったり、相手も用事があるとかで早く要件を言えと急かされたり…。とにかく主人公の感情は「焦り」として高まっていきます。
若林稔弥 ToshiyaWakabayashi @sankakujougi
(9)ここでそのキャラがどんな奴で、何が目的で、どうしたいのか…等が共感できるように説明されてれば、感情の高ぶりで話を盛り上げることができます。逆に共感できないと、キャラの感情の高ぶりで話を盛り上げることはできません。
若林稔弥 ToshiyaWakabayashi @sankakujougi
(10)注意することは最後までキャラの感情の高ぶる方向を変えないことです。焦っているならどんどん焦らせ、怒っているならどんどん怒らせます。途中で感情の方向を変えてしまうと、今までの感情の高ぶり(盛り上がり)が止まってしまうからです。
若林稔弥 ToshiyaWakabayashi @sankakujougi
(11)以上「キャラの感情を高ぶらせると、共感する読者の感情も高ぶり、結果話が盛り上がる。」という話でした。もちろんこれは、話を盛り上げるための方法の一つで、漫画によって当てはまらなかったりすると思います。
若林稔弥 ToshiyaWakabayashi @sankakujougi
(12)ただし「何をどう盛り上げるのか」を明確に意識しないと、盛り上がるものも盛り上がらないと僕は思います。自分の漫画がいまいち盛り上がらないという人は、この辺を意識してみてはどうでしょうか。
若林稔弥 ToshiyaWakabayashi @sankakujougi
一度に話せることはこれが精一杯。「じゃあどうしたら共感してもらえるの?」みたいな話もしたいけど、それはまた今度がいいです。
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