「あなたのため」と、人に「よいこと」を押しつける人

@p_moonさんの連続ツイートをとぅぎゃりました。
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Aiko Ohosato @p_moon

意見を丸呑みするような形で「従う」をやる人は、結局のところ「従ってない」ことがけっこうある。(実感)

2012-04-24 15:42:34
Aiko Ohosato @p_moon

「意見に従って」いるのではなく、「意見に従っている自分を見せてつけている」。それは意見の大元である本意を理解しようとせず、誤ったところで適用し、失敗すること、成長しないことを通して「あなたの意見は間違っている」を証明しようとする体の癖だ。

2012-04-24 15:46:34
Aiko Ohosato @p_moon

パワーゲームを仕掛ける人は、人を人だと思っていない。自分だけが人であり、自分だけが正しいと思ってる。彼らは、巨大なリカちゃんハウスに住んでいる。そこで、人間は自分だけだ。だから他人の分まで自分が考え、他人の行動を自分が決め、他人の責任を横取りする。

2012-04-24 16:16:29
Aiko Ohosato @p_moon

口では「あなたのため」「みんなのため」と言いはするが、その「あなた」や「みんな」が存在するのは、その人が考える筋書きの上。自分の筋書き以外のものがあるとは考えられない。認められない。そういうものがあっては困るのだ。

2012-04-24 16:19:49
Aiko Ohosato @p_moon

なぜなら、自分以外の人が書いた筋書きの中では、自分が主人公になることができないから。承認され、賞賛を集め、影響力を行使する。それがやりたいことであって、それができている間なら「自分は存在してもよい」と思ってる。条件付きの自己承認が、you are NOT okを求めるわけだ。

2012-04-24 16:25:55
Aiko Ohosato @p_moon

だから彼らが最も嫌うのは、自分が脇役の座に落ちたと感じること。自分の筋書きにない時間帯に太陽が昇ったりすることがないよう、朝早くから起きて、太陽をえいやともち上げる(笑) というのは比喩で、実際にはくるくると身を粉にしてよく働く。よく動く。有能で、優秀で、明るく、強い。

2012-04-24 16:31:40
Aiko Ohosato @p_moon

そして、自分の筋書きにないところで「よいこと」が起こるのを怖れている。不幸と書いたら、不幸でなければ困るのだ。たとえばその人が(そんなやり方は好きではない)と思っていることをする人がいたら、彼らは相手の不幸を予想する。繰り返しイメージする。まるで呪詛のように。

2012-04-24 16:40:46
Aiko Ohosato @p_moon

言い換えると「よいこと」は、すべて自分の支配下、影響下で起きることを望んでいる。だから、何が「よいこと」なのかわからないとき、この人たちは突如冷淡になる。「知らない」「わかんない」「関係ない」を連発し、逃げ出そうとする。

2012-04-24 16:50:04
Aiko Ohosato @p_moon

自分の筋書き外に「よいこと」が実際に起きてしまったときには、その「よいこと」を「よい」として受け入れることを是としない。「ありがとう」ではなく「申し訳ない」と言う。そして、どうだったら自分がその「よいこと」の立役者になれたかを考えて自分を責め、実際に働いた人を恨む理由を探し始める

2012-04-24 16:57:19
Aiko Ohosato @p_moon

このようにして、自分がすべての「よいこと」の源泉に座り込もうとする衝動/「よくない(かもしれない)こと」と一切無関係でいようとする衝動 をもって子どもと接するとき、それは【甘やかし】となり【押しつけ】となるように思う。

2012-04-24 17:07:44
Aiko Ohosato @p_moon

彼らは子どもの自立を望んでいないからだ。自分の書いた筋書きから出て行かせないし、出ていこうとする者を許さない。・・なぜなら、脇役なしに主役は存在できないから。そしてこのように自分が存在するために、他人という媒体を必要とし、存在意義を他人に寄生するやり方を、共依存、と言うらしい。

2012-04-24 17:22:58