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邦訳「LLW管理から学ぶ教訓」を読む。

LLW=Low Level radioactive Wasteの略です。カナダオンタリオ州で長年にわたって低レベル放射性廃棄物の処分場の建設をめぐる市民と行政を巻き込んだ、コミュニティの対話が試みられているようです。 他国の話しのようで、読み進むと日本の今の瓦礫広域処理や廃棄物処理場の建設問題とも重なる話題が書かれております。 リスク・コミュニケーション、パブリック・アクセプタンス、パブリック・インボルメントという言葉の意味するところ、そして貴重な前例に僕達が学ぶ点は多いのでは。 続きを読む
環境
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眠れないときはややこしい文章を読むに限る
@gmax_jp
このサイト、廃棄物問題。特に放射性廃棄物に関心ある方に推奨→ 株式会社スリー・アール http://t.co/MI2jUxJY
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これ、あれこれ示唆深い資料だ。 RadWasteSolutions2003/11-12 http://t.co/bGUvDvON 邦訳「LLW 管理から得た教訓」カナダでの事例
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「オンタリオ州トロントの東に隣接するオンタリオ湖北岸の小さな町であるポートホープが挙げられる。そこでは、1930年代以来、地元のラジウム精製施設で発生したLLWを受け入れてきた。その廃棄物は、町内のいくつかのサイトにある池、谷間、空地などに置かれている」(E-1)
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「いずれのサイトも、現在の基準から見て管理がずさんであり、地元住民が立ち入ることができ、レクリエーションのために定常的に使用されている。」(E-1)
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「政府は、この廃棄物問題を解決しようとして、長年にわたり何百万ドルをも費やし、その過程でさまざまな方策と計画を用い、さまざまな専門家に諮問してきた。25年以上を経た今日でも、種々の政府機関、地元のウラン産業、および住民の間で合意が得られていない。」(E-2)
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「地域社会が特に懸念しているのは、電離放射線と廃棄物中の重金属による健康影響、浸出液と地上への放出に よる環境汚染、および住民の生活様式、生計、資産価値に与える損害である。」(E-2)
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「持続可能性、リスク、リスク伝達、社会的信用などの、いくつかの重要な用語を定義することが、議論を進めるうえで有用である。」(E-2)
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「(持続可能性)社会的側面では、提案されたエネルギー源およびプロセスについて社会的受容を得る必要があり、それは効力のある政治組織に依存する。民主社会では、これに公衆が参加し、諮問、伝達、および総意形成を含む有効な意思決定プロセスが必要である」(E-2)
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「(持続可能性)社会的問題と技術的問題はともに重要であるが、原子力産業界はこれまで、技術的な持続可能性の問題の解決により力を入れてきた。それに対し、社会的な持続可能性の問題は、あまり研究されてこなかった。」(E-2)
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「(リスク)特に、放射線に被ばくした人々や被ばくの可能性を恐れる人々にとっては、客観的リスク(リスク評価の方法論によって定量評価されたリスク)よりも重要と考えられる。したがって、公衆の反対に関する議論では、知覚リスクがより重要である。」(E-2)
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「リスク伝達は、認知心理学の観点から1980年代に出現した実務者ベースの分野であり、特に環境リスクを伴う提案に関連して、公衆の反対とその根源について多くの洞察を提供した。そのような根源の1つは、社会的信用の欠如である。」(E-2)
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社会的信用は、個人間の信用を内包し、さまざまな社会にわたる政府、公的機関、企業、および権力エリートに対する公衆の信用水準へと幅広く拡張され、社会的信用水準と民主的な意思決定プロセスの機能との関係にかかわる」(E-2)
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「リスク教育と明快な伝 達を通じて、科学および科学的リスク評価法に関する公衆の無知を解消できれば、専門家と一般人との間のリスク認識のギャップを埋めることができると広く信じられていた。しかし残念ながら、公衆はこのような努力を否定的な目で見た。」(E-2)
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「それは主として、公衆のリスク認識 を軽視もしくは軽べつし、公衆の懸念に取り組まなかったことによる。」(E-2)以上は1980年代の試みについての概観。欠如モデルベースのフレームワークは役に立たないということ。
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その後の枠組みでは、公衆の反対を解釈するうえで、意思決定プロセスの限界に関心が向けられた。立地プロセスにおけるより敏感で開かれた公衆の参加を促進し、共同で意思決定を行うことに多くの努力が払われた。」(E-3)
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「この枠組みは、公衆の反対は、意思決定プロセスに対する公衆の不満によって生じるという見方を反映したものであるが、特定の家族や地域社会にとって脅威となる個人的なリスクは適切に考慮・管理されなかった。」(E-3) PIの段階へ移行したが、これも失敗に終わる。
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「(第二の枠組みの適用)LLW施設の受け入れに関心があると表明する地域社会の自主的参加、影響を相殺するための補償、プロセス全体を通じた問題解決と意思決定への地域社会の関与、および技術・管理オプションを地域社会が選択する権利が含まれる。」(E-3)
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適切な信用がなければ、最善の目的を持った計画と立案でも失敗するかもしれない。この社会的信用の観点は、過去数十年間に北米が悩まされた、技術災害の管理をめぐる両極的で手に負えない論争の背後に、社会的信用の欠如があることを示す理論的および経験的な研究によって支持される。」(E-3)
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「第一に、不信と信用は非常に複雑な概念であることが示された。実際、カナダ連邦政府とその専門顧問などが当初考えたより、ずっと複雑で扱いが難しかった。」(E-3)
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「第二に、先に示された結論が確認された。すなわち、立地プロセスを改善するための誠心の努力にもかかわらず、立地を受け入れる地域社会における不信に効果的に対処できなければ、やはりプロセスが失敗に終わるかもしれないということである。」(E-3)
@gmax_jp
どこぞのリスコミ研究論文よりよほど実のあること書いてますがな…これ専門分野とはいえ雑誌ですよ。
@gmax_jp
信用を培うのは難しく時間がかかるが、信用が失われるのは非常に速いので、このような支援組織の失敗によって引き起こされた公衆の不信は、プロセス自体および将来のプロセスにとって深刻な打撃となる。」(E-4)
@gmax_jp
「信用喪失の累積に寄与したと思われるのは(中略)無駄で馬鹿げているとポートホープの住民が考えたいくつかの措置である。それには、ポートホープの廃棄物を、受け入れ候補サイトとして名乗り出たオンタリオ州北部の僻地にある地域社会に輸送するために予定された(無駄な額の)金」(E-4)
@gmax_jp
域処理にかかる処理受け入れ自治体への輸送費が無駄、というのとかぶ
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