2012年4月25日 厚生労働省 『食品に関するリスクコミュニケーション~食品中の放射性物質対策に関する説明会~』横浜会場実況まとめ
#radio_hama 尚、本日の詳細についてはこちらです。『 食品に関するリスクコミュニケーション~食品中の放射性物質対策に関する説明会~を開催します 厚生労働省』 http://t.co/JmpfGmMa
2012-04-25 13:23:01#radio_hama まもなく1330より厚生労働省の「食品中の放射性物質に対策に関する説明会」始まります。現在事務方からの案内中。報道席以外は既に8割ほど埋まってます。
2012-04-25 13:26:36#radio_hama 配布資料は4点。『健康影響について』『新たな基準値について』『農業生産現場での対応について』『”信頼”の構築』というタイトル。
2012-04-25 13:27:52#radio_hama 全体の流れは15時まで内閣府厚労省農水省からの説明。休憩後は東京医療保健大学の日比野氏をコーデイネーターに農業関係者も加えたディスカッションと意見交換。
2012-04-25 13:28:59#radio_hama 司会「只今から説明会を開催致します。本日のリスクコミュニケーションの説明会が具体的な消費行動の契機になることを期待申し上げます」
2012-04-25 13:31:44#radio_hama 食安委熊谷氏「まずは放射性物質についての基礎知識をおさらい。放射線とは物質透過する高速の粒子、エネルギーの電磁波。αβ線などあるがそれぞれ力が異なる。人体影響の単位は煩わしいが、今日は放射能の強さベクレル、人体影響レベルのシーベルトを利用します」
2012-04-25 13:37:15#radio_hama 食安委熊谷氏「ベクレルとシーベルトの換算をするのが実効線量係数。これは例えば1kg100Bqのセシウム137を含む食品1kgの人体影響の程度を計算すると、成人では実効線量係数をかけると0.0013mSvとなる。」
2012-04-25 13:38:38#radio_hama 食安委熊谷氏「これらの実効線量係数、放射性物質の種類や摂取経路、更には年齢ごとに国際放射線防護委員会ICRPによって設定されている。」
2012-04-25 13:39:53#radio_hama 食安委熊谷氏「放射性物質の減衰。体内の放射性物質は排泄などで減少する。物理学的な半減期つまり物質そのものの崩壊によるもの、また生物学的なものつまり排出による減少の二通りの減少がある」
2012-04-25 13:41:45#radio_hama 食安委熊谷氏「また内部被曝も外部被曝も評価自体は同様にされる。影響自体は同等とされる。その上で内部被曝では被曝の継続が考慮される仕組み。」
2012-04-25 13:43:26#radio_hama 食安委熊谷氏「元々自然に存在する自然放射線、日本人では1.5mSv/yが平均。宇宙線や地面や大気中のラドン、そして食品からの影響を受ける。食品はカリウム40などから受け、0.41mSv程度とされている。国内でも0.4mSv程度の地域差がある」
2012-04-25 13:44:44#radio_hama 食安委熊谷氏「健康影響に種類。比較的高い線量を受けた際の脱毛や不妊などの影響、これは確定的影響とされ、急性の大量被曝時に起きるものだが、男性3500mSv、女性2500mSvを一度の被曝で不妊になるとされる」
2012-04-25 13:46:14#radio_hama 食安委熊谷氏「食品健康影響評価について。食品安全委員会では健康影響評価を厚労省からの依頼で実施。いわゆるリスク管理機関、評価機関。私らは科学的知見から客観的な健康影響評価を実施するのが役割り、そのリスク評価等から政策立案を行うことになる」
2012-04-25 13:47:40#radio_hama 食安委熊谷氏「今回ん放射性物質については、昨年3月17日に厚労省の暫定規制値設定の評価の依頼を受けた。その上で緊急時の対応として安全側であるという評価を厚労省に通知し、その結果から暫定規制値の維持が決定」
2012-04-25 13:48:42#radio_hama 食安委熊谷氏「最終的に10月27日の評価結果取りまとめに基づいて、新たな基準値が設定されたという段取り。このプロセスに於いては20名のWG、国内外の放射線影響の文献を入手しうる限り集め精査の上で被曝線量の推定の信頼性などを検討」
2012-04-25 13:49:52#radio_hama 食安委熊谷氏「ここでは、内部被曝のデータが非常に少なく、結果的には外部被曝を含んだ疫学的なデータから検討を実施」
2012-04-25 13:50:18#radio_hama 食安委熊谷氏「また高線量域でのデータを低線量に当てはめたモデルは提示されているが、実際の被曝で評価を行う流れになった」
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