編集可能
2012年4月26日

チェルノブイリの教訓を活かす

チェルノブイリ原発事故後の調査によって、新たに得られた知見が福島原発事故の対応に活かすには、というような指摘です。
1

関連まとめ

まとめ f_zebraさんによる橋下市長への提言 もっと早くまとめたかったんだけど、遅くなってしまいました。 橋下市長へ、届いたかしら。 1223 pv 6 1

Flying Zebra @f_zebra

26年前の今日、1986年4月26日はウクライナ共和国のチェルノブイリ4号機で人類史上最悪の原子力事故が起きた日です。大きな社会問題の例に漏れず、時間が経つほど世間の関心は薄れるため、当初の必ずしも正しくない情報がいつまでも訂正されずに残っていることがあります。

2012-04-26 12:30:05
Flying Zebra @f_zebra

地理的に離れていて影響の少なかった日本やアメリカと異なり、ヨーロッパでは高い関心が続いたため、事故から10年、20年を経て明らかになった新たな知見などが比較的正しく更新されているように思います。

2012-04-26 12:30:25
Flying Zebra @f_zebra

日本では、自らが当事者である原爆被害については比較的知識の更新がなされているものの、チェルノブイリについては20年前からほとんど更新されていない古い(多くの場合誤った)情報が、福島事故で再び脚光を浴びて検証されないまま流布されているという残念な現実があります。

2012-04-26 12:31:40
Flying Zebra @f_zebra

当初ソ連政府が情報開示に消極的であったことと、当時の技術的な限界から事故直後の周辺住民の被曝状況などは分かっていないことが多いのも事実ですが、多くの機関による継続的な調査によって、当初は分からなかったものが後から明らかになったこともたくさんあります。

2012-04-26 12:32:04
Flying Zebra @f_zebra

事故から20年目の2006年に、IAEAやWHOなど関連する主だった国際機関が共同で健康と環境に分けてチェルノブイリの事故影響についての報告書を発行しています。現在のところ、多くの専門家に支持された、最も信頼のおける報告と言えるでしょう。

2012-04-26 12:32:47
Flying Zebra @f_zebra

この報告は、福島事故への対処でも大いに役立ちそうな教訓が多く含まれているにもかかわらず、残念ながら十分に活用されているとは言い難い状況です。長崎大(現在は福島医大)の山下教授は正にチェルノブイリの教訓を活かすべく活動していますが、正当に評価されず、大きく誤解されています。

2012-04-26 12:33:47
Flying Zebra @f_zebra

例えば、低線量放射線被曝による遺伝的影響がないことは原爆被害者の調査からも既に明らかですが、チェルノブイリでも再確認されています。チェルノブイリでは周辺住民の教育レベルが高くはなく、当局の情報伝達も拙かったため、不必要な妊娠中絶で多くの命が奪われました。

2012-04-26 12:34:11
Flying Zebra @f_zebra

現在の日本で、ちゃんとした教育を受けているはずの人達が福島事故による遺伝的影響を恐れるのは純粋に勉強不足であり、特に当事者ではない第三者がいたずらに不安を煽るのは許されざる暴力行為です。

2012-04-26 12:36:33
Flying Zebra @f_zebra

日本での遺伝的影響への誤解はgeneに「遺伝子」という訳語を当てていることも寄与している気がします。「遺伝子」に傷が付けば次世代への「遺伝」に影響する、というのは連想ゲームとしてはあながち的外れでもないでしょう。実際の遺伝は連想ゲームよりも遙かに複雑ですが。

2012-04-26 12:37:23
Flying Zebra @f_zebra

4月26日にちなんでチェルノブイリ原発事故について色々書きましたが、私がこの日付をはっきりと記憶しているのは、この日が自分の誕生日であるという極めて個人的な理由によるものだったりします。また1つ歳食っちまったぜ。

2012-04-26 12:38:12

コメント

コメントがまだありません。感想を最初に伝えてみませんか?