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2010年6月15日

「オーダーメイド新書ビジネス」という考え

@tricken さんのつぶやきから端を発した「オーダーメイド新書ビジネス」という考えについて、さらに考えるために。
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tricken/ファンク売りの鳥 @tricken

一ヵ月で1本の論文を、研究者としてでなく、社会に生きてるヒトの関心に基づいて、大学図書館とかフルスペックで使える状態でやるという場合。もし、自分なら、一口15万円からなら引き受けちゃうと思う。貧乏に苦しんだ結果の感覚的発言。

2010-06-15 08:16:44
tricken/ファンク売りの鳥 @tricken

ちょい考える:「公開してオッケー」なことをして、オープンな作業として引き受ける。非公開にする(省庁向けの報告書とか、そう)オプションだと、倍額。研究者が役に立つことの社会的なアピールでもあるので、大学に学費を支払いながら食える額(日本なら、月あたり15万円)以上儲けてはいけない。

2010-06-15 08:23:34
tricken/ファンク売りの鳥 @tricken

これに事務方とか渉外とか会計とか、マネジメントの基礎部分が纏わりつくから、それを極限までマイクロ化する。まとまった文は、基本全文公開。ただしマーカ引いて読みつぶすPDFファイルや単行本は、有料。閲覧がタダで使用に付加価値をつける、という位がバランスいいと思う、

2010-06-15 08:27:21
tricken/ファンク売りの鳥 @tricken

研究者はメインの研究でも成果出す必要あるから、時間コストの方が大事。「非アカデミシャンからお金を貰う」だけなら、総研のマスプロダクトに勝てない。でも、個人の要望に合わせたオーダーメイドな論文やマニュアルなら、得意分野に近いほど容易に仕上げられる可能性がある。

2010-06-15 08:30:07
tricken/ファンク売りの鳥 @tricken

一方、金儲けするなら茂木さんみたいなのが一番適切なんですね。あれは個人でやるマスプロ文化人。でもセグメントがイマイチだから、金儲けに比して実効が薄い。それじゃ意味がない。

2010-06-15 08:32:28
tricken/ファンク売りの鳥 @tricken

自分は茂木さんみたいに、四億儲けたりすることに幸福を感じない。というのは、そこに「やりたい研究をする時間を確保する」というべつの幸福との強烈なトレードオフが発生してるから。金銭報酬には、収穫低減がある。でもだいたいの研究者は、収穫する以前の維持コストで泣いている。

2010-06-15 08:37:20
tricken/ファンク売りの鳥 @tricken

パースみたいに、晩年の30年を屋根裏部屋で借金取りから隠れながら過ごすとか、さすがにそういうのはつらい。でもそれはパースが業の深い思想家だったからようやくできたかもしれないことで、凡人なら辛くて普通の仕事しちゃってるだろうよと。

2010-06-15 08:42:29
tricken/ファンク売りの鳥 @tricken

大抵の研究者は、茂木さんとパースのあいだで、「研究する時間コストをリッチに持ちつつ、世帯生活が維持できる程度の金銭コストを、できるだけ時間を浪費せず儲ける」というのを求めている。その時、学会以外にどういう顧客を定義するかが今求められている(ドラッカー?)。

2010-06-15 08:51:27
tricken/ファンク売りの鳥 @tricken

それで、さっきの話になる。研究の訓練はすごくコストがかかる。しかし、その研究成果は、大抵が大規模事業に投資される。ビジネスや市民社会にあまり降りてこない。一方、アカデミズムはマスプロダクトとして……つまり、新書や講演会のかたちでおりてくる。これはこれで、伝わらないことがある。

2010-06-15 08:59:50
tricken/ファンク売りの鳥 @tricken

こんなこと考えたのは、十年来の親友が「おまえの頭を買うとしても、いきなり千万円払うのは意味ないし、何よりお前が認めないだろ」って言ってくれたから。自分は、院生生活とその後の先行貯蓄さえフローがあればよい。その範囲で、個人レベルで調査可能な報告書を、個人的な相手のために作る。

2010-06-15 09:07:39
tricken/ファンク売りの鳥 @tricken

あとは、研究者ごとの顧客定義(研究の得意分野によってポートフォリオが変わる)、オフィスビジネスとしての最低限のインフラ整備(口座、税理、出納、事務、通信)、信頼度の高い知識伝達のワークフロー構築などができれば、さっそく実践したいくらい。

2010-06-15 09:19:36
tricken/ファンク売りの鳥 @tricken

これは、今までインフォーマルにしか成立したことのないビジネスだと思うんです。仮に「オーダーメイド新書ビジネス」と名付けましょう。新書だから、学問的論文の厳密さよりは、顧客の語彙に寄せる。でも一般性を装う必要がないぶん、誤読をある程度制御できる。さらに、研究能力を市民に還元できる。

2010-06-15 09:22:38
tricken/ファンク売りの鳥 @tricken

オーダーメイド新書のディストリビューションをどうするか。例えばiPadで無料で読めて、書き込み可能なPDFを気軽に買えるならいいよね。しかも、発註した報告書は、支払ってくれた人の望みどおりに著作を制御できる。要望をくれただけで共著としてもいいかもしれない。自分は公開代筆者になる。

2010-06-15 09:25:22
tricken/ファンク売りの鳥 @tricken

こういう点では、クリエイティブコモンズとも相性がいい。

2010-06-15 09:26:19
tricken/ファンク売りの鳥 @tricken

これはいけると思いますね。今度、起業やビジネスインフラに詳しい知り合いに事務関係を聞きたいと思いますね。NPO法人として出発してもいい。どうせ研究者が研究生活を最適化できるだけのサービス提供ができればいいんだし。

2010-06-15 09:28:02
はやし @t_hayashi

これ、いいな。RT @tricken: 「オーダーメイド新書ビジネス」http://bit.ly/bWLPp2

2010-06-15 09:29:07
tricken/ファンク売りの鳥 @tricken

そんなオーダーメイド新書ビジネス(CCとNPO法人、一人から始められる環境整理とワークフロー構築、オーダーした顧客の流通制御次第で価格を決定、PDFによる全文公開と電子出版による潜在顧客の発掘、研究者がマスプロ文化人化せず学問に残る環境整備、市民社会への知識還元)。考えます。

2010-06-15 09:31:31
はやし @t_hayashi

「こいつにこんなテーマで軽い書きものを書かせたらおもしろいんじゃないかなー」って思うこと、けっこうあると思うんだよね。そして、そういうリクエストは、ある一定の親密圏内に書き手と、その書き手に何かを書かせたいと思う人が属している場合には「依頼」や「助言」というかたちで実現してきた。

2010-06-15 09:31:54
tricken/ファンク売りの鳥 @tricken

現場の研究者が、もっとも気軽に始められるサイエンスコミュニケーションじゃないかなと思いまして。≫@t_hayashi: これ、いいな。RT @tricken: 「オーダーメイド新書ビジネス」http://bit.ly/bWLPp2

2010-06-15 09:33:01
はやし @t_hayashi

そういう「こいつにこういうもん書かしたらおもしろいんじゃないか」みたいなリクエストは、もし「オーダーメイド新書ビジネス」みたいなものがそれなりに堅固なかたちで成り立てば、もっと風通しよく伝わるんじゃないか。

2010-06-15 09:35:46
tricken/ファンク売りの鳥 @tricken

助成金以外でも気分よく知識労働できると思います。≫@t_hayashi: そういう「こいつにこういうもん書かしたらおもしろいんじゃないか」みたいなリクエストは、もし「オーダーメイド新書ビジネス」みたいなものがそれなりに堅固なかたちで成り立てば、もっと風通しよく伝わるんじゃないか。

2010-06-15 09:37:30
はやし @t_hayashi

その場合問題になってくるのは、やっぱり書き手の側のインセンティヴの問題、もっと平ったく言っちゃうと「お金」の問題、つまりそういう仕組みをいかにして「ビジネス」として回していくかってことになると思うんだけど……これはなかなかむずかしいな。

2010-06-15 09:38:05
はやし @t_hayashi

もちろん、それなりに多くの人は、そういう執筆依頼があり、かつその依頼されたテーマに執筆者じしんも興味をいだけば、あまり金銭的な条件には頓着せずに、書くものは書いてくれるだろう。

2010-06-15 09:40:21
tricken/ファンク売りの鳥 @tricken

@t_hayashi 研究者がどの程度なら食い詰めないか、所帯を持ってどの程度入り用になるか、という「下限」から定めて、ソレ以上は「顧客が知識を独占したいという欲望」に付加価値をつければいいと思いますね。守秘義務は守る必要ありますからセキュリティに気を使い始めますが。

2010-06-15 09:40:42
shokou5 @shokou5

のった!のったった!! QT @tricken: 仮に「オーダーメイド新書ビジネス」と名付けましょう。新書だから、学問的論文の厳密さよりは、顧客の語彙に寄せる。でも一般性を装う必要がないぶん、誤読をある程度制御できる。さらに、研究能力を市民に還元できる。

2010-06-15 09:41:23
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