田中ユタカ先生の「社会参加の痛みを描いた物語として読むガンダム」

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田中ユタカ@愛ある漫画 @tanakayutak

『ガンダム』の最大の革新は、アニメ視聴者の少年に「社会」を考えるモデルを与えたことだとです。大人が「しゃがんで」与えてくれた子ども向けの社会ではない、思い通りには行かない力づくの社会。その中でどうやって自分の居場所を探したり、自分なりの希望を見つけるかを考えさせてくれたことです。

2011-12-01 11:13:07
藤田和日郎 @Ufujitakazuhiro

昨日もようやくガンダム最終回まで見て感動してた。 ジオング強えー。 カオなくなっちゃったー。 やっぱね。 やっぱり昔のモノだって、ヒトの心をつかむモンは、今の子だって面白いと思うのよ。 それをこそ、目指さんとな。 サンデーの読者アンケート最下位だって、負けちゃいられません。

2012-04-28 06:42:24
田中ユタカ@愛ある漫画 @tanakayutak

藤田先生、『機動戦士ガンダム』完走、おめでとうございます(^▽^)/!!「僕には帰れるところがあるんだ…こんなにうれしいことはない…」 RT @Ufujitakazuhiro: 昨日もようやくガンダム最終回まで見て感動してた。・・・

2012-04-28 06:56:55
田中ユタカ@愛ある漫画 @tanakayutak

『機動戦士ガンダム』は中学生の時、アムロと僕の眼の前に立ちはだかる「子どもの理屈が通じない世界」が新鮮で強烈でした。#ガンダム

2012-04-28 07:25:43
田中ユタカ@愛ある漫画 @tanakayutak

「まだ僕には帰れるところがあるんだ」『機動戦士ガンダム』は、子どもが大人の世界にはじめて参加していくその苦闘の物語です。数え切れないほどの人を殺して血まみれで最後に手に入れる自分の「帰れるところ」。青年にとっての普遍的な体験です。 #ガンダム

2012-04-28 07:27:22
田中ユタカ@愛ある漫画 @tanakayutak

RT‏ @tanakayutak :『ガンダム』の衝撃。人が人を殺す。主人公が人間を殺しまくる。 「これ、戦争だから」。これまでずっと学校や親から「生命はなにより大切」と教えられてきた少年視聴者が、はじめて「自分の物語」として味わう社会の不条理な味。 #ガンダム

2012-04-28 07:34:54
田中ユタカ@愛ある漫画 @tanakayutak

「生命の大切さ」を学校や親から教わってきた子どもに、「戦争だから人殺しも仕方ない」とうなづかせてしまうのですから、怖いアニメです。 物語の力の凄みを感じます。 #ガンダム

2012-04-28 07:40:14
田中ユタカ@愛ある漫画 @tanakayutak

「子どものゆめ」ではなく「青年の痛み」を描いてくれたアニメだと感じます。『機動戦士ガンダム』。 あのラストシーンがハッピーエンドだと飲み込めたのは自分が大人になってからでした。 #ガンダム

2012-04-28 07:45:44
藤田和日郎 @Ufujitakazuhiro

@tanakayutak ご無沙汰してます、田中先生。お元気ですか? あっはっはー。ガンダム、ムスコに見せてしまいました。f^_^;)

2012-04-28 07:53:51
田中ユタカ@愛ある漫画 @tanakayutak

こんにちは(^▽^)/ 『ガンダム』は正しき日本の男の子の必須教養ですね。息子さんの健やかな成長、おめでとうございます!

2012-04-28 17:17:54
雄一郎 @yuupii

@tanakayutak ガンダムと言うと、敵は地球侵略の宇宙人でも、モンスターでもマッドサイエンティストでもなく、普通の人達だった初めてのアニメですね #ガンダム

2012-04-28 08:20:03
田中ユタカ@愛ある漫画 @tanakayutak

敵がエクスキューズなしの「人間」というのはすごいインパクトでした。 RT @yuupii: ガンダムと言うと、敵は地球侵略の宇宙人でも、モンスターでもマッドサイエンティストでもなく、普通の人達だった初めてのアニメですね #ガンダム

2012-04-28 17:21:42
いくた♥️なお/伊奈緒たく美/土東J42b @ikutana

@tanakayutak 最初はアムロは、「モビルスーツだから人間じゃないんだ」と自分をごまかすんですよね。それを意識するのは、11話「イセリナ、恋のあと」でイセリナが自分に向けて「ガルマの仇」と憎悪を向けてきたことで気づく。

2012-04-28 07:47:10
田中ユタカ@愛ある漫画 @tanakayutak

@ikutana 「ガルマ様の仇!」印象的なエピソードでしたね。 #ガンダム

2012-04-28 17:37:30
田中ユタカ@愛ある漫画 @tanakayutak

『ガンダム』を社会参加の痛みを描いた物語として読む時、シャアは永遠に大人になれないキャラクターです。大人になることを拒否した子ども。だからこそ、青年の物語にとっての最高に魅惑的な悪役と成ります。思えばあの仮面姿は作中でも異分子的に「子どもっぽい」ヴィジュアルです。#ガンダム

2012-04-28 19:42:46
田中ユタカ@愛ある漫画 @tanakayutak

アムロは社会的な存在として成長すればするほど、導いてくれるはずの大人たちや大切な人を失っていっきます。その彼が、最後に得た「帰れるところ」は、家族でも恋人でもともだちでもない人々からの赦しでした。男の子よ、がんばって、大人になったね。 なんという“ハッピーエンド”。#ガンダム

2012-04-28 19:45:46
田中ユタカ@愛ある漫画 @tanakayutak

「帰れるところ」。数多くの人を殺した主人公を両手を広げて迎えてくれるのは、他人。勝者の正義や、大儀や、理想や、神様でなく。特定の個人的な情愛でもなく。ただの、世の中。 #ガンダム

2012-04-28 20:03:19