その匙加減が歴史教育の難題
大河の視聴率が悪い、という話が新聞社からあって、つい気色ばんでしまいました。歴史書の世界でも、「売れた本」が「良い本」とは限りません。ドラマだって一緒ではないか。それをいうと、NHKは受信料が、となりますけれど、誠心誠意ドラマ作りに取り組んでいる時にそれってどうなのでしょう?
2012-04-28 23:18:22ぼくは寡聞にして、「ドラマが面白くない」、という批判はツイッターの一件しか知りません。藤本さんの脚本は絶対に面白いんだから、そうした批判は簡単にはできないと思います。新聞・雑誌も、視聴率を盾にするのではなく、「ここが面白くない」と堂々と言うべきですね。それなら謹んで聞きますから。
2012-04-28 23:22:03本郷先生お怒りの巻。『琉球の風』(こちらは高良倉吉先生)は自分も好きでした。歴史を「面白がる」スキルって、かくも困難なのかな…RT @diamondfloor41 そういう作品、絶対にありますよね @yoshihamasango 琉球の風、視聴率に関係なく素晴らしかったと思います
2012-04-28 23:38:21昨日も呟いたけど、往々「歴史の面白さ」は「既知の人物や場面が出てくる」歌舞伎の見得や水戸黄門の印籠的なそれと、「未知の見方を教えてくれる」学問探求的なそれに乖離しがちで、後者が圧倒的に分が悪い。でも、自分の見方が覆されること自体の快感を知ってることって、自由な社会の条件だと思うよ
2012-04-28 23:47:54@jyonaha @yoshihamasango いや、与那覇さんの本は「面白くて」「良い本で」「売れてる」! うらやましいなー。爪の垢煎じて飲まなきゃ(泣)
2012-04-28 23:46:31@diamondfloor41 おどわっ!!と、とんでもない限りです。いただいたご著書も漸く拝読、拙著は(学生たちの高校までの古い「武家史観」を覆すことを重視して)権門体制一辺倒で端折ってしまっておりましたが、ぜひ講義でフォローさせていただきます! @yoshihamasango
2012-04-28 23:54:15仰る通り、プラスそういう人を「上」に立たせてしまうのも、「下」の一人一人の未成熟でもあるかなと RT @ke_1sato 「快感」ではなく人格「否定」と捉える輩が上に立つと、どうなるか。。 という含意ですね> 自分の見方が覆されること自体の快感を知ってることって、自由な社会の条件
2012-04-28 23:56:21その匙加減が歴史教育者の難題ですね…RT @Asailuck 一方、前者がある程度強固じゃないと後者の快感も意味を持たなかったりも…QT 往々「歴史の面白さ」は「既知の人物や場面が出てくる」歌舞伎の見得や水戸黄門の印籠的なそれと、「未知の見方を教えてくれる」学問探求的なそれに乖離
2012-04-28 23:58:50この「未知の見方」がもたらす「覆されること自体の快感」がバルトの言う〈恍惚〉。RT @jyonaha 「歴史の面白さ」は「既知の人物や場面が出てくる」歌舞伎の見得や水戸黄門の印籠的なそれと、「未知の見方を教えてくれる」学問探求的なそれに乖離しがちで、後者が圧倒的に分が悪い。でも…
2012-04-29 00:06:08「沖縄の歴史も大河になるのか!」という、県民の劣等感に見事に風穴を開けてくれた作品だったと記憶してます。「おいおい、ここのセリフのイントネーションはこうだぞっ」なんて、大人達が番組を見ながら嬉しそうにしてたのを覚えています。 @jyonaha: @diamondfloor41
2012-04-29 00:07:41