暇人がぐだぐだとACV考察。第二回

今回のお題「都市とレジスタンスの関係性」 ACVではポンポン調子で話が進んでいきますが、その理由はレジスタンスの緻密な計画、そしてきちんと整備された組織体系、戦いを続ける人々を応援する「地下」や都市部の反体制派による物資や生活面での支援あっての賜物。まったく描かれませんが、彼らなくして「都市攻略」は不可能だったわけで、主人公と同じくらい、彼らも主役だと思います。
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緋愁 誠 @Makoto_Hishu

http://t.co/X0inXikz この当時は企業ガレージなどはなかったですが、存外的外れではなかった点もいくつか、訂正すべき点もいくつかあるようですね。 #ACV

2012-04-29 16:49:42
緋愁 誠 @Makoto_Hishu

さて、ではACV考察をしていきます。前回「ハッシュタグつけまくってうざい(意訳)」とのコメントがありましたので、数行に1度程度に納める形で。今回の議題は「レジスタンスと代表(シティ)の関係性について」です。 #ACV

2012-04-29 17:11:56
緋愁 誠 @Makoto_Hishu

さて。まずゲーム内で入手できる情報をまとめてみましょう。 まず「都市(シティ)とは長い年月を経て名前を忘れてしまっており、小規模の争いが耐えなかった場所。代表を首領とする勢力が掌握後、自衛力を拡大しながら安定した勢力を築く。経済は3段階のカースト制度を敷いている。」ですね。

2012-04-29 17:14:07
緋愁 誠 @Makoto_Hishu

代表の本名は確認していませんが、フランパパはジャック・バッティ。(EDクレジットより)彼はかつて代表の腹心であったがある理由により都市から追放される(ゲーム説明書背景説明より)という存在。この二人がレジスタンス、都市のそれぞれの顔となります。ここまでが前提。

2012-04-29 17:15:48
緋愁 誠 @Makoto_Hishu

高層区、そして低層区。かならずしも明瞭なラインはないかもしれませんが、彼らに共通するのは等しく「シティの庇護を受けている」ということですね。低層区の人も経済に参画できるし、支援もしている。納税など市民としての儀身を果たせば少なくとも外で生きるより豊かなわけです。

2012-04-29 17:41:16
緋愁 誠 @Makoto_Hishu

では、その「都市」から庇護を受け得ない「地下」とは果たして一体どんな場所で、どんな人たちが住んでいるのでしょうか? 公式によれば「存在していないことになっている人々」が地下に住むしかないようです。前述の前提でいけば、都市を追放されたり、市民の義務を怠った人たちのいる場所です。

2012-04-29 17:44:23
緋愁 誠 @Makoto_Hishu

しかしこれに加えて「代表の意向に懐疑的な人間(政治犯)」も地下に潜伏していることが示唆されています。それこそフランパパ。かつて代表の腹心だった人物です。こういった反乱分子となりえる人間は、都市の変革を目指し、辛酸を舐めながら地下へと逃げているようです。

2012-04-29 17:48:18
緋愁 誠 @Makoto_Hishu

「地下の人々」は最初は都市からのお零れさえ貰えれば市民権はいらない、という人々が多数だったのかもしれませんね。具体的抵抗はフランパパがリーダーになってから初めてのようです。ちなみに地下は都市部いたるところにあるらしく、ストミに出てくる高層区<=>低層区を行き来する場所がそうです。

2012-04-29 18:01:09
緋愁 誠 @Makoto_Hishu

ストミ07、あるいは08でしたかね。都市部進入、脱出の地下通路でステーションのような場所がありますが(モニターがある場所ですね)この場所、よく見るとバラックがあります(情報提供者;19さん) よく見ると本当に人が住んでそうな構造体がちらほら……。 #ACV

2012-04-29 18:07:52
緋愁 誠 @Makoto_Hishu

ここから、地下に住んでいる人々は地上から流れる極々横流し物資が生活の糧だったようです。また、人目につかないため、低層区<->高層区感で物品を売り買いする闇市としての機能があった可能性も高いです。事実、レジスタンスの戦力に警備部隊の機械化部隊と同一規格の機体がいたりします。

2012-04-29 18:12:43
緋愁 誠 @Makoto_Hishu

フランの当初の性格を見るに、地下で育ったにしてはひどく温和で、闘争心がないですよね(かといって負け組特有の怠惰な雰囲気もない) このことから、地下での苦しい生活の中割と自分というものをしっかり持てたようです。父の強さあってでしょうし、彼に惹かれた地下の人々に暖かく育てられたのか。

2012-04-29 18:44:53
緋愁 誠 @Makoto_Hishu

話し戻り。「地下」に押し込まれた人々は都市からの流通物で糧を得る乞食にならざるをえません。だって自分たちで「生産」できないから。そこにフランパパが現れたわけです。彼らに経済や政治のルールを教え、物流に関する知識を与えます。「自分たちも戦うべきだ」という信念も与えたのかも。#ACV

2012-04-29 18:53:32
緋愁 誠 @Makoto_Hishu

この研鑽は恐ろしいほどしっかりしていますね。フランパパ亡き後も(敗北して、実入りも限りなくないにかかわらず)組織的闘争を続けているのです。これすごいよ、「代表統治を変える」という思想が浸透していなきゃ絶対できない! すごいぜフランパパ! #ACV

2012-04-29 19:04:27
緋愁 誠 @Makoto_Hishu

レジスタンスのターン。ここから考えると、どうやらレジスタンス組織の大半は地下で生まれ、地下で育ったというより「様々な諸勢力から弾き出された人々の集合体」というほうが強いようです。「地下」では教育インフラを作るのは大変ですし、何より代表統治開始~現在の圧政は多分半世紀過ぎてない。

2012-04-29 19:07:33
緋愁 誠 @Makoto_Hishu

何故なら「フランパパがACに乗れるから」です。戦闘機でもそうですが、肉体の衰えはダイレクトに操縦技能に直結します。大きな負担に体が耐えられないです。しかしストミ00を見るに10近いACを屠るやんちゃっぷり。フランパパはどう見積っても(娘の年齢的にも)壮年か、その手前。

2012-04-29 19:09:01
緋愁 誠 @Makoto_Hishu

フランパパが仮に10代、それこそAC4のレイヴンみたいに15で代表を支えたとして、30年を見積っても45。無茶をすればぎりぎりACも乗れる年齢かな? これが代表統治の上限幅と、とりあえず規定します。

2012-04-29 19:10:53
緋愁 誠 @Makoto_Hishu

人口増加の推移は不明ですが、都市の人口増加は出生率より「ミグラントたちの帰化」に拠るところが大きいでしょう。「金払えば安全が買える世界」と聞いて、強い資本を持つミグラントがこない道理はないです。恐らく都市の経済はこれらの流入により回転してた節もあるようです。(「企業」との関係性)

2012-04-29 19:12:42
緋愁 誠 @Makoto_Hishu

さて、ということは経済基盤の拡充、ミグラントの吸収といった結果、都市は急速に肥大化していった、と考えましょう。そうすると途中で「限界値」を超え始めます。庇護できるキャパを超えた結果、「地下」と呼ばれる逸れ者が生まれたわけです。

2012-04-29 19:14:43
緋愁 誠 @Makoto_Hishu

最初は「幸せな世界のおこぼれ」を狙う者が多かった地下。そのころ地上ではどんどん「都市の理想にあわせた人員の整理」という都市の買い手市場が確立していきます。つまり「都市の好みに生活者を選べる」わけです。この最適化の波に、正当な手段以外で蹴落とされる人間が出てくる。

2012-04-29 19:18:11
緋愁 誠 @Makoto_Hishu

彼らは有能であるにかかわらず、「代表(やその思想を維持しようとする都市の人々)」の思想に見合わないといわれ、切り捨てられてしまった人々で、都市にまだ可能性を見出した。ゆえに都市に近い「地下」に身をおいたのでしょう(もちろん、外界にでるよりはるかに安全なのもあるでしょう)

2012-04-29 19:19:37
緋愁 誠 @Makoto_Hishu

次第に地下は「都市に未練を持つスペシャリスト」が増えていきます。彼らに感化され、次第に人々は地下に居ながら都市の変革を願うようになります。「代表の腹心」、都市部の政治を担える「フランパパ」の登場。変革のための格好の人物。本人も乗り気なのです。そりゃ行動するのではないでしょうか?

2012-04-29 19:29:42
緋愁 誠 @Makoto_Hishu

「レジスタンスは人材面ではある程度整備される前提にあり、そこへきて確かな目標と計画を立てられ、統制・実行を行えるフランパパが現れた」というのが私のレジスタンス起源の提唱します。以上、今回は「都市とレジスタンスの関係性」についてまとめてみました。う~ん。また長い。#ACV

2012-04-29 19:35:17
緋愁 誠 @Makoto_Hishu

次回の題材は「ミグラントとM.O.Hと」ということで、一時外部について整備します。その上で「企業、その目的とストーリーでの関係性」についてお送りしたいと思います。長い間TLしました。ご迷惑をおかけした方いたら、ごめんなさい。本日は以上となります。

2012-04-29 19:38:07