科学と生活について〜「ふくしまの話を聞こう」に触発されて考えた
.@leaf_parsley さんの「ふくしまの話を聞こう ダイジェスト版 4月28日」をお気に入りにしました。 http://t.co/ob10dkq1
2012-04-29 17:35:26安全か危険か住民が判断するしかないという結論。そうなんです。ただ私の視点からみると、住民の方々に共感した、一緒に問題を考えようと、ある意味で真剣に思ったという意味で、ある種の感覚が理解できたような気がしたことも事実でした。問題の難しさが分かった段階ですが。 #ふくしまの話を聞こう
2012-04-28 15:37:03安東さん、科学の知識が生活の文脈に置かれないといけない、と。安全・危険といっても専門家はそこに暮らしてるわけではない。そこに暮らす住民が判断していくしかない。 #ふくしまの話を聞こう
2012-04-28 15:39:00暮らしの科学。その通りです。住民にとって大切なのは暮らしであって、科学ではない。その通りです。 #ふくしまの話を聞こう
2012-04-28 15:58:46暮らしを指図する科学ではなく、暮らしをサポートする為の科学…自分たちの生活を自分たちで熟慮し選択する。とても大切な事だな。 #ふくしまの話を聞こう #勉強会 #エートス応援
2012-04-28 16:04:22いわき市でのエートス活動というのかな、地域対応が進んでいるな〜。積算線量計を配布する方向で。でも、あまり細かい生活記録は必要ないので…。現実的に。個人管理ができてば、減らせるし、同時に、自己統御感の回復にもつながるはず…。 #ふくしまの話を聞こう
2012-04-28 16:03:50ありがとうございます。あまり目立ちたくないので、こっそり(笑)応援してます。目立つのはある程度は仕方ないですが。いろいろ学ぶことばかりということもあって。 @Butayama3 先生もです(○´∀`○)。どうぞご自愛下さいませ。
2012-04-29 17:58:41私から見るエートスは広義の「まちづくり」に通じ、専門家倫理や科学者の社会的役割も関係する。科学と社会の関係をいつも教えられ、再考しつつ試行錯誤中です。面目なし。@take_fukushima いえ、先生も。ユートスでのご指導ぶり(指導ではないですね。「一緒に」目線ですね)素敵です
2012-04-29 18:09:20「まちづくり」ですか… RT @y_mizuno: 私から見るエートスは広義の「まちづくり」に通じ、専門家倫理や科学者の社会的役割も関係する。科学と社会の関係をいつも教えられ、再考しつつ試行錯誤中です。面目なし。@take_fukushima いえ、先生も。ユートスでのご指導ぶり
2012-04-29 18:33:56@fum505 生活をどう考えるのか、という問題。あるいは生活の問題をどう改善するか。人間と社会の在り方の問題といってもよい。そのことと科学や学問の関わりの問題という意味で。「私から見るエートスは広義の「まちづくり」に通じ、専門家倫理や科学者の…」@take_fukushima
2012-04-29 18:38:18@fum505 エートスには3種あります。そのひとつでも突出してもいけない。歩調をそろえなくてはいけないってことだと思います。技術に関するエートスが突出してしまって、それを単純に倫理と直結させることがこういう困難な局面を産んだように思えるです。
2012-04-29 18:48:00エートスは、そういう誰かへの配慮があって意味があるように思うぬう。この誰かを、「社会」という抽象的で同一性にくるまれたなにかに安易に置換することが、技術の根(その「エートス」)にあったのではなかろうかぬう。いまだにそうだけど。それは、原発推進サイドも反原発サイドも同じかもしらん。
2012-04-29 18:51:12たしかに、(私は少しも参加できずにいるけれど)水野先生( @y_mizuno)が仰っているように、「エートス」という活動自体も、それが投げかけているものも、もたらしているものも、まさしく総合的 ― つまり「人間的」 ― で、それだけに、とても意味深いなと感じます。
2012-04-29 19:20:24ご理解いただき感謝です。非常に(私にとっては)難しい問題を投げかけられていると認識しております。@hori_shigeki 「エートス」という活動自体も、それが投げかけているものも、もたらしているものも、まさしく総合的 ― つまり「人間的」 ― で、それだけに、とても意味深いなと
2012-04-29 19:28:00役に立つとはどういうことか。科学者は過程のどこかで、そのことを考える。そして一定の結論を得て専門家としての道程を歩む。しかしそれに終りはない。科学は探索過程であり、その生産物は知識であり、技術は知識を人間に適用する。だがその結果を直接に知るのは、適用された個々の人間だからである。
2012-04-29 19:41:30生存・繁殖・扶養に資するかどうかでしょう。生物学もおもしろいですよ。 RT @y_mizuno: 役に立つとはどういうことか。科学者は過程のどこかで、そのことを考える。そして一定の結論を得て専門家としての道程を歩む。しかしそれに終りはない…
2012-04-29 19:52:12なるほど〜。生物学も面白い。確かに。 @ergosopher 生存・繁殖・扶養に資するかどうかでしょう。生物学もおもしろいですよ。 RT @y_mizuno: 役に立つとはどういうことか。科学者は過程のどこかで、そのことを考える。しかしそれに終りはない…
2012-04-29 19:54:27もう一つなんですよね。難しいな。「専門家」にとっても、エートスは難しい問題を提起する。結局、生活とは、人間とは何だろうと常に反省を迫られる。一つエピソードを書いておきたい。ある集落でBqとSvの説明をすると、ある叔母様が、単位が2つもあるのはおかしいと指摘。説明で理解されたが…。
2012-04-29 19:56:54続)翌日は戸外で家屋や田畑、道端の空間線量率を測定。傾向を理解できることを説明。例えば軒下の薪は高いが、その隙間から内部に線量計を入れるともっと上がる。それは同じBqでも放射線を受けるSvが違うから。道端の窪地は高く、土手の平坦地は低い。歩きながらその叔母様は私にこう言われた。
2012-04-29 20:04:50続)その叔母様に話しかけると、こう言われた。「先生のおっしゃっていたことが、分かってきました」。それは科学者の端くれとしても「やった〜」と思えた瞬間。その理解確認のため、ここはどうだろう、こちらは低いはず等と予測して測定。その通りになる。あのにこやかで思慮深い笑顔は忘れられない。
2012-04-29 20:12:51続)放射線の可視化。放射線は目に見えないと皆が言うが、慣れてくると、だいたい見当がつく。それが測定器の役割。最初は高い場所でスゴイと思う。だが非常に幅が大きいと分かると、要するにどの程度か。減らすにはどうするか。当たり前のことだが、それを自分でやれると気付くこと。これが可視化。
2012-04-29 20:25:33続)科学とは、知識とは、目に見えないこと・ものの可視化。理解すること。目に見える感覚。これを相場感と呼んでいる。物差し感覚。スケール感覚。これを科学・定量化・実証等というと引いてしまう。放射線は目に見えないだけであって日常の一部。宇宙から素粒子まで一繋がり。その感覚を伝えたい。
2012-04-29 20:32:43続)だがここで難しい問題が発生する(苦笑)。それは科学者が伝えたいと思うことと、住民が知りたいと思うことの、ズレという本質的問題。お互いにその当事者ではないことに伴う問題。不可避の悲劇。だがこんな問題こそ、日常で常に発生している。それを私達はどうするか。まず会って話をするだろう。
2012-04-29 20:44:45続)対話。それはダイアログ。ディア・ロゴス。2つの論理の擦り合わせ。その意味で安東さん@ando_ryokoが企画された対話型勉強会の試みは非常に面白かった。現在もICRPのダイアログセミナーが企画されているとか。有効だと分かっているからだろう。目に見えないものの可視化が出発点。
2012-04-29 20:53:41続)これを@ando_ryokoさんは自己統御感という言葉で表現。合理世界の中で重要な視点。これは専門家倫理、例えば医療倫理で患者の自己決定権と呼ばれる。インフォームドコンセントで同意主体は患者。情報倫理なら著作権の本質にあるのは著者の自己決定権。放射線は生活環境でそれを壊すと。
2012-04-29 21:18:45