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ロシアの童話「三匹の熊」に見る呼称のトリビア

ロシアの「三匹の熊」という絵本。父熊がミハイル・イワノビッチ。母熊がナスターシャ・ペトローブナ。小熊がミシュートカ。どうして両親は同じ姓じゃなくて子供は名前だけなの?についての僕の勘違い解釈を発端とするトリビアの数々。勿体ないので纏めました。
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発端は、僕のこの勘違いTweet (´・ω・`)

Nagata Harunori/永田晴紀 @nagataharunori
ロシアの「三匹の熊」という絵本。父熊がミハイル・イワノビッチ。母熊がナスターシャ・ペトローブナ。小熊がミシュートカ。両親の名字が違うのは当時のロシアが夫婦別姓だったからで、小熊に姓が無いのは姓を選ぶ前だからだと気付いた感動を誰かと分かち合いたいのだけど、話通じる人います?

あれは姓ではなく父称、というレスが続々と届く。

もするさ§( •̀ᴗ•́) @CLONE_P0806
@nagataharunori あとロシア人って殆ど「姓」を呼ばずミドルネームにもなる「父称」止まりで呼ぶって言うの忘れてませんか?
Nagata Harunori/永田晴紀 @nagataharunori
@CLONE_P0806 どういうことですか?イワノビッチとかペトローブナとかは姓ではないということ?忘れてるというより知らないのだと思いますが --;
Хаями Расэндзин @RASENJIN
.@nagataharunori この場合イワノビッチは父称といいまして、「イワンの子」を意味します。ペトローブナは「ピョートルの子」。姓ではなく父親の名前に由来するので違うのですね。ミシュートカは「ミハイルちゃん」なので、正式にはミハイル・ミハイロヴィチとなる筈です。
Nagata Harunori/永田晴紀 @nagataharunori
おぉ、そういうことですか。これは勉強になりました。RT @RASENJIN: この場合イワノビッチは父称といいまして、「イワンの子」を意味します。ペトローブナは「ピョートルの子」。(中略)ミシュートカは「ミハイルちゃん」なので、正式にはミハイル・ミハイロヴィチとなる筈です。
もするさ§( •̀ᴗ•́) @CLONE_P0806
@nagataharunori 「イワノビッチ」とは「イワンの息子であるところの~」と言う父称。「ペトローブナ」も「ピョートルの娘であるところの~」と言う意味の父称です。父称がそのまま姓になっている人も居るけどよっぽどの人じゃないと其処止まりで姓は言わない。
@Ponkitta
@nagataharunori イワノビッチやペトローヴナは姓ではありません。父称、いわばミドルネームです。あと、ロシアでは今でも選択的夫婦別姓です。別姓にしている人は少数派ですが。
けむ @chilican_tw
いや、姓じゃなくて、父母熊それぞれの父称でしょ 子熊はミハイル・ミハイロビッチ。ロシアの名前では個人名の次に父の名前と接尾辞からなる父称がつく。父方のおじいちゃんはイワンで、母方のおじいちゃんはピョートル。RT: @nagataharunori: ロシアの「三匹の熊」という絵本。
てきとう@ @tekitou2008
@nagataharunori イワノビッチは「イワンの息子」って意味でペトローヴナってのは「ピョートルの娘」って意味だと…小熊につけるのはミハイロビッチかミハイロブナになるのでわざわざ書かないで済ましてるんだとおもいます
Nagata Harunori/永田晴紀 @nagataharunori
あれは姓ではなく父称、というレスが嵐のように来る (´・ω・`)
Nagata Harunori/永田晴紀 @nagataharunori
@RASENJIN イワンの息子でミハイル・イワノビッチ、ミハイルの息子でミシュートカ、までは解るのですが、ミシュートカ(ミハイロヴィチ)にはまだ名前が無い、ということですか?
Хаями Расэндзин @RASENJIN
.@nagataharunori ミハイルの子だからミシュートカということではないです。日本でも太郎さんの子が太郎さんということがあり得るように、単に同じ名前というだけです。
わるさわ @wars_zawa
@nagataharunori ミシュートカは「ミハイル」の愛称で名前とはまた違います。小熊の名前は「ミハイル」でお父さん熊も「ミハイル」。お父さんにあやかってつけたのかもしれません
Хаями Расэндзин @RASENJIN
.@nagataharunori ミシュートカはミハイルの愛称形なのですね。よく使われるミーシャはミハイルの略称形で、それよりかわいい感じになります。ロシアの名前は呼び方がいろいろあって、ロシア文学で挫折する人が多い一因といわれています。
変脳コイル猫 @ROCKY_Eto
そこが面白くもあるんですけどね。 RT @RASENJIN .@nagataharunori ロシアの名前は呼び方がいろいろあって、ロシア文学で挫折する人が多い一因といわれています。
Хаями Расэндзин @RASENJIN
.@nagataharunori 余談ですがロシアで姓が一般化したのは比較的遅くて16世紀頃のことです。それまでは貴族も民衆も基本的に名+父称だけで済ませていました。「ジルの子ナウシカ」みたいなものですね。この記事がお勧めです。http://t.co/6ieKDRwT
Nagata Harunori/永田晴紀 @nagataharunori
気付いたと思ったら実は全然見当違いだったけど、お陰で勉強になりました。皆さん有難うございます。@RASENJIN @CLONE_P0806 @kakko_gu
Nagata Harunori/永田晴紀 @nagataharunori
@RASENJIN @wars_zawa @tekitou2008 @chilican_tw @Ponkitta @CLONE_P0806 両親に付いていたのは姓ではなく父称で、ミシュートカだけ父称が無いのは、誰が父親かが読者に自明だからだったのか orz

発端の超勘違いを慰めてくれる優しいTweet (TДT)

けむ @chilican_tw
@nagataharunori でも新鮮な視点だったと思いますよ。文字通りの意味でその発想はなかったです
Nagata Harunori/永田晴紀 @nagataharunori
@chilican_tw 有難うございます。でも、まあ、僕の感動は30分で終わりました ^^;
けむ @chilican_tw
@nagataharunori なんかとってももうしわけないです (;´Д`) でも、この決まりを覚えておくとロシアの小説を人名のややこしさで投げ出さなくてすみます。個人名・父称の形は丁寧な呼びかけです。お父さん、お母さん熊には丁寧な言い方をしているわけですね。
Хаями Расэндзин @RASENJIN
@nagataharunori 外国の人名って馴染みがないとややこしいですよね。僕もよく勘違いしてないかとヒヤヒヤしてます(実際してると思います)。
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コメント

もするさ§( •̀ᴗ•́) @CLONE_P0806 2012年5月1日
そういえば、フランス語でも愛称形に厳しいルールがあったなぁ。あれも見ていると頭沸騰してくる
kartis56 @kartis56 2012年5月2日
難しいからこそ分かった時面白い。
kartis56 @kartis56 2012年5月2日
紋章学とかも面白いですよ…