発達障害児・者の地域による支援格差について

様々な地域の障害児・者を抱えるご家族の方々と懇談して交流して感じたこと。それは地域によって支援の格差がとても大きいこと。その事についてつぶやきました。 (togetterの練習も兼ねています。ご了承ください)
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Noritaka Kaneko @masaking129

発達障害児・者支援で大切なことは、まずは地域での支援格差をなくすことだと思います。私は国内で様々な地域の様々なご家族と膝詰めの対話をしてこれを痛感しました。同じ障害でも住む地域によって支援教育のあり方から、手当、そして施設などのハード面に対しても大きな格差があると実感しました。

2012-04-02 17:42:37
Noritaka Kaneko @masaking129

[1]支援の格差は、支援側の立場からは理解しづらいと思います。その一つの理由として、議員や専門家・支援員が他の地域の支援体制を「視察」と称して見学に行くと、そこでは同じ専門家が案内を担当し、自分の地域の優れたところしか説明しません。そこに支援される側の気持ちは入りづらいのです。

2012-04-02 17:53:54
Noritaka Kaneko @masaking129

[2]ただ私は支援員や専門家、そして議員の方々の視察を否定しているわけではありません。「何とかしたい」という想いは重々感じております。ただ、その想いと考え、そして本当に支援される側が欲している気持ちがうまくリンクできていないのです。これは情報伝達の方法に問題があると思われます。

2012-04-02 17:55:45
Noritaka Kaneko @masaking129

[3]視察の際は是非とも、その地域のプラス面を拾い上げるのでは無く、足りない部分を見つけるよう努力されてください。これではその地域の重箱の隅を突っつくことになってしまいますが、マイナス面を補助するだけでも、そこに補助金や支援する費用を掛けることはプラスになっていく場合もあります。

2012-04-02 17:58:10
Noritaka Kaneko @masaking129

[4]日本の支援。特にハード面に関してはとても優れています。しかし、そこにソフト面が付いてきていないのは、ハード構築=支援の拡充と思われているケースがあります。一番大切な事はソフト面の充実です。建物がちょっと古くても温かい気持ちで接してくれる方が当事者には必要です。

2012-04-02 17:59:51
Noritaka Kaneko @masaking129

[5]また障害当事者を抱えるご家族の方は、膝詰めの対話をするだけで心が安らぐ場合もあります。私もそうでした。ちょっとポジティブになるだけで、不思議と支援される側も前向きになれるのです。大切な事は、当事者の「生きよう」という生命力です。それが「自立したい」という自発動的な命です。

2012-04-02 18:03:07
Noritaka Kaneko @masaking129

[6]当事者の方々の自発動的な自立の命こそ大切であり、それがあって始めて支援する側のパワーとハード面のパワーがかけ算として効果が出て参ります。支援する様々な方々へ。個人的な意見ではありますが、いち障害児のオヤジのつぶやきとして読まれて下さい。(RTの場合は1~6までお願いします)

2012-04-02 18:05:19