つぶやき怪談があるのならリレー小説があってもいいかと、Twetter版「怪集」を始めてみました。
先程高田公太氏の呟き漫談を読んでいてふと思ったのだが、呟きでリレー小説とかやっても面白い気がする。展開していく先で怪談になったりコメディになったり、書く人の感性次第でストーリーが展開していく、というのも思い掛けない発見がありそうな気がするのだが如何なもんだろう。
2010-06-16 15:02:18方向性をどう持っていくかは書き手次第な訳だけど、でもそうなると途中で無数に枝葉が分かれる可能性もあるなぁ。あれ、これって遺伝記や怪集っぽい?
2010-06-16 15:06:44@nekoyadou ありがとうございます。リレー式、次に誰が書く?というとこを申し合わせないと、わけわかんなくなるかもですが、面白いと思います。
2010-06-16 15:22:11@kotatakada 申し合わせない方が面白いかも知れませんよ。何話目からどこに転がっていくか、選択肢が多い方が書き手も読み手も楽しめるかも。ただ、一話目から数えて何話で終わるかを決めないと永遠に続きそうですが。汗
2010-06-16 15:37:45@nekoyadou なるほどなるほど。各枝のまとめをこまめにやると、うまくできるかもですね。「どれの続きを書いた」という報告も必須かと。TLに埋もれるとスルーされちゃうので各自それ専用のリストも必須ですね。
2010-06-16 15:45:22カレーを作ろうと台所に立つ。冷蔵庫から材料を取り出し、手際良く切って鍋に放り込んでいく。次の具材を切ろうと手を伸ばし掛けて、止まった。じゃが芋から目が出ている。「芽」ではない、「目」だ。芋の真ん中で目ん玉が私を見ている。動けない。パチッ。じゃが芋が大きく瞬きをした。#kaishu
2010-06-16 16:25:37じゃが芋が大きく瞬きをした。じゃが芋と見つめあったまま、自分が徐々にパニック状態に陥っていることがわかる。何か自分に間違いはないかといくら吟味しても、この根菜には目がある。動かないそれはただこちらを見るだけだ。思考が止まったまま見つめあいが続く。#kaishu
2010-06-16 16:52:06@kotatakada ですね。まだお試しだし。なかなか緊迫した展開です。これからどうなるんでしょ。熊やせんべい猫氏辺りが食い付いてくれそうな気もしますが。笑
2010-06-16 16:58:42@kotatakada @nekoyadou なんか呼ばれた気がしたw 次やる人はやります宣言して、他に名乗りがなければうpでいいんじゃないかなーと。宣言が重複したら早い者勝ちで。
2010-06-16 17:22:10待て、落ち着け。幸い、相手はじゃが芋だ。害は無さそうだ。だって何だか優しい目をしてる。去年死んだ愛美ちゃんの目に似ている。まずは会話だ。芽から目が出たわけだから…。ああそうか。俺は包丁を取り上げるとじゃが芋に切り口を付けた。「こんにちは」じゃが芋は可愛い声で言った。#kaishu
2010-06-16 18:15:48「こ、こんにちは」恐る恐る返事をしてみる。しかし、じゃが芋は返事をしてくれない。「こんにちは」もう一度声を掛ける。「え?」じゃが芋が聞き返す。ああ、そうか、目・口・その次に必要なものは。当たりを見渡すと、テーブルの上に食パンがあった。#kaishu
2010-06-16 18:55:18