- toshihiro36
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安部:それから認定制度ということで優良バスということをやろうとしているんですが、これも実は規制緩和で入ってきた新しいバス会社というのは許可を受けたバス会社ですから…認定優良バス会社なんてダブルスタンダードを設けるのではなく、今あるバス会社の指導・監督をきっちりすることが重要。
2012-05-08 07:49:03安部:それから旅行会社の運行責任ですよ。国土交通省はそういう方向性を出していますね。これはいいことだと思います。旅行会社に一定の責任を持たせる、これはいいことだと思います。
2012-05-08 08:19:29国谷:現在は責任は問われないわけですよね。しかし一番気になるのは、いったい1人のドライバーが夜間、高速バスを長距離運転して…いったい何時間運転することを認めるのかこということなんですが。
2012-05-08 08:23:35安部:これは今は670キロ(9時間)なんですが、2年前の総務省の行政評価の指摘でも「これは問題があるので再検討しなさい」と国土交通省に言ってるんですよね。例えば大阪のある大手のバス会社ですと、夜間は380キロを超えるものだと2人乗務なんです。
2012-05-08 08:28:18安部:さらに200キロで2人乗務させているバス会社もありますので、これは見直しをして…今の670キロはあまりにも緩すぎるので、かなり強化して厳しいものに変えていく必要があると思います。
2012-05-08 08:31:12安部:安全が一番大事ですから、きちっとこういう労働条件を確保し、コンプライアンスを確保して…それで経営が成り立たずにバス会社が潰れたとしても、それはやむをえないことだと思います。
2012-05-08 08:35:12安部:結局、監査という方法があまり有効ではありませんから…今のようにどんどん一定の基準を満たしたものを許可するのではなく、入り口で少し質のハードルを高めてバス会社を選ぶというのが一つの方向です。
2012-05-08 08:43:40安部:いま貸切バス業界は本当に混沌状況で…今回はこういうことになったんですが、同じような事例がたくさんありますから構造改革をやらなければいけないと思います。国交省は即やるべきだと思います。いましかないと思います。
2012-05-08 08:47:37