2012年5月8日

蔵臼金助氏によるモーゼル関連コラム再録ツイートまとめ

まとめました。
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蔵臼 金助 @klaus_kinske

以前つぶやいた、モーゼルに関するコラムを再掲します。ある雑誌のために書いたものですが、モーゼルに関する短い文を10回に渡って連載する予定でしたが、あいにくその雑誌が廃刊となり、陽の目を見る機会は得られませんでした。

2012-05-06 18:52:12
蔵臼 金助 @klaus_kinske

その10回の中のひとつは、後に『月刊Gun』誌にて掲載して頂く事になりました。他の文も映画や雑学など、全てがモーゼルにまつわる話ですが、全て未発表のものです。

2012-05-06 18:53:41
蔵臼 金助 @klaus_kinske

しかし、その当初掲載を予定していた雑誌にしろ、『月間Gun』にしろ、今はもう無く、同じ時期に版下まで作ってあったDVD-Books『島猫物語』も出版社倒産でお蔵入り。

2012-05-06 18:55:52
蔵臼 金助 @klaus_kinske

こういう時に思い出すのは、『さらば友よ』のフランツ(チャールズ・ブロンソン)の台詞だ。 「俺が関わったいくさは、必ず俺がついた側が負けるのさ」(大塚周夫の声で)

2012-05-06 19:00:23
蔵臼 金助 @klaus_kinske

『続・夕陽のガンマン/地獄の決斗』のフィルム修復後に復活したシーンの中で、6人の敵を前にブロンディ(クリント・イーストウッド)は言いました。 

2012-05-06 19:08:57
蔵臼 金助 @klaus_kinske

「6はパーフェクトな数字だ。俺の銃は6連発だからな」  

2012-05-06 19:09:12
蔵臼 金助 @klaus_kinske

モーゼルC96は弾倉に10発入りますので、C96の装弾数に因んだ10の思い出話をさせて下さい。私の人生には折々にモーゼルが登場しますが、最後は海がふたつに割れます。

2012-05-06 19:10:00

第1回

蔵臼 金助 @klaus_kinske

【第1回:殺しが静かにやって来る】 その日は朝からわくわくしていました。後に放映日を調べてみると、1972年4月16日(日)でしたので、当時、私は13歳だったことになります。

2012-05-06 19:10:38
蔵臼 金助 @klaus_kinske

既に『夕陽のガンマン』『怒りの荒野』などでマカロニ・ウエスタンにはまっていた私は、その日、「日曜洋画劇場」で見たことも聞いたこともないイタリア製西部劇、『殺しが静かにやって来る』が放映されることを朝刊の番組欄で知り、夜になる迄、興奮しっぱなしだったのです。

2012-05-06 19:11:20
蔵臼 金助 @klaus_kinske

『殺しが静かにやって来る』イタリア版ポスター。 http://t.co/BnpyDh3u

2012-05-06 19:16:57
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蔵臼 金助 @klaus_kinske

冒頭からラージ・リング・ハンマーで殴られた様な衝撃を受けました。

2012-05-06 19:19:21
蔵臼 金助 @klaus_kinske

西部劇と言えば、砂塵吹きすさぶ荒野が舞台と決まっていましたから、一面の銀世界にウインチェスターをかまえて待ち伏せする賞金稼ぎ達を観た瞬間、「この映画は他の西部劇と違う」と直感したのです。

2012-05-06 19:20:07
蔵臼 金助 @klaus_kinske

そして、雪原を馬でやって来る黒ずくめの主人公。彼はギャーギャー鳴いていたカラスの声が静まった途端、胸騒ぎを覚えて腰の銃を抜きます。

2012-05-06 19:23:36
蔵臼 金助 @klaus_kinske

直後、一瞬の内に賞金稼ぎ達は撃ち倒されるのですが、その主人公の手に握られていたのは、自動拳銃モーゼルC96でした。

2012-05-06 19:24:03
蔵臼 金助 @klaus_kinske

西部劇で活躍する銃と言えば、リボルバーが常識です。ウエスタン・ファンからモデルガン・ファンになって行った私も、それ迄集めていた銃は全てリボルバーでした。

2012-05-06 19:24:29
蔵臼 金助 @klaus_kinske

しかし、主人公の殺し屋サイレンスが愛用するモーゼルを観て以来、私はその美しさに取り憑かれてしまったのです。

2012-05-06 19:27:38
蔵臼 金助 @klaus_kinske

直線と控えめなアールで構成されたメカニカルなシルエット、リボルバーとは全く異なる構造、初期の自動拳銃に見られるプリミティヴなその存在感…何と不思議な形の、それでいて魅力的な銃なのでしょう。

2012-05-06 19:28:01
蔵臼 金助 @klaus_kinske

モーゼルC96“サイレンス”スペシャル。 http://t.co/EKxFWet8

2012-05-06 19:31:14
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蔵臼 金助 @klaus_kinske

映画の内容も衝撃的でした。雪山が舞台、ヒロインが黒人、どんなに映画を見慣れた人でもあっと驚く非情のエンディング…。

2012-05-06 19:32:42
蔵臼 金助 @klaus_kinske

主人公は賞金稼ぎを専門に狙う殺し屋で(賞金稼ぎに殺された無法者の家族から報酬を受け取り、仇を討つのです)、最後迄一言も台詞を発することがありません。

2012-05-06 19:36:29
蔵臼 金助 @klaus_kinske

でも、一番印象に残ったのは、ウエスタンでありながら、主人公が自動拳銃を愛用していることでした。

2012-05-06 19:36:58
蔵臼 金助 @klaus_kinske

この日以降、私はマカロニ・ウエスタンにさらにのめり込み、モーゼルに取り憑かれていくことになります。

2012-05-06 19:37:41

第2回

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