Adkins & Liebeckのプロペラ理論がJavaPropや流体機械工学の教科書で採用されていてがっくり。どこに間違いがあるのかを次の飛行機シンポジウムで発表しようと思ったり、しなかったり。ただこの理論でも性能はLarrabeeの理論に比べてほとんど落ちません。
2012-05-05 14:36:37プロペラに使用する翼型の性能は風洞実験でもXfoilでも正確に当たれません。遠心力が働いている為に境界層が翼弦方向と直角に流れるので。付根ではCLmaxが2倍になるとか。この記述を英語の文献で見つけたのに無くしました。この辺りの仕事もまだ残っているなー。
2012-05-06 12:40:41@EimoniTna 論文では http://t.co/JDgpjI0Q からダウンロードできる"Airfoils at Low Speeds"に掲載されている実験データを使用しました。xfoilの結果は注意深く使ってください
2012-05-04 22:01:15残っている仕事。 1。人力用プロペラ理論の簡単で効果のある設計手法の報告。 2。ニンバスなどの高性能機に使用されているKuchemann(キュッヘマン)翼端、三日月翼の効果の理由をMunkの定理に矛盾しないで説明すること。
2012-05-06 13:16:37もっと面白い機体の設計したいなあ、プロペラは面白くないし、いつも言ってる羽ばたきとかいいなあ、模型で試作してみるかなあ。
2012-05-07 04:16:26これは本当に考えて欲しい、現役よ。あたりまえのことなんだが熱中すると見失ってしまう。RT @aero_iki: 設計思想2012.5.7 http://t.co/KmGEC4PR
2012-05-07 16:53:57@isomohorari 1の報告楽しみにしてます!今暇つぶしにJAXAの論文になっている方法でプログラム書こうかなと考えているので。
2012-05-07 19:37:03@ina111 さま あの論文は難しい割には効率向上があまり望めません。効率向上よりも付け根が太くなってスパーを通し易くなるということで使てもらっています。おすすめはMITのLarrabeeの方法です。
2012-05-07 20:16:57@ina111 さま LarrabeeはPrandtlの古典理論の発展型ですが、十分な計算精度が出ます。Prandtlの関数Fは完全解ではなく、近似解ですが精度は十分です。むしろ製作時の翼型の再現性に努めてください。
2012-05-07 20:21:54@isomohorari なるほど。たしかに渦法は効率向上の効果は限定的ですよね。前にアドキンス&リーベックのものは書いたことがあるので、ララビーの方も設計プログラム作ってみたくなりました。
2012-05-07 20:47:19@isomohorari 自分は今は人力機の製作からは身を引いてるので、設計は趣味ですwあと、鳥人間の現役の子たちにネタでいなさまと呼ばれているので、原田さんに言われると恐縮すぎますw
2012-05-07 20:51:37@ina111 では「さま」なしで。Adkins & LiebeckはLarrabeeの方法を発展させたと論文中で述べています。ですがPrandtlの理論が適用できる条件を自ら壊しているので内部矛盾が発生しています。詳しくは次に
2012-05-07 21:18:50@ina111 Prandtl理論はプロペラの円盤荷重が0の時に厳密に成立します。ですがPrandtl理論を低円盤荷重のプロペラに適用しても誤差が生じません。Prandtlの近似はいつもこのように優れています。また続きます。
2012-05-07 21:23:53@ina111 LarrabeeはPrandtlの仮定を忠実に守っています。displacement velocity, v'を前進速度と等しいと大胆に近似しています。Adkins & Liebeckはこのv'を正確に求めようとして内部矛盾が発生しています。
2012-05-07 21:26:39そういえば、いな様の代の設計さまが原田さんと連絡取ってララビー使えよって話になったから、そのときはララビー使ってた記憶。ちなみにテーマソング:http://t.co/XFUJyhfL
2012-05-07 21:31:33@ina111 少なくともウチの代はアトキンスにしてました。何かあの頃は毎年プログラム書くのが儀式みたいになっちゃってたんだと思います。夢の国の本人に聞いたら理由は分かるかもですが。下の代は良く覚えてないですけどララビだったような・・・
2012-05-07 23:20:48@ihara_hypnos プログラムを単に目的もなく書きなおすのは意味ないよねぇ。夢の国の人にはたまに会うから聞いてみるか・・・
2012-05-07 23:27:31@ina111 そうですよね。まだ使ってるかどうか知らないんですが、先人の書かれた渦法プログラムは翼型データが若干怪しいと思うんですよね。アルゴリズムいじるよりインプットファイルいじらないと意味ないだろと思った記憶が。そして、翼型もいいのがあるんじゃとかアゥアゥアー^q^
2012-05-07 23:35:25@ihara_hypnos 翼型はいいのがあるんだろうけど、原田さんの言う通りプロペラ用に風洞試験しないといけないから風洞ないうちじゃ、しょうがない感ある^q^
2012-05-07 23:38:29@ina111 http://t.co/mBdczYZtにいなさん自身の記述で、「Adkins & Liebeckの近似式の変形がアヤシく、」とありますね。以前ここを読んだとき、やっと気づいた人が出たかと胸のつかえが下りました。
2012-05-07 21:37:18@isomohorari Adkins&Liebeckは間違っているというのを、どこだったか何回か聞いていて理論的には近似式ぐらいしかないから、そんなようなことを書いた気がします。そういう意味ではおそらく原田さん経由で来ています。
2012-05-07 21:47:39@isomohorari うーん。最近プロペラから離れててなんとなくわかるぐらいです。初めに流体機械工学の本でプロペラやってみようと思ったのでadkins&Liebeckは鵜呑みにしがちです。
2012-05-07 21:51:24