食品用の簡易放射線測定装置でできるだけよい測定を行うために:測定試料の取扱い編
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第1部
急遽、妹に貰いました。 フードプロセッサー まじ助かった! http://t.co/dLE4GRQL
2012-05-09 22:11:00@champoolcan はい、ありがとうございます!わらびなんですがネバネバで、さらに気泡ができやすい感じします。 難しいです!
2012-05-09 22:32:01@koganekitakami ねばねば系はフードプロセッサー使わないほうがよいとおもいます。なめこなんてやったら大変なことになりますよ。空気の泡だらけで測定できません。消泡剤も効きません。消泡剤としては、オクタノールというアルコールを用意しています。
2012-05-09 23:22:21@champoolcan 2回目はうまくいきましたが、1回目は気泡入ったかもしれません。134は検出されますが、肝心の137が不等号やNDになったり、ならなかったり?Bi214の影響ですかね。
2012-05-09 23:50:06@champoolcan すみません、一回目です。延長して3時間、137不検出で134検出なんですがやっぱり天然物なんでビスマスかなと判断でいいと思いますか?基本そのように考えていますが。
2012-05-10 07:28:03@koganekitakami 気泡がたくさん入っていると誤計測につながる、と私は判断しています。ビスマス疑われる場合は何日か置いて再計測でしょうね。
2012-05-10 07:51:16@champoolcan 初めまして、試料の調製法が食品の放射能測定の成否を左右するとのお話、興味深く伺いました。持ち込み測定を依頼する際にもきっと役に立つと思いますので、他に知っておくとよい例がございましたらこの機会にぜひご教示くださいませ @koganekitakami
2012-05-10 15:43:11@parasite2006 はじめまして。まとめはいつも参照させていただいております。温度補償のあるAT1320Aでも計測中ピークずれが起こる場合があります。K-40のチャンネルで判断するのですが、そうした場合は最初から再計測が必要となります。
2012-05-10 17:35:31@champoolcan 早速のお返事有難うございます。NaI検出器は測定中の温度の変動によりピーク位置がずれるのでしたね。ということは冷凍・冷蔵保存してあった試料は十分室温に戻してから測定しないといけませんね。
2012-05-10 22:50:11@parasite2006 検体の詰め方は、LB200での経験で、数値の出方が左右され、きっちり詰めるために試行錯誤しました。高濃度の汚染が考えられるもの以外はビニールを使わず、マリネリ台(石膏)を使用し、体重をかけて詰め込むことで、計測値の揺れの巾を減らすことができました。
2012-05-10 23:00:49(LB200とは、ドイツ、ベルトールド社製の食品用簡易放射線測定装置http://bit.ly/nPa0Om スペクトルを測定する機能がなく、天然放射性元素K(カリウム)40を放射性セシウムと区別できません。鉛の遮蔽壁の厚さが1.5 cmしかないためバックグラウンドの放射線を拾いやすいのも泣き所。試料容器は500 mL入りマリネリビーカー)
@champoolcan これは大変。できるだけ空気を残さず均等に詰める必要があるのだとは聞いていましたが、大人が体重をかけて押し込まなければならないとは存じませんでした。でもビニール袋は、自治体の持ち込み検査のように検体切り替えによるロスタイムを最小限に留めたい場合には必需品
2012-05-11 00:52:42@parasite2006 体重を、というのはちょっと大げさですが、検体によってはかなり力を加えなくてはなりません。LBのマリネリは中心部に力を入れすぎると壊れてしまうほどヤワな作りなので、破損防止のため凸型のマリネリ台があると均質に検体をセットできます。
2012-05-11 01:10:53@champoolcan なるほど、マリネリビーカーは検出器をぴったり包み込めるように底が盛り上がっていますから、検出器と同じ形の突起のある固い台の上にのせてから検体を詰めれば、力を入れて押し込んでもビーカーの底の突き出た部分を壊さずにすむのですね。よくわかりました。
2012-05-11 01:15:32@parasite2006 ビニール袋を使用しても、穴が空いてしまうことがあります。マリネリがいくつかあれば測定中に次の検体をセットできるわけですから、ロスにはなりません。洗浄は、石鹸を使用し、湯沸かし器のお湯で洗浄し、活水器の水ですすぎ、ペパータオルで水気を拭き取ります。
2012-05-11 01:15:56(放射線測定用の試料容器の洗浄には、表面に傷をつけてはいけないため金属タワシや磨き粉は使えません)
@parasite2006 ATのマリネリ用にドーナッツ型の円盤状の押し具をオーダーし、下部については確実に空隙なく詰め込みます。マリネリに蓋がないので、薄手のビニールをかけ輪ゴムで止め周辺をカットし、蒸散による結露を防いでいます。いろいろと工夫してみるものです。
2012-05-11 01:29:10(結露もNaI検出器入りのγ線測定装置の測定結果を狂わせる原因の一つ。長時間測定の際、密閉したサンプルチェンバーの中でふたのない試料容器に入れた試料の水分が蒸発し、検出器の表面に水滴を作るとまずい。
なおベラルーシ製の食品用放射線測定装置ATOMTEX AT1320A http://bit.ly/xp9xFX のマリネリビーカーは1 L入りです)
@champoolcan たくさんご教示いただき感謝に堪えません。お話を伺って正確な測定のためには装置だけでなく、測定試料の扱いにも注意や工夫が必要なことがよくわかりました。ぜひTogetterでまとめさせていただきたいのですが、お差し支えないでしょうか?
2012-05-12 05:35:05@parasite2006 利用できるほどの情報があったかどうか・・・昨晩計測した直径7mmほどの小さなさくらんぼ、粒のままですとCs-134の不等号が5400秒でも消えず、フードプロセッサーにかけたらすんなり測定完了。
2012-05-12 07:34:51