音楽の著作権に関するつぶやきのまとめ

安藤潤さん(@Jun_WorldTour)がつぶやいたつぶやきのまとめです。 考えさせられたのでまとめました。 問題があれば@iKatchanまでご連絡ください。
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安藤潤@コンテンツ制作とPR・マーケティング会社 @Jun_WorldTour

昨日は音楽業界25年で、某メジャーレーベルにこの前までいた僕のブレーンから著作権についての話を色々聞いてました。アーティスト、クリエイター(創造する全ての人)の中で、まだ音楽というのは守られているというか、管理出来ていたんだと実感。しかし今の時代についていけてないのも事実

2012-05-13 15:15:52
安藤潤@コンテンツ制作とPR・マーケティング会社 @Jun_WorldTour

例えば誰かの音楽をどこかで使うのは二次使用として、著作者に還元される仕組み。だからよくある昔懐かしい90年代のヒットソングのカバーソングとして世に出るのも使用料が著作者(わかりやすく作詞家、作曲家)に支払われる。しかし書籍はそうはいかない。

2012-05-13 15:20:26
安藤潤@コンテンツ制作とPR・マーケティング会社 @Jun_WorldTour

誰かの本を何かに組み込んだり、アレンジを変えたりして(歌だとパラパラバージョンとか)販売した場合、二次使用として著作者に入る仕組みがないから、いきなり著作権妨害として裁判沙汰になったりする。もちろん歌詞の世界でも盗作とかの問題になる事もあるけど、同じメロディ、歌詞の一部を組み込む

2012-05-13 15:25:12
安藤潤@コンテンツ制作とPR・マーケティング会社 @Jun_WorldTour

そういった歌が一つの作品として生まれているのも事実。音楽というのは、その作品が直接買ってくれる事はもちろん、誰かに使ってもらう事で価値が増えるというか、価値が生まれる。様々なメディアを通じて。その価値判断はちょっと不思議で、東京ドームで一曲流れるのとカラオケで流れるのは価値が違う

2012-05-13 15:29:12
安藤潤@コンテンツ制作とPR・マーケティング会社 @Jun_WorldTour

著作者の立場で考えると10万人に聞かせる価値と、カラオケボックスで5人に聞かせる価値は違うというか、彼らの権利を守る上では10万人に一斉に聞かせるという価値は高くてしかるべきだと思う。しかしまったく中立な観点でいうと、一曲は一曲。五分の曲なら五分という事実は変わらない。

2012-05-13 15:33:24
安藤潤@コンテンツ制作とPR・マーケティング会社 @Jun_WorldTour

そう考えると、東京ドームで一曲流す行為と、小さな舞台小屋で流すのは別に同じじゃないか?とも思う。あくまで中立というか、無機質的な考えで行くと。ただ上記観点で考えると、多くの人が聞ける場所で流れた方が価値が高いイコール使用料も多いとなるのであれば、インターネットはどうなるのだろう

2012-05-13 15:36:51
安藤潤@コンテンツ制作とPR・マーケティング会社 @Jun_WorldTour

東京ドームで10万人だとしても、youtubeで100万回再生されてる楽曲がある場合、どちらの価値が高いのか? その曲を使う側の立場で考えると、どちらの方が高いのか?と、考えるとネットの方が高いように感じる。しかしネットにあげる事は著作権保護によって禁止される。いきなり。

2012-05-13 15:42:14
安藤潤@コンテンツ制作とPR・マーケティング会社 @Jun_WorldTour

著作者の立場で考えれば、自分の作品を使ってもらう事が、使用料として還元される訳だから、イチユーザーでも二次使用、三次使用として使われる事はマイナスにはならないと思う。あとはその使用料を誰が払うか?という部分が大切だとと思うし、それがアップロードした人が払うのならそれでいい。

2012-05-13 15:47:42
安藤潤@コンテンツ制作とPR・マーケティング会社 @Jun_WorldTour

youtubeで一回再生されるごとにアップロードしたユーザーに、例えば10円を請求し、それを著作者に還元すれば全く問題ないと思う(分かりやすく音楽出版社は外して考える)しかし問題なのはネットの世界は誰がアップロードしたのか不明瞭な部分。そこを考えないといけない。

2012-05-13 15:52:08
安藤潤@コンテンツ制作とPR・マーケティング会社 @Jun_WorldTour

アップロードした本人が分からなければ請求する事も出来ないとなると、次はそのサイトの管理側が払わなければならない。その楽曲があるからアクセス(人)が集まるという考えもあり、そこで広告収入が入る仕組みであるのなら、そのサイトが著作者に対して払えばよいのだと思う。

2012-05-13 15:55:42
安藤潤@コンテンツ制作とPR・マーケティング会社 @Jun_WorldTour

もちろんyoutubeの様な巨大なサイトであれば、使用料を払えるかもしれないが、昨日、今日始めた何かのポータルサイトで、誰かの楽曲がいきなり100万再生されると、そのポータルサイトは100万再生分を払わなければならなくなるのでやってられなくなる。現実味はないけど可能性はある話。

2012-05-13 16:00:41
安藤潤@コンテンツ制作とPR・マーケティング会社 @Jun_WorldTour

現実的には小さなサイトが、いきなりそうならないと思うが、このネットの世界はたった数年で巨大化する可能性がある。事実facebookなんてのはここ数年の話。その成長スピードに、著作者、それを代行する著作権管理団体は対応しなければ、著作者の権利を守れない。守れないなら滅ぶだけだろう。

2012-05-13 16:04:29
安藤潤@コンテンツ制作とPR・マーケティング会社 @Jun_WorldTour

しかし今、日本でほぼ独占している著作権管理団体はこのスピードについていけていない。ここが結構な問題であって、僕はここ数日、音楽著作権の事を学んだだけでもわかる事。そう考えると、1997年にはこの問題を予測し提案された坂本龍一さん、坂本教授は凄い。しかしその提案は早すぎたのか。

2012-05-13 16:16:20
安藤潤@コンテンツ制作とPR・マーケティング会社 @Jun_WorldTour

それとも既得権益を守りたい旧態依然の日本社会がそうさせなかったのか。戦後を経て高度成長という勘違いで、バブルを弾けさせ、失われた何年みたいな言い方で不況、不況と悲観的ににり、気づけは世界の変化に遅れを取っている。が、世界第二位だとまだ思ってる。そう考えると日本人は不思議な人種。

2012-05-13 16:24:23
安藤潤@コンテンツ制作とPR・マーケティング会社 @Jun_WorldTour

そういう話は置いといて本題。結論で言うと、音楽検索という仕組みは作れるか?という事。Googleは文字検索から始まり世界を変えた。それの音楽版は作れないのかという事。音楽は周波数の波に変えて可視する事が出来るのであれば、きっとそれは数値化する事が出来るはずで、数値化すれば、、、

2012-05-13 16:31:47
安藤潤@コンテンツ制作とPR・マーケティング会社 @Jun_WorldTour

数値化しなくとも、周波数の波で検索出来て、その結果一覧がサイト別で表示される仕組み、システムは作れないのだろうか?著作者が自分の曲をその音楽検索サイトにアップロードし、それをシステムが解析し、検索し結果を提供する。時間がかかるならそれはリアルタイムでなくてもいいかもしれない。

2012-05-13 16:35:40
安藤潤@コンテンツ制作とPR・マーケティング会社 @Jun_WorldTour

それが可能になると、例えば結果として100個のサイトにアップロードされてたら、そこに連絡を行い使用料を払ってもらえばよいのではないか?問題点は山積みなのも分かるが、出来ない事なのか?日本の著作権の考えと、アメリカの著作権の考えは違うだろうし、アメリカのサイトに日本楽曲がある場合

2012-05-13 16:40:33
安藤潤@コンテンツ制作とPR・マーケティング会社 @Jun_WorldTour

それは分かりやすくいえばyoutubeになるわけだが、彼らからは使用料をもらう形にここ最近ではあるけど、ようやくなったのであれば、他のもっと小さな共有サイトも可能なのだと思うし、後は小さな共有サイトを見つける技術だけかと思う。それが出来ればインターネットはもっと楽しいものになる。

2012-05-13 16:44:56
安藤潤@コンテンツ制作とPR・マーケティング会社 @Jun_WorldTour

と、まぁここまで色々メモ的に書いて見たけど、凡人の僕が思う事はきっと誰かも思ってて、音声認識なんて技術があるぐらいだから、音声検索なんてのも実はもうあったり、どっかの大学で研究されてたりするんだろうな。と思ったり。誰もやってなかったら、きっと、、、儲かると思う(笑)

2012-05-13 16:49:53