同題SS紡時/温度

#同題SS紡時 のまとめ お題は『温度』です (5/13夜~5/14夜) 続きを読む
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@llltmjlll

【主催より】同題SS紡時の5月13日21時~14日21時までのお題は<温度>です!凛さんご提案thx!企画概要&今までのお題一覧はこちら! → http://t.co/BHvjuIZM #同題SS紡時

2012-05-13 21:03:05
あきら@レギ主元素Rg @akilaregishu

<レギ主/温度>背に抱き着き、頬を寄せる。普段しれっとした顔で冷静を装っていても、彼の鼓動は素直だった。「レギウス、あったかい」「私も…人間ですから」少し冷えた大きな手が僕の手に重なる。「今晩は私の部屋に」と言ってくるのが妙に恥ずかしくて、無言で指を握ってやった。 #同題SS紡時

2012-05-13 21:12:15
のりこC🔥❄ @norikoronron

<ロルトル/温度>いつの頃からか定めていた境界線は、その相手によって無惨にも破られた。きっと最初からお見通しだったに違いない。「残酷だよね、トルワド」「それがロルフの本心だったなら、俺だってこんな無茶はしない」取り繕う術をなくして敢えなく降参。温度は上昇するばかり。#同題SS紡時

2012-05-13 22:11:53
リューラ@屑深 @ryu__ra

【主ゼフォ/温度】「待って、ゼフォン!」君が消えてしまいそうで、思わずその手を掴む。つめ…たい。自分との温度の違いに、ゾクリと背筋を這い上がる恐怖。打ち消すように小さな身体を引き寄せて力一杯抱き締める。苦しいっていつもの調子で訴えられても、離す気にはなれなかった。 #同題SS紡時

2012-05-14 12:47:02
ひなさん @hinasan26

<三百年組/温度>例えるなら、君は太陽で私は月だった。自ら輝く熱とそれに照らされるだけの存在。それは絶対なる温度差だった。その太陽が離れる事になったが動揺はしなかった。月が月である事に変わりはないし、どこかで太陽が輝いているならばそれでいいと、その時は思ったからだ #同題SS紡時

2012-05-14 15:50:35
ひなさん @hinasan26

<三百年組/温度>君から遠くに離れてしまって、慌てて戻ったときには遅かった。君を照らすことができないと知った時、僕は太陽であることをやめた。僕の手は温度を失って、もう君を暖めてあげることはできないけれど、僕は太陽を探して、必ずもう一度、君を照らしに行くからね。 #同題SS紡時

2012-05-14 15:52:35
リューラ@屑深 @ryu__ra

【レギ主/温度】あなたと別れてもうどれくらい経っただろう。忙しくしてる間は思い出すことなんかないのに、どうしても考えてしまうのは、夜寝る前。そこにあなたの温度が感じられないから。寂しくて寂しくて勝手に溢れる涙が枕を濡らすんだ。会いたい、あなたに。あなたを感じたい。 #同題SS紡時

2012-05-14 19:47:22
りか @rika__92

隣ですう、と寝息をたてている少年。普段は団長として、皆を引っ張っていく彼だが、眠っている今は年相応にあどけない表情をしていた。(温かいな…)肩に寄りかかるその温度が心地良いとゼフォンは微笑む。いつまでも、こんな穏やかな日々が続けばいいと思った。 #同題SS紡時 <温度/ゼフォ主>

2012-05-14 19:53:56
皐月 @cdkgsbou

<トル主/温度> とくりとくり、と彼の鼓動が僕の身体に広がっていく。くっ付いた箇所からは体温が。会うなり突然抱き付いた僕を、彼はずっと包み込んでくれている。時折背を撫ぜられる。撫で下ろすその感触に、何かが一緒に落ちていく。 あぁ、このまま溶けてしまえればいいのに。 #同題SS紡時

2012-05-14 20:17:25
紅葉 @MH_Asteres

<温度/レギ主>百年前のヒオニ山西部へ来たついでに、書庫にも立ち寄った。現代の書庫にはない本があったみたいで、彼はすっかり読み耽っている。けれどここはやっぱり寒くて。ページをめくる指がかじかんでいるのに気付いてそっと手を重ねると、そこからじわりと熱が広がった。 #同題SS紡時

2012-05-14 21:01:38