中村伊知哉 @ichiyanakamura さんの知財、IT時代の著作権と教育情報化
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知財本部コンテンツ会合1)産業革新機構が60億円出資するAll Nippon Entertainment Works黒川COOのプレゼン。日本コンテンツの輸出を後押ししてもらいます。よろしく。
2012-05-15 22:26:57知財2)ジェトロと音楽業界が連携した音楽×消費財の中国市場開拓についてジェトロからプレゼン。ライブ×商談@上海。この線ですね。
2012-05-15 22:27:063)今回提出の著作権法改正案とACTAについて文化庁・外務省から説明。著作権法はいわゆる日本版フェアユース、国会図書館資料の配信など。国会審議見通し立たず。
2012-05-15 22:27:266)IT本部・知財本部合同会議でぼくが主張した通信放送融合、デジタル教科書推進、クールジャパンの3点について改めて主張。
2012-05-15 22:28:177)ドワンゴ川上さんが日本のネットユーザの力は世界一でありFacebookの次のネット文化が日本から起きる可能性を指摘。それはニコニコ超会議でも実感しました!
2012-05-15 22:28:318)知財計画案に「教育の情報化の推進」として、急遽、デジタル教科書に関する制度改正の検討が盛り込まれ了承された。ぼくらが先月提言したものが早くも成果となった形。これとても重要なので、あとで改めて整理します。 (以上)
2012-05-15 22:28:53教育情報化1)今日了承となった「知財計画2012に盛り込む事項」に、「教育の情報化の推進」という項目が盛り込まれた。以下8点メモ。
2012-05-15 22:30:032)前段は、「児童生徒1人1台の情報端末によるデジタル教材の活用を始めとする教育の情報化の本格展開を目指して義務教育段階における実証研究を進める」。ここまでは従来路線。
2012-05-15 22:30:153)驚きは後段。「実証研究などの状況を踏まえつつ、デジタル教科書・教材の位置付け及びこれらに関連する教科書検定制度といった教科書に関する制度の在り方と併せて著作権制度上の課題を検討する。」(文部科学省、総務省)とある。
2012-05-15 22:30:354)デジタルの「位置付け」「検定」「著作権」という3大テーマを明記し、政府が検討義務を負う。先月デジタル教科書教材協議会DiTTが提言した内容を政府が受け止めた形。このまま閣議決定まで行けば大きな前進。
2012-05-15 22:30:555)検定や著作権に踏み込むのは民間ではタブー視されてきた。それが政府側から出てきたのは驚き。さらに勢いをつけて進めたい。
2012-05-15 22:31:126)逆に言えば、これまでこの問題に携わってきた(けどDiTTには参加しない)専門家や学者は何しとったんだ?という思いも。やる気のあるプレイヤーで進めましょう。
2012-05-15 22:31:327)「実証研究などの状況を踏まえつつ」という表現も実は重要。これまでは実証研究の「成果を待って」というスタンスだった。踏まえ「つつ」だから、同時並行で制度論を進められる。つまり、今からできる。
2012-05-15 22:31:508)教育情報化は「成果出せ」「議論必要」の繰り返しで進まなかった。その壁を壊し、「ひとまずやってみよう」に行きたい。
2012-05-15 22:32:21