正しさの賞味期限

正しさの賞味期限を見極める力が、たぶん時代に乗ったり時代を読んだりする力で、そういう力があったらたぶん面白いし少し抜けれる。それを養うには今の正しさをある程度信じれる素直さと疑えるやんちゃさ、2つを交互に自分の中に登場させる意識で今にぶつかっていくことかな、と思う。
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@dainotopia

歴史ドラマで偉い人が病気になると僧がたくさん集められて祈祷をはじめる場面がよくある。その場面を見るたびに思う。やっぱり絶対に正しいものっていうのはなくて、正しいと信じる人が多くなったものがだんだん正しくなる。そしてその正しさもまた時とともに劣化し、新しい正しいものに取ってかわる。

2012-05-17 18:18:00
@dainotopia

病気の例えでいうなら、今は薬とか手術とかで治すのが多くの人が信じる正しい治療法だろう。でも、1000年前の人、1000年後の人からみたらそれは正しくないかもしれない。むしろ、当時の常識からしたら明らかに間違っていると言われるかもしれない。祈祷のシーンを見るたびにそんなことを思う。

2012-05-17 18:25:18
@dainotopia

ただ、だからと言って何も信じない、すべてに懐疑的に生きるのはとてもつらい。逆に全てを盲目的に信じることは危険である。そこで、僕が意識してるのは、今、正しいとされていること、信じられていることについて、まずは信じたふりをする。信じたふりをして、中に入って感じてみる、調べてみる。

2012-05-17 18:31:16
@dainotopia

ある程度信じてみて、感じてみて、調べてみてから次に疑いにかかる。疑いの材料を集めて、見比べてみる。そこで、対象の正しさの賞味期限はどのくらいかを意識してみる。まだまだ食べられそうなら、また戻って信じればよくて、もう食べられなくなりそうなら、違う食材を買ってくるようにする。

2012-05-17 18:36:32
@dainotopia

正しさの賞味期限の見極める力が、たぶん時代に乗ったり時代を読んだりする力で、そういう力があったらたぶん面白いし少し抜けれる。それを養うには今の正しさをある程度信じれる素直さと疑えるやんちゃさ、2つを交互に自分の中に登場させる意識で今にぶつかっていくことかな、と思う。おわり。

2012-05-17 18:48:18

追記

@dainotopia

正しさの賞味期限がきれたとしても、まだ賞味期限がきれただけであって、食べられないわけではない。だからそれを食べたり、それで食べたりしてる人も多くいる。それは賞味期限がきれてもまだ食べられる、死にはしない!そんなの気にするのは何と軟弱なことか!と言うオヤジに似ている。

2012-05-18 10:40:02
@dainotopia

確かに、完全に腐ってしまわなければまだ食べられはするわけで、それはそれでいいと思う。ただ、やっぱり何でもイチバン旬で美味しい時に食べるのが本当の自然の摂理なんだと思う。それを見極める力があれば最高で、最低でも知っているようにはしたい。

2012-05-18 10:42:11
@dainotopia

そして、腐りかけたものはいっそ腐らせる、徹底的に腐らせる。そしたら、発酵して全然違うものになって、新しいものになってたりする。そして、かなり保存のきくもの、いわゆる、古典になったりすることもあるってのは忘れたらいけない。すべてを否定して突き放してるわけじゃないよ、ってね。

2012-05-18 10:46:54