この筆者の主張は一貫していて、身体と心は関係しているという事を説いています。この本では、心理面よりも身体面からのアプローチ方法を主に解説してます。
2012-05-18 21:44:57例えば、話しかける際に声が小さい人は、お尻を引いていたり、背中をすぼめたり、下を向き気味だったりと、身体全体が引き気味になっているらしい。これは、自分でも癖があるからわかる。そうすると、思ってるよりも声が全然出てないんだそうです。
2012-05-18 21:48:40だから、相手に話かける際にはこういった引き気味な身体のガードを解いて、話かけることで相手に声が伝わるよ!それにはこういうトレーニングするといいよ!という感じで、この本は話を進めていきます。
2012-05-18 21:50:35身体と心って密接に関わっていて、「顔面フィードバック効果」とか、その代表ですよね。それに、こういう身体面からのアプローチの方が自他の視点からのフィードバックを得やすいので、日常の振る舞いの改善に役立つ可能性は高い。
2012-05-18 21:53:48他によく見るのが、呼吸法ですね。よく呼吸を整える事で、落ち着きを取り戻すって話を聞きますけど、あれは事実です。例えば、集中してるときは呼吸って止まってるし、緊張感や恐怖感を感じているときは、呼吸は浅く・早くなってます。
2012-05-18 21:56:13呼吸というのは、無意識で行なっている行為にも関わらず、吐く・吸うのスピードを意識的にコントロールできるんですよね。つまり、無意識と意識の双方に影響を行為であると考えられています。
2012-05-18 21:57:41こういう身体面からのアプローチは、思考パターンを直すよりも目に見える形でフィードバックを得られる可能性が高いです。なので、思考パターンの改善よりも効果的なんじゃないかなーと思いました。
2012-05-18 22:00:08あと、身体の動きと別に、距離感ついての記述がありました。要は、この人とはこの距離なら気持ちよく会話できる距離、みたいなのがあるみたいです。これは、心理学のパーソナルスペース理論だよなぁ、と思いました。
2012-05-18 22:01:45パーソナルスペースというのは、まぁ個人が持ってる固有結界みたいなもので、この中に侵入してこられると抵抗感や不快感を感じるというものです。そして、このスペースは対峙する相手によって大きさが変化します。
2012-05-18 22:02:57わかりやすい例だと、町中で2人組で歩いてる人を見ると、上司部下の関係なのか、友人同士なのか、カップルなのかが、パッと見るとわかると思います。両者の関係が密であればあるほど、このスペースは小さくなるので。
2012-05-18 22:05:00完結にいうと、相手とのパーソナルスペースを意識しよう。話をするときは、精神面だけではなく身体面にも目を向けてみよう。といった感じですねwこの本は内容的にちょっと説明するのが難しいので、ここまでの話で何か引っかかるものを感じた人は一度手に取ってみられるといいと思います〜。
2012-05-18 22:06:40