2012/5/18「第7回 専門医の在り方に関する検討会」まとめ

2012/5/18に行われた厚生労働省「第7回 専門医の在り方に関する検討会」傍聴メモのまとめです。
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charkun @charkun0323

5/18専門医の在り方に関する検討会(第7回)。今回ヒアリングは、①「医学部教育:現状と課題」東京医科歯科大医歯学教育システム研究センター長、奈良信雄先生。②「病理専門医、専門医制度の現状」日本病理学会理事長、深山正久先生。

2012-05-18 10:54:47
charkun @charkun0323

5/18専門医の在り方検討会メモ。ヒアリング①「医学部教育:現状と課題」東京医科歯科大、奈良信雄先生。なぜ今、医学教育改革か?→日本は医学教育においてガラパゴス。海外医学教育トレンドに学び、講義中心の受け身の教育から、少人数テュートリアル教育(PBL、TBL)へ。

2012-05-18 15:04:07
charkun @charkun0323

5/18専門医の在り方検討会。奈良信雄先生。見学型から参加型の臨床実習へ。臨床実習の総時間1500時間以上の大学はH21年55→H23年63と増えてはいる。参加型臨床実習がなぜ日本で不十分なのか?→国家試験が最終・最大の目標であり、知識偏重の受験対策、臨床実習の形骸化もある。

2012-05-18 15:16:04
charkun @charkun0323

5/18専門医の在り方検討会。奈良先生。動きだした医学教育改革。少人数教育、臨床実習の充実、カリキュラム改変など。診療参加型実習は安全に実施されなくてはならない→臨床実習前の共用試験の強化。国民の理解も必要。

2012-05-18 15:20:16
charkun @charkun0323

5/18専門医の在り方検討会。奈良先生。医学教育モデル・コア・カリキュラムの方向性。1.臨床実習は診療参加型へ。2.診療チームの一員として参加する。3.実際の患者診療に従事する。4.指導医は学生を評価し、形成的フィードバック。

2012-05-18 15:24:28
charkun @charkun0323

5/18専門医の在り方検討会。奈良先生。医学教育モデル・コア・カリキュラムの方向性。臨床実習で経験すべき症例。①発生頻度の高い症候・疾患。②緊急を要する症候・疾患。③死亡原因として頻度の高い症候・疾患。を対象に、病棟/外来で患者マネジメントに参加。

2012-05-18 15:26:28
charkun @charkun0323

5/18専門医の在り方検討会。奈良先生。モデル・コア・カリキュラムの改訂(H23)。1.基本的診療能力の確実な習得。2.地域の医療を担う意欲・使命感の向上。3.基礎と臨床の有機的連携による研究マインドの涵養。4.その他(様々な社会的ニーズへの対応など)。

2012-05-18 15:29:38
charkun @charkun0323

5/18専門医の在り方検討会。奈良先生。医科歯科大学におけるカリキュラム改革。PBL、TBLの実践、自己学習の環境整備、シミュレーション教育の充実(スキルスラボ)、参加型臨床実習、FDの活性化などについても紹介。

2012-05-18 15:34:27
charkun @charkun0323

5/18専門医の在り方検討会。ヒアリング②「病理専門医、専門医制度の現状」日本病理学会理事長、深山正久先生。病理医は全国的にも不足している。病理専門医は対人口10万人で1.4、全医師の0.8%。がん診療連携拠点病院であっても常勤病理医不在病院が13%を占める。

2012-05-18 23:21:44
charkun @charkun0323

5/18専門医の在り方検討会ヒアリング、深山先生。病理専門医研修を支える施策(研修手帳ファイルの配布、専門医部会誌の無料配布、各種講習会)や、生涯教育を支える施策(コンパニオンミーティング、各地方支部での診断講習会等)を行っている。

2012-05-18 23:27:51
charkun @charkun0323

5/18専門医の在り方検討会ヒアリング②、深山先生。病理専門医制度の問題点に、病理専門医の絶対的な不足・地域偏在等を挙げ「病理医を必要数配置するには一学会レベルでは困難な状況であり『日本における専門医制度の整備』という視点からも施策を考えていただきたい」と。

2012-05-18 23:32:59
charkun @charkun0323

5/18専門医の在り方検討会ヒアリング②、委員から。・一定の病院あるいは地域ごとに病理医の常勤配置を位置づけては?→今の(不足している)タイミングでは拠点病院がなくなってしまう。・医学生へ「夏の学校」等の取り組みや、初期研修医の登録制度も実施しアピールはしている。

2012-05-18 23:42:36
charkun @charkun0323

5/18専門医の在り方検討会ヒアリング②、委員から。病理医不足の問題は医療の質に大きく関わることであり、一学会の問題ではない。診療科の偏在を解消するためには、ゆるやかな制限をかけなくてはならないのでは。→若者の希望するままに任せておけない。

2012-05-18 23:45:24
charkun @charkun0323

5/18専門医の在り方検討会。中間報告にむけた検討会における論点項目(素案)について議論が行われた。 ・総合診療医と総合医、かかりつけ医の名称についての議論は、重要だが「本質的問題ではない」と。 ・総合医を1階、病院総合医と家庭医を2階部分とする提案も。

2012-05-19 00:04:01
charkun @charkun0323

5/18専門医の在り方検討会。論点項目(素案)についての議論。 ・専門医の認定は学会から独立した中立的な第三者機関が行うべき。 ・総合医「幅広く診ること」も専門性として認められるよう、医療者の意識を変えるも必要。 ・どの施設に専門医がいるか、国民にもわかりやすくする。

2012-05-19 00:09:26
charkun @charkun0323

5/18専門医の在り方検討会。論点項目の議論。 ・地域偏在、専門性偏在の是正について、地域ごとにある程度専門医の数を決めざるを得ない。コントロールできるシステムが必要。 ・ただ各科をまわっても総合医を育てることにはならない。総合医の教育についても考えるべき。

2012-05-19 00:16:52
charkun @charkun0323

5/18専門医の在り方検討会。論点項目の議論。 ・初期臨床研修も偏在是正の重要なファクターである。 ・初期研修は(実際の必修科目の期間を考えると)1年でいいのでは?と思う。 …次回検討会は6月開催予定。8月までに中間とりまとめを作成する、とのこと。

2012-05-19 00:29:02
charkun @charkun0323

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2012-05-19 00:30:10