ニンジャスレイヤーファンジン「少しの道場」内容紹介
◆鯖◆親愛なる読者の皆さんへ:5月4日のSFセミナーでは、合宿企画さんか者のために、ほんやくチームによる手製ファンジン「少しの道場」が限定30部配布されました。これは鉄の掟によりほんやくチームが読者と交流ができないので、なんか作ろうと思ったからです。そして2週間が経過した◆大福◆
2012-05-18 22:17:42◆鯖◆そこで、内容の一部をそろそろツイッターアー上で公開しようと思います。しかし全部は公開しない。何故なら、ほんやくチームの手元にももう原稿が半分くらいしか残っていないからです。全部読みたい人は、SFセミナー合宿に参加したニンジャヘッズの人にコピーしてもらってください。◆大福◆
2012-05-18 22:22:15◆鯖◆最初に、ブラッドレー・ボンド氏からの特別なるメッセージーです。SFセミナーのために、原作者の一人であるボンド氏からのメッセージーを完全なる翻訳したものです(SFセミナーで公開したものは時間の都合上いちぶ音声編集で削ってあります)。これは大事だからテキスト公開します。◆大福◆
2012-05-18 22:28:17日本の皆さんが私たちのサイバーパンク・ニンジャストーリーに興味を抱いていると聞いて、大変嬉しく思っています。私の友人であるフィリップも皆さんにコメントを送るべきでしたが、彼はニンジャに関する世界的な陰謀と盗聴について心配しています。そのため、私だけからのコメントとなります。 2
2012-05-18 22:33:00ニンジャスレイヤーという物語の原型は、私とフィリップが1990年代の後半に書いたものです。当時、西海岸と東海岸に離れて暮らしていた私たちは、最初期のインターネット・ゲームを介して知り合い、何千マイルもの距離を超えて、毎晩のようにIRCでチャットをしていました。 3
2012-05-18 22:35:39私たちには多くの共通点がありました。ファンタジー、SF、パルプ、ロック、そしてニンジャ……様々なものに、二人とも興味を持っていたのです。もっとも大きな共通点は、二人とも体制に対する反抗心を持っていたこと、そして、物語が持つ力を信じていたことでした。 4
2012-05-18 22:38:26私たちはホームページを作り、親しい仲間たちに発表するためにIRC上でショートストーリーを連載したり、ラフスケッチを交換したり、ガレージで自家製のアクションフィギュアを作ったりしました。当時は、インターネット・テクノロジーが爆発的な進化を遂げ、個人の力が劇的に拡張されました。 5
2012-05-18 22:40:45しかし負の側面もありました。2000年問題を間近に控え、新たな世界への期待と同時に不安が高まっていました。そんな中で、私たちが見た最悪の未来は、全ての崇高なるものがコピー&ペーストによって拡散され、陳腐化し、薄まり、全ての俗悪なるものが増幅された、電子的なディストピアでした。 6
2012-05-18 22:43:55しかもそれは、全くクールではないのです。私たちがかつて心躍らせたサイバーパンク的でクールで危険な電子ネットワーク未来は、実はどこにも存在しえないのではないかと恐れました。 7
2012-05-18 22:46:08そこで私たちは、ニンジャスレイヤーを、そしてネオサイタマを生み出しました。ネオサイタマは実際ディストピアですが、理想的なディストピアでもあります。そこには明確な悪があり、不満をくすぶらせるパンクスがいます。ハッカーがいます。ニンジャもいます。 8
2012-05-18 22:49:32あとは何が起こるか?ケミストリーが起こりました。この物語が大勢のニンジャヘッズから支持を受け、いま日本でも大きな人気を集めていることを、たいへんうれしく思っています。そして、日本という国が無ければ、我々もニンジャスレイヤーという物語を生み出すことはできなかったでしょう。 9
2012-05-18 22:52:51感謝の気持ちを伝えたい。皆さんの国はいつも、とてもファンタスティックで、私たちの想像力を刺激してくれます。私たちの考えたネオサイタマは、もしかすると、日本の皆さんの目から見ると、少しだけいびつで歪んでいて、滑稽かもしれない。私たちは日本に生まれたわけではないですから。 10
2012-05-18 22:55:26でも私たちは本当に、クールな日本とクールな物語を描きたいと思っていますし、それができたと自信を持っています。ブラムストーカー・エフェクトの魔法が起こったのだと信じています。何故なら、私たちのサイバーパンク・ニンジャストーリーが、日本でこんなに大きな人気を博しているからです。 11
2012-05-18 22:57:55ARIGATO GOZAIMASU! 日本のNinja Headsの皆さん、オタッシャデー! 12
2012-05-18 22:59:32◆鰊◆いじょうです。ボンド氏のメッセージの中にもあったように、モーゼズ氏からは電話をもらえなかったのですが、代わりにファンジン用の特別なる描き下ろしイラスト1枚と、かなり昔に描いたというニンジャスレイヤーのコンセプトスケッチの1枚を頂きました。せっかくなので紹介します。◆飴◆
2012-05-18 23:04:15◆コワイ◆このコンセプトスケッチの内容について、モーゼズ氏は特に解説コメントをくれませんでしたが。我々はとてもデリケートななんかを感じたので、深く聞かないことにしました。後ろにあるのはジグラットではないかと思われます。なお文字の切り貼りは、ほんやくチームの手になるものだ◆ヤメテ◆
2012-05-18 23:16:31◆鮪◆いじょうです。ボンド氏もモーゼズ氏も、ツイッターを介したニンジャスレイヤーの広がりに特別なる興味を持っており、ファンアートとかファンジンとかももっと自由にたくさん作ってほしいそうです。最後に「考察記事:クナイ・ダートとスリケンの謎」を公開する。他は原稿が散逸しました◆湯葉◆
2012-05-18 23:30:26◆THINK LIKE A NINJA◆ ◆ニンジャの好きな考え◆ ◇【考察記事】クナイ・ダートとスリケンの謎◇ ◇筆:SOICHIRO◇
2012-05-18 23:35:27よくきたな。おまえはニンジャスレイヤーにスリケンを投げるニンジャとクナイを投げるニンジャがいることを知ってるか。おれは知ってるから教えてやろう。スリケンを投げるのはニンジャスレイヤーとかその他の敵ニンジャで、クナイを投げるのはダークニンジャとかシャドウウィーヴとかフォビアだ。 1
2012-05-18 23:38:35ところで、スリケンとかクナイはなんでみんないっぱい持ってるのかとか、どうやって作られるのか、など、正直おれはよく分かってない。人によっていろいろだと思う。そんな細かいことをうるさく言うやつは腰抜けのオカマ野郎だ。かかってこい! 2
2012-05-18 23:42:05