二日間の「モラトリアム」とその後
『ゴドーを待ちながら』を半分くらいまで読んだ。多田さんが流した「Gee」のアコースティック verはとても良かった。何より、 20分間ただ、誰もが時計を見ていたというのはものすごいことだと思った。どうかしている。 20分間だよ。その間に、この時間も終わるのだと気づいて愕然とした。
2012-05-21 21:28:20個人的に、多田さんの国道 6号を楢葉工業団地から南へ戻ってく映像、はじっと見てしまった。そうそう、そういう風景だった、と思っていた。同じ道を同じように走って浜辺に打上げられた消波ブロックに言葉を失い、小さな鳥居を気にかけた。
2012-05-21 21:08:47そうして絶妙なタイミングで鳴る音楽、視線、が、時に電撃的に介入することによって、STスポットのあの場 = モラトリアムにつなぎとめる、という事が成立していた、ような気がする。
2012-05-21 21:03:57そのようななかで、それぞれ勝手に動きまわることによって個に閉じるかもしれない他者同士を、岩淵さんや佐々さんや多田さんが、時に電撃的に、( twitterのリツイートがまさに、個の興味に閉じようとするタイムラインへ、時に電撃的に介入する、と書いたのが誰だか、僕はよく覚えていない、)
2012-05-21 20:59:10その感覚は『豊島区在住アトレウス家』とか高山明『完全避難マニュアル』とかに似ていて、だからそれは、あなたが/わたしが何をしようが、それがあなたに/わたしに意味を持つ何かであるかのように見えるようにするプラットフォームとしても機能する。それは、だから、受身で参加しても同じことだ。
2012-05-21 20:50:01感想見ていると「行ってきた」「体験してきた」が多くて、ということは、つまり、「自分がなにかしている、参加している」とおもったひとは少ないのか、という気はするけれど、でもみんな、「自分以外が自分のために何か(パフォーマンス的なもの)をしてる」ような感覚を抱いていたんじゃなかろうか。
2012-05-21 20:44:03東京デスロック『モラトリアム』、Enric Castaya Orchestraのことぜんぜん知らなかったので、あの子らのことだと思ってた。未成年かーそいじゃ公表できないかもねーみたいな。あそこ演劇部あるんか。体育祭で負けるとマルガリータ。
2012-05-21 13:41:50ふと、末っ子の私の前にはもう一人いたはずで、でもいなくて、代わりに私があることを思い起こしたのさ。私がいなくて、別のもう一人が謳歌していたかもしれないのさ、でも私があるのさ。悲しいね、お姉さんかお兄さん。私があるよ。使命感が沸くね。
2012-05-22 23:59:29気分爽快になるモラトリアムかー。無防備な自身の姿を持続的に映写されて、また他者と同じ境遇にあって、自己を再認識する場ではあると思う。っていうか、夏目さんの件は何だったの。
2012-05-21 11:38:22だから、モラトリアムしてるダンサーに始終踊ったり、周囲の人間を扇動して欲しかった。暇を持て余していたけれど、彼はきっかけをもたらす存在に見えた。前日は何やってたんだろう。むー。観劇しに行ったのに、見てない。情報は用意された空間のみで、視覚より思考の比重が大きいのよ。
2012-05-21 11:27:59昨日はデスロックでモラトリアムった。関東圏?の人は凄いよ、あの人間が、他人が敷き詰まった空間で置かされた状況をきょどることなく受け入れて、ってそれは自身で拒否れるけど。皆言葉を発さずに何を思って動くの。明かりが消えても、あの場合は平気なの。自己整理は居心地の問題で出来んかった。
2012-05-21 11:10:03ポストゼロ年代演劇というのは2010年以降その活動が目立つようになった若手劇団、演劇作家の総称である。快快、ままごと、柿喰う客、悪い芝居、マームとジブシー、バナナ学園純情乙女組、ロロなどがその代表格。
2012-05-23 02:06:14ポストゼロ年代演劇の出現にとってチェルフィッチュの「三月の5日間」が重要な契機であったことはこれまで何度も指摘してきたが、今から振り返ってみれば実は東京デスロックの「再生」(2006)はそれと同等以上に重要な作品だったとの感を強くしている。
2012-05-22 17:00:13言い表しにくい関係を豊かだとして掬って肯定することと、そのグレーさにつけこまれてだらしない方向にいくことはおんなじであるおそれがあるよ。
2012-05-22 23:17:03彼らがデスロック見て、サンプル見て、その他がつがつ見たのちに作る演劇がどんなものなのか、とてもとても気になります。RT @GKTJ: @sarauriaz ええ、実際に東大進学率日本一の学校の演劇部の生徒達です。
2012-05-21 22:22:17@GKTJ それくらい将来有望っていう例えではなく?ほんとうに入るのを目指してるような秀才たちということですか?ひとつひとつ、言うことが妙に鋭いとは思ってましたけど…
2012-05-21 12:26:42そこにいるひとたち皆パフォーマーで、視線の交換が云々とか、そんなのどうだっていいんだよ!!そんなこと言えるほどにあの作品の部外者ではいられないし、身につまされているよ!!えーん。
2012-05-21 10:47:32