- terry_rice88
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Angel Beats!: #12「Knockin' on heaven's door」 ラス前です。個人的には楽しめた回でした。
2010-06-22 01:03:42世界の崩壊とゆりが人生を受け入れる回だったように思います。次回は多分全員が死後の世界から卒業する回なんでしょうね。NPCが次々と影になっているのと、SSS団のガルデモを含む、その他大勢が消えていきましたし、この調子だと世界も消えるはず。
2010-06-22 01:09:05でまあ、ガルデモとその他大勢がすぐ消えていったって言うのは彼らはゆりみたいな壮絶な過去を持ってた、と言うわけではなかったって事なんでしょうね。何らかの原因で、青春を満足に送れなかったけど、そこまで深刻な過去ではなかったと想像するしかないですね。情報が少ないのでそう考えるほかない。
2010-06-22 01:13:17そして、さらに想像するにSSS団の主要メンバーはなにか特殊な境遇に生まれた人が多くて、普通の青春を送ることが出来なかった人たちなのかも。野田にしろ椎名にしろ藤巻にしろTKにしろ松下五段にしろ。
2010-06-22 01:17:18まあ、そう考えるのが無難だろうなと勝手に納得したわけですが。どちらにしろ想像の余地が色々残る処置の仕方のように思いました。二次創作が非常にしやすい感じですね。
2010-06-22 01:19:39結局、ゆりはラスボスにはならず、一人の人間として自分の人生を受け入れたっていうのが話の肝だったと思います。おそらくですが、今回出てきたひとみ、第二コンピュータ室にいた男、そして10話で消えていったユイはゆりの兄弟なんじゃないかと。
2010-06-22 01:26:19多分、SSS団にいて生前と一番変化したのがゆりということなのでしょうね。言ってみれば内から外に向いたってことなんでしょうね。身内も他人も大事に思えるようになった。そして守りたいと思うようになったと。だから兄弟から「もう十分だよ、お疲れ様」って言うのはそういうことなんでしょう。
2010-06-22 01:41:55そうすると今回の最後の兄弟の言葉がより響いてくるように思えるのですけど。死後の世界が何だったのかは、原作者さんの語り口の傾向から考えると説明はされないような気がします。今回の話で結局、神はいなかったって結論が出ちゃったわけですし。
2010-06-22 01:50:24死後の世界をプロミングした人はいたようですけど、その人は神になれなかった。って事なんだろうと解釈したのですがまあ、各自で判断しろってことなんでしょうねえ。人の思い(未練)が死後の世界を作ったって言うようにも見えますけども、そういうことは作品的に関係ないことなのでしょうね。
2010-06-22 01:56:07人間賛歌って言ってた意味はキャラにスポットを当てますよ、キャラ中心に話を動かすよ、ってことなんでしょうね。世界よりもキャラの境遇や関係性やそういうのが大事だと。
2010-06-22 01:58:26まあ、それにしてもずいぶんとぞんざいな話の進め方をしてしまったのは否めないところで、設定とかがそれに影響されて、張子の城みたいなことになってるのは残念なところ。
2010-06-22 02:00:59で、ABの世界における神と言うのを考えると、やっぱり原作者である。ということなんだろうと思います。死後の世界というのは原作者の箱庭であったと。非常に閉じた世界観の中で、麻枝准という原作者のやりたかった(したかった?)ことがABという作品に表れたのではないでしょうか。
2010-06-22 02:05:21そう考えると一つ一つのエピソードがどんなに張りぼてでも、説明不足だとしても、それは原作者の箱庭という閉じた世界観の中で成立してることである、と受け入れられそうです。
2010-06-22 02:08:11さらに言うとそれがゆりの内的成長とリンクしてるのではないだろうか、と思うわけで内から外に向いたのはゆりだけじゃなくて原作者もそうではないかと言う、想像です。
2010-06-22 02:09:51エヴァは主人公の内的問題から内的解決をした作品でABは内的な問題を外的な影響を受けて解決する作品だったように思います。ただそれを背負っていたのは音無ではなくて、ヒロインのゆりであったと。
2010-06-22 02:13:03以前もブログの記事か感想で話したようにABは話の進め方が一点突破なところが合って、今回もそれが上手く機能した回だったのだろうと。それなりに積み上げがあったから、その分だけ面白かったなと。泣けたかどうかはさておくとして。
2010-06-22 02:21:51話の展開、設定の甘さ、とか非常に欠点が多々あると思いますが、テーマと言う点についてはブレがなかったんだろうなあ。 たぶん全話を何回か見返してみれば、味が分かる作品なんじゃないかと。それこそ作品の粗さを含めて。
2010-06-22 02:24:13