MITのマウス低線量被曝実験への反響
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MIT論文について、池田信夫と早野龍五教授が発信
RT ikedanob MIT論文が初めて厳密に示したのは「低線量被曝の影響は蓄積しない」ということですね。 RT @taka_kohzuma: @ikedanob 放射線がたまると思っていたり、放射性物質は、特別に体にたまると思われている方々が、たくさんいらっしゃるみたいです。
2012-05-24 14:16:07低線量被ばくの研究論文:天然放射線バックグラウンドの400倍の線量のX/γ線でマウスを5週間照射.DNA損傷は検出されなかった.MITの研究グループのオープンアクセス論文→ http://t.co/KTsvGmoE (ホウ)
2012-05-22 11:36:26各人の反応、議論
MITの論文http://t.co/6KasbMV3は、マウスで0.0002cGy/min=2μGy/min=120μGy/hで5週間、積算で100mGyほどを受けたマウスのDNA変異や抗酸化マーカに有意な違いが無かった、という内容。ただNが少ないので、要追証だなぁ。
2012-05-21 23:28:53@Yuhki_Nakatake MITの論文http://t.co/6KasbMV3のポイントは、「被曝量をトータルで10.5cGyに合わせた状態で、短期被曝と長期被曝の影響をみた」ので、比較対照は「短期間と長期間」短期間でどばっと与えた高線量と長期間で与えた低線量の違いをみてる
2012-05-21 23:50:00@Yuhki_Nakatake Fig.1は放射線由来のラジカルとかで生じる酸化マーカの差。左が5週間で10.5cGyの低線量率であたえたもので、右が2分弱で与えたもの。青が照射してないネガティブコントロール(無照射の対照)で、黒が与えたもの。差は大してない。
2012-05-21 23:53:35@Yuhki_Nakatake Fig.2は放射線による核の構造の異変。Aが典型的な異変の図。Bは低線量率。Cは高線量率。高線量率では核の構造に変異が起こるが、低線量率では差が無い。(ここら辺が著者の主張かな?低線量率では高線量率に比べるとDNAへの損害が抑えられる)
2012-05-21 23:58:11@Yuhki_Nakatake Fig.3は組み替え修復の頻度。Aが仕組みのイラスト。Bが若いマウス、Cが年老いたマウス。DNAの組み換え修復(homologous repairだな)が起こると蛍光タンパク質が発現する仕組み。D,Eはすい臓での頻度。高・低線量率、共に違いなし
2012-05-22 00:03:07@Yuhki_Nakatake Fig.3のF、Gも同様に有意な差は無し。Hは低線量率で10.5cGyを与えても組み替え頻度は変わりませんでした→DNAへの傷も大して変わってませんでした、というグラフ。
2012-05-22 00:08:44@Yuhki_Nakatake Fig.4はDNAダメージがあったときに特徴的に出てくる遺伝子の発現量の変化。上段が低線量率(5週間で10.5cGy)で下段が高線量率(2分弱で10.5cGy)。Cdxn1a遺伝子は高線量率では発現が誘導されるけど、低線量率では変化なし。
2012-05-22 00:16:14Fig.1は放射線由来のラジカルとかで生じる酸化マーカの差。左が5週間で10.5cGyの低線量率であたえたもので、右が2分弱で与えたもの。青が照射してないネガティブコントロール(無照射の対照)で、黒が与えたもの。差は大してない。 http://t.co/Z2V5WiiD
2012-05-22 00:22:54Fig.2は放射線による核の構造の異変。Aが典型的な異変の図。Bは低線量率。Cは高線量率。高線量率では核の構造に変異が起こるが、低線量率では差が無い。(ここら辺が著者の主張かな?低線量率では高線量率に比べるとDNAへの損害が抑えられる) http://t.co/PJpdpLsQ
2012-05-22 00:23:26Fig.3はDNA修復の頻度。Aが仕組みのイラスト。Bが若いマウス、Cが年老いたマウス(homologous repairをみてるのな)が起こると蛍光タンパク質が発現する仕組み。D,Eはすい臓での頻度。高・低線量率、共に違いなし http://t.co/4hPL6Jg2
2012-05-22 00:25:07Fig.3のF、Gも同様に有意な差は無し。Hは低線量率で10.5cGyを与えても組み替え頻度は変わりませんでした→DNAへの傷も大して変わってませんでした、というグラフ。 http://t.co/yR1IdUhd
2012-05-22 00:25:52Fig.4はDNAダメージがあったときに特徴的に出てくる遺伝子の発現量の変化。上段が低線量率(5週間で10.5cGy)で下段が高線量率(2分弱で10.5cGy)。Cdxn1a遺伝子は高線量率では発現が誘導されるけど、低線量率では変化なし。 http://t.co/LAT80nVS
2012-05-22 00:26:22元論文はhttp://t.co/affHngJJ PDFのとこからDL可能。オープンアクセスですな。内容の詳細が知りたい人は、読むべし。まぁ判りきってた話っちゃ話なんだけど、対照実験に「高線量率」なのを置いたのがポイントな、これ。【高線量率の影響は低線量率でましになる例】 読了
2012-05-22 00:32:07@bokudentw 全DNA配列を読むのは結構大変で、次世代シーケンサーという機器で調べる必要があります。さらにDNAの配列が変わったからといって、影響が出るともいえないですし、実影響の検出は難しそう。この結果からすると、2分で被曝するより5週間かけるほうが影響は少なそうです
2012-05-22 00:36:47@bokudentw この論文で全DNAに影響なしと結論>そりゃ曲解です。が、逆に影響がある、とは言えません。こういうのは、差が出てはじめて強く言えるものなので、今回の実験では「高線量率で影響があった総量でも、低線量率にすると影響がみえなかった」というくらいにとどめるべき
2012-05-22 00:49:53(求専門家)このMITの論文 http://t.co/KTsvGmoE と 小嶋・伴・甲斐論文 http://t.co/13SvSs7d との関係をどなたか解説して下さると有難いな.
2012-05-22 11:40:09@hayano 早野先生すいません。これタイトルがよろしくないのですが、「DNA損傷は検出されなかった」ではなくて、「増加は検出されなかった」という内容です。論文を読める方はいいのですが、このエントリだけで判断される方は「DNA損傷は起きない」という誤った認識を持ってしまいます。
2012-05-22 12:27:41@Micheletto_D ふむ.厳密にはそうかもしれませんが,論文の主旨が曲って伝わる懸念は少なく訂正twは不要と思います.
2012-05-22 13:37:30これは明らかに良いニュース.論文自身は読み込んでないけど,TLでの反応を見る限り確度も高そう.しかし,まぁ,日本から出ないんだなぁ…悲しい."MIT から低線量被曝影響の研究論文〜自然放射線の400倍でもDNAへの過剰影響なし" http://t.co/ExWg76Bl
2012-05-23 10:00:46ところで、このMIT Newsに出てきてるMITのせんせい、ホルミシスというか、「低線量の被曝は生命にとってessentialであると主張しているひとも」とか言うてますね。 http://t.co/PGkHTZra
2012-05-23 10:13:38