ライブハウスの「お客さん」について。

金子 友也 @yuzo_kongouriki

昨日の取材で、自信になったのは自分では曖昧で具体性のないビジョンやアイデアだと、まだまだ練り込まなきゃって考えてるイマココで、だけど、ライターさんは非常に進んだ具体的なビジョンを持てていると評してくれて、もっと現段階からこのビジョンを一貫して信じていいんだなって思った。

金子 友也 @yuzo_kongouriki

色んな話をしたけれど、自分の中で旬な発想はライブハウスは日本には厳密には一つしかない。それはAKB劇場。という考え。殆どのライブハウスは客はバンドやアーティストで、そのファンは全く視野に入れてない。しかし、AKB劇場だけは、お客さんが正当にお客さんなのである。これが普通なのだが…

金子 友也 @yuzo_kongouriki

僕は大阪維新じゃあないが、みんな気付いていないけど音楽業界は完全に終わった/根幹から全部変えないとダメ/な状態と判断してます。流通から会場から法案さえもです。音楽業界こそ、既得権益の溜まり場。ジジイとババアしかいない。

金子 友也 @yuzo_kongouriki

実際は、もっと年齢層ごとに地位が確立されているべきで、音楽に年功序列の体が見受けられるなんて音楽の尊厳の冒涜としか言いようがない。そんな中でもAKBが若さと地位をしっかり確立しているのは、やはりそのフィールドの正しさと新鮮さの土台がしっかりしているからだよな、と思う。

金子 友也 @yuzo_kongouriki

ライブハウスの話に戻るが、実際はどのライブハウスに行っても、ライブハウスからお客さんをお客さん扱いし、もてなす場所はない。バンドからノルマを徴収し、機材をかして終わり。どこにエンターテイメントがあるのか？実際はライブハウスにとってもアーティストにとっても、ファンがお客さんの筈。

金子 友也 @yuzo_kongouriki

だから、どのライブハウスでもお客さんとではなくアーティスト同士でライブをやっている。これは根幹から何かおかしい。その点AKB劇場は、AKBをお客さんだなんて思っていない。ファンをお客さんとして目的を一致させて営業している。ファンが楽しめるのは確実に後者だ。

金子 友也 @yuzo_kongouriki

海外ではバー/レストランの仕様が当たり前で、出演アーティストには寧ろお金が入る。それはアーティストではなく、箱にお客さんをつけることをメインとしているから。それが自然な箱のあり方。日本にはそれがない。もはや客などどうでもいい追っ払う対象で、バンドにくっついてくるハエのような扱い。

金子 友也 @yuzo_kongouriki

僕はファンクラブを廃止して、バンドを株式会社にして、株券をファンに買ってもらい、株主をファンクラブ会員のような位置につけて運営/サービスをすべきと考えていて、もし千人単位でそれが可能になれば、広告よりも会場を買ってしまいたいという話をした。

金子 友也 @yuzo_kongouriki

ファンを正当な位置においた健全で制約のない企画が打てるバンドの為のライブハウスを作り、レーベル化して所属アーティストで企画を定期的に回せるようにする。と、これはAKB劇場なのである。結局のところAKB48の躍進はこういった〝根〟が正しく植えられていて、それを育む資金があったから。

金子 友也 @yuzo_kongouriki

都内でイベントを組むと、本当に理不尽で困ってしまう。バンドには制約だらけ。都合よく元をとって終わる、お客さんはさっさとはける。しゃべらない。そんな規約ばかり。会場で飲んだり話したりするから楽しいってニーズをいつまで無視するのか。ファンを満足させる気のない箱にうんざりしている。