大地丙太郎さんによる久里洋二さんの思い出
- donadona_No5
- 1862
- 0
- 2
- 0
コレは久里洋二さんがTwitterでつぶやいたモノをまとめたもの。その前にみんな久里洋二さん知ってるかな?久里さんのショートアニメは大地はかなり刺激をもらう。
2012-05-25 06:32:37「アニメーションを作る人は、あまりアニメを見過ぎると、ダメになるぞ。(中略)アニメを見過ぎと『アニメ評論家』になっちゃうぞ」(久里洋二)
2012-05-25 06:39:16「五本の指を出して。1.絵画(背景)2.演劇(キャラクターの動き)3.カメラマン(撮影技術)4小説(脚本).5.音楽(作曲、効果音)この五つを取得するコトです」(久里洋二)
2012-05-25 07:11:43「思いつきで描いていては、漫画にはならないのです。素人が思いつきで漫画を描き続けていると、ある線で止まってしまいます。そこを、もうひと練りして考えるのです。それが出来て、初めて漫画家と呼ばれる人間になれるのです」(久里洋二)
2012-05-25 10:41:04久里さんの歌謡曲アニメで大好きな「時には娼婦のように」。たった二枚の絵で、エロとギャグをやってた。見たのはまだ学生の頃だったけど、ずっと印象に残ってる。何年か前にラピュタで久里作品をまとめたものを一気に見た。その後ずっとうまい酒呑んでた。
2012-05-25 10:58:15久里さんはアニメーターだよなー。尊敬する大先輩たちは、やっぱり今のアニメを「紙芝居」と非難するよね。実はコレだけは大地は少しだけ「そーでもないよ~」と思っちゃう。大地が演出家だからかな?
2012-05-26 01:04:13ゆうべの「紙芝居アニメ」に関して、ちょっと反響もあったので、もう少し書いときます。大地は久里さんたちがいう「紙芝居アニメ、もういい加減やめてくれないかな」という意見に重々尊重、同意もしつつです。一方、予算の問題で枚数を使えないシリーズアニメの現状もあるのです。
2012-05-26 08:54:09そんな中で我々はなんとかしなくちゃいけないワケです。枚数オーバーを怒られながら作ってるんだよね。必然的に「動かすところ」と「止めるところ」を考えつつ演出するようになる。大地はそこに「工夫」があればいいと思うのです。
2012-05-26 09:01:56枚数オーバーを繰り返して制作予算を圧迫するわけにはいかんのだな〜プロとしては。とか、エラそうなこと言ってますが、かつて「やっちまった」仕事もいくつか。どの作品とは反省も込めて言えませんけど、みんなが褒めてくれるあの仕事です。
2012-05-26 09:06:16ちょっと前にまさに「紙芝居アニメ」をつくったのですよ、そういうオファーだったので。ボミックっていったっけな?「いぬまるだし」という漫画のコマに音をつける仕事。大地はこの仕事に大変満足しておりましてな、えっへん。んなもんで「紙芝居アニメ」やらせてもいけてる演出家なのです大地丙太郎は
2012-05-26 09:11:06簡単にいうと、大好きな久里洋二さんに紙芝居アニメ、いい加減にやめてと言われて、「紙芝居アニメ」作ったらオレはうまいよーと自慢でもあった自分がちょいと恥ずかしいよ~と思いつつ、でもいいじゃんと開き直ったっていうコトでしたσ(^_^;) そら動いたほうがいいよ~。
2012-05-26 12:16:02演出デビュー作は「どろろんぱ」。やすみ監督の仕事。初めての作画打合せ(通称作打ち)は、今、ポヨの全作画をやってくれてる大島りえさんだった。思えば長いお付き合い。大島さんの作画は抜群に可愛いの。今考えるとデビュー作からアニメーターに恵まれた。2本目が、宮崎なぎさ姐さんだった。
2012-05-26 23:47:56