クローズアップ現代「社会を変える“ビッグデータ”革命」書き起こし・ほぼ完全版 #nhk

5月28日に放送されたものを文字起こししています。 進行:国谷裕子アナ ゲスト:鈴木良介(野村総研・主任コンサルタント)
ログ 情報 クローズアップ現代 NHK ビッグデータ
16096view 8コメント
34

冒頭のVTR

とし @toshihiro36
<ナレーション> いま日本中の車がどこを走っているかを示した地図。車のカーナビゲーションが発信する大量のデータから作られました。私たちは毎日、さまざまなやりとりで膨大な情報を生みだしています。爆発的に増えている情報を「ビッグデータ」と呼んで、それを分析る取り組みが始まっています。
とし @toshihiro36
<ナレーション> 多くの車の運転情報から、これから起きる交通事故を防ぐ。あなたの毎日の消費行動から、今後どんな商品を買うかがわかる。将来どんな病気にかかるかまで予測して、患者の治療に生かす。
とし @toshihiro36
<ナレーション> いま、このビッグデータの活用に世界中の企業が乗り出し、激しい競争が繰り広げられています。ビッグデータは社会をどう変えていくのか。そこに懸念はないのか。最前線からの報告です。

ここからスタジオです

とし @toshihiro36
国谷:こんばんは、クローズアップ現代です。この10年ほどの間に私たちの身近なところで電子機器が急速に広まり、ありとあらゆる情報がデジタル化され記録されています。例えば駅の改札を通ったとき、何時にどこからどこまで乗車したか記録されていきます。
とし @toshihiro36
国谷:またスマートホンや携帯を使えば、メールを送信した時間や閲覧したホームページの履歴が残ります。病院ではどんな検査を受けどんな薬が処方されたのか、検査結果も含めデータが残ります。生活のさまざまな場で記録がとられ、データが蓄積していく。
とし @toshihiro36
国谷:個人個人が生み出すデータ何万人分、何億人分を集めた膨大なデータ…「ビッグデータ」と呼ばれています。そのデータ量はここ数年爆発的に増えていまして、去年その総量は1.8ゼタバイト。1ゼタバイトというのは世界中の砂浜の砂粒の数ともいわれDVDに換算すると3800億枚分のデータ量。
とし @toshihiro36
国谷:人類はまさに情報爆発「ビッグデータ」の時代に突入したといわれています。加えてそうしたデータを高速に分析できるシステムを、安く誰もが手に入れられるようになったことで、これまで十分に活用してこなかったビッグデータを企業や自治体がいま積極的に利用しようとしています。
とし @toshihiro36
国谷:新たな資源として戦略的な利用が進む、データの最前線をご覧ください。

VTRが流れます

とし @toshihiro36
<ナレーション> 東京都内の“リアルタイム人口マップ”です。地域ごとの人口が刻々と変わる様子がくわしくわかります。マップの元になったのが、携帯電話やスマートホンが発信する利用者の居場所の情報です。
とし @toshihiro36
<ナレーション> NTTドコモではおよそ6000万回線の携帯電話などが生み出すビッグデータを、別の用途に活用しようと考えました。例えば大規模な地震が東京で起きた場合、帰宅困難になる人は午後3時頃が最も多く425万人にもなることがわかりました。
とし @toshihiro36
NTTドコモ・岡島:通信サービスのためではなくて、人口統計という今までとは違う用途の情報を作ると。新しい付加価値を生み出すためにも、ビッグデータというものは活用されていくんじゃないかなと思います。
とし @toshihiro36
<ナレーション> 東京都内で開かれたビッグデータのセミナーです。さまざまな企業から1000人以上が参加しました。講師「消費者を迅速に正確に把握するためには、ビッグデータが不可欠なのです」 ビッグデータを商品開発などに活用できないか、企業の激しい競争が始まっています。
とし @toshihiro36
<ナレーション> ビッグデータの活用を進める、コンビニチェーンのローソンです。東京本社の分析チームのもとには、毎日全国の店舗から販売データが届きます。その数、1日2500万件。膨大なデータを生んでいるのは、おととし導入したこのポイントカード。4000万人が利用しています。
とし @toshihiro36
<ナレーション> これまでレジの販売データでは、商品を誰が買ったかまではわかりませんでした。このポイントカードには年齢や住所などを登録するため、個人を特定できます。その人がいつ何を買ったのか、さらに繰り返し買うお気に入りの商品までわかります。
とし @toshihiro36
<ナレーション> 例えば人気商品のコロッケは、どんな人が繰り返し買っているのか。意外な結果が出ました。最もリピーターになっていたのは、実は60歳以上…コンビニにとって課題のシニア層を呼び込める商品とわかったのです。そこでシニア層を狙う店では、夕飯用にコロッケを大量に並べました。
とし @toshihiro36
<ナレーション> さらにこの店では、カードのデータから徒歩5分圏内の客が多いことがわかりました。近くに住む客が繰り返し来てくれるように品ぞろえを変え、新鮮な野菜などを大幅に増やしました。
とし @toshihiro36
<ナレーション> ビッグデータはあらゆる電子機器から生み出されています。多くの車に搭載されたカーナビ、走行データを細かく記録しています。全国の100万台の車の走行データをまとめた地図です。合わせると1日で地球700周分にもなります。
とし @toshihiro36
<ナレーション> このデータに注目したのが埼玉県の道路政策課です。県では年間3万7千件にのぼる人身事故を、防ぐことができないかと考えていました。カーナビのデータを細かく分析していくと、車のスピードが急に落ちている場所が数多くあることがわかりました。
とし @toshihiro36
<ナレーション> ドライバーが危険を感じて急ブレーキを踏んだのではないか。速度が急に落ちた車をすべて抽出し、矢印にして県道マップと重ねます。1年間で急ブレーキは50万回も起きていました。
残りを読む(58)

コメント

やじろう @yaziro_kanagawa 2012年5月29日
誰でも見られるようにしたっていう点は確かにいいのかもしれないけれど、その分情報を晒せば盗み放題というリスクも抱えるようになる
A級3班国民 @kankichi573 2012年5月30日
ひとつさらせば自分をさらす ふたつさらせば全てが見える みっつさらせば地獄が見える (「哭きの竜」より)
橋本 新義 @Shingi 2012年5月31日
素晴らしい筆記。しかし見れば見るほど、やっぱりバズワードにはならない市場だと思う。データを大量に集めて、さらに解析できる大規模な企業だけが参入できる市場。
gryphon(まとめ用RT多) @gryphonjapan 2012年5月31日
「疫学の時代」が到来したということかもしれない。理由や理論はわからなくても、犯罪が多い場所や急ブレーキがかかる場所にはそれなりの理由があるはずで、そこを手当てしていけば実効性はあがっていくだろう。むしろ理論は要らないかも
岡一輝 @okaikki 2012年6月4日
Big Brother is watching you
岡一輝 @okaikki 2012年6月4日
万引きに悩む商店街が防犯カメラを設置したら、左系の地方議員だか市民運動家だかが「監視社会化を許すな」とか言って、作動時間を限定することになって、結局、万引きは減らなかったなんて話を、大昔に聞いたような聞かなかったような……
岡一輝 @okaikki 2012年6月4日
まあそんな感じで、防犯カメラ批判が一時期ずいぶん流行ってたと思うんだけど、あの人達は今どこで何をしてるのかな? 商店街が生活を守るための防犯カメラは叩き潰して、大企業が缶ジュース売るための個人情報収集は「どうぞどうぞ」なのかな?
岡一輝 @okaikki 2012年6月4日
偉大な兄弟ではなく、小役人や広告代理店やネット住人に相互監視される、目的も思想も無い、無責任な群集心理と商売の都合だけで縛り上げられた管理社会! オーウェルやバージェスの想像力を、遥かに超えたこの現実! スゲェなあ。
ログインして広告を非表示にする
ログインして広告を非表示にする