電車・列車が出てくる不思議な小説

T. Hashimoto @biotit

“『失脚／巫女の死』 デュレンマット／増本浩子・訳 地球の中心へと驀進する通勤列車……痛烈な皮肉と警告に満ちた「トンネル」、粛正の恐怖に支配された会議室で政治局の面々が決死の心理戦を繰り広げる「失脚」など、二十世紀欧州の巨星が遺した鬼気迫る四編を、気鋭の独文学者の新訳で贈る。”

T. Hashimoto @biotit

↓そそられるあらすじ。光文社古典新訳文庫の続刊案内より引用。　http://t.co/SdXJJlN8

T. Hashimoto @biotit

汽車・電車が出てくる幻想小説が好きだ。宮沢賢治『銀河鉄道の夜』、ペレーヴィン『寝台特急　黄色い矢』、オリガ・スラヴニコワ「超特急『ロシアの弾丸』」（沼野恭子訳、『新潮』2009年11月号）……等々。おすすめの列車小説があったら教えてください。

T. Hashimoto @biotit

ふしぎ列車愛（？）は、幼児期に我が家に『きしゃがはしるよ　まどのそと』（ほるぷ出版）という絵本があったのが原因か。あと小学生のころに斉藤洋『風力鉄道に乗って』（理論社）を読んだのも。

T. Hashimoto @biotit

自分で思いだしたもの：山野浩一「Ｘ電車で行こう」「メシメリ街道」　あと積ん読・未読だけど、ロバート・フリーマン・ウェクスラーのCIRCUS OF THE GRAND DESIGNはサーカス列車幻想小説らしいよ。　#ふしぎ電車小説

牧眞司（shinji maki）『『けいおん！』の奇跡、山田尚子監督の世界』刊行 @ShindyMonkey

「メシメリ街道」は電車じゃないですね。自動車がびゅんびゅん行きかう幅広道路で横断するすべがない。山野さんには「赤い貨物列車」って作品もあります。RT @biotit 山野浩一「Ｘ電車で行こう」「メシメリ街道」

杉江松恋＠11/12秋季例大祭こ02b @from41tohomania

ブッツァーティ「なにかが起こった」（ちくま文庫『謎の物語』所収）を推薦します＞RT

杉江松恋＠11/12秋季例大祭こ02b @from41tohomania

@biotit すいません！　文庫版のほうは「なにかが起こった」が収録されていないそうです。嘘情報を流してしまいました。すいません。ちくまプリマーブックスでどうぞ。https://t.co/DNCLodw7

ヒレカツ @hirekatsu_

@biotit 直球では黒羽英二「月の光」と、こちらは列車そのものではなく駅ですが黒井千次「子供のいる駅」などが思い出されます。

風のハルキゲニア @hkazano

@biotit ドイッチュ「メビウスという名の地下鉄」と、細野不二彦の漫画「メビウス・エクスプレス」のメビウス鉄道二部作(笑)が好きです。

酉島伝法（∴）とりしま @dempow

多和田葉子なら「ゴットハルト鉄道」と「容疑者の夜行列車」か。

三門優祐@文学フリマ東京37 そ-34 @m_youyou

マコーマックの「庭園列車」連作についてはさすがに既出か。

三門優祐@文学フリマ東京37 そ-34 @m_youyou

最近読んだ本だと多和田葉子『容疑者の夜行列車』もよかったですね。

はやし て @thysh

「象が列車に体当たり」は、電車内じゃないから #ふしぎ電車小説 とは言い難いか。中井紀夫「満員電車」は厭度の高い満員電車小説。

みょうが @myogamaru

豊田有恒「酷憂鉄道」国鉄ディストピア小説というべきか。 #ふしぎ電車小説

balanço @balanco

ファン・ホセ・アレオラ「転轍手」 #ふしぎ電車小説

@wishgm

平田真夫『水の中、光の底』全話ちょっとずつ設定がちがうけど、あるバーと路面電車が中心モチーフになっている連作短篇集。冠水した桟橋上を走ってくる路面電車や、学校の校庭にある終着駅が素敵。 #ふしぎ電車小説

山岸真 @ymgsm

#ふしぎ電車小説 ルーシャス・シェパードの初期短篇に地獄行き列車みたいな話があったはず。“Bound For Glory”かな。アンディ・ダンカンにもあった気が。

山岸真 @ymgsm

#ふしぎ電車小説 中井紀夫は短篇にもＳＦから“世にも奇妙な物語”までいろいろありますが、長篇シリーズでタルカス伝とか。そういや異形コレクションで列車・鉄道の巻ってなかったな。

酉島伝法（∴）とりしま @dempow

「世界の果ての庭」 #ふしぎ電車小説

Chiaki @chiaki25

ボルヘスの短編がどうしても思いだせないのでベタですが、かんべむさし「決戦・日本シリーズ」とか筒井康隆「熊の木本線」とか。 #ふしぎ電車小説

らっぱ亭 @RappaTei

#ふしぎ電車小説 ラファティ「ユニークで斬新な発明の数々」かなあ。#ふしぎトラムウェイ小説 「In the Turpentine Trees」ってのも。

えんじ @enzienzi

#ふしぎ電車小説 電車と列車の区別がつかないけど、あの、ほら、神様が乗り込んでくるユーゴスラヴィアの小説。

山岸真 @ymgsm

#ふしぎ電車小説 山田正紀「幽霊列車」（『襲撃のメロディ』）。谷甲州「火星鉄道十九」はふしぎというにはハードＳＦすぎるか。かんべむさし「背で泣いてる」。椎名誠「引綱軽便鉄道」。筒井康隆「熊の木本線」。「乗越駅の処刑」…は改札小説？

はな(鈴谷) @yorickblume

エリック・マコーマック『隠し部屋を査察して』の中の短編、「庭園列車」（特に第二部）。イレネウス・フラッドという数奇な生い立ちの人物が、自身の考案した庭園列車の中を進んでいく。車両ごとに森やら大河やらが広がっていて、あまり列車っぽくはない。 #ふしぎ電車小説