- malama_leilani
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支援者自身も様々な側面があることに気付き、それを対象者に知ってもらうこと。治療でもカウンセリングでも何でも、所詮は人と人のやり取りである、というのが根底にあることを忘れてはならない。
2012-06-02 22:41:53自らが不快に思う他者の一部を知って、関係を切り離してしまうのは寂しくあるとともに、その程度の関係であったことを直面するに過ぎない。
2012-06-02 23:28:29自分自身につらい体験などがあって、それを人の援助に生かせれば、と考えている人を時々みかける。自分のネガティブな体験を対人援助に活かせることができる人は、私の知る限りごくごく一部。相当高いインテリジェンスと自己統制能力がないと、援助者被援助者共倒れの危険性大。
2012-06-03 09:29:41続き。自らのつらい体験は、個人の中で汎化されやすい。被援助者にもそれを当てはめようとするあまり、おしつけがましい言葉の投げかけとなったり、そう応じないとあからさまに怪訝な態度を表明したりすることが多い。
2012-06-03 09:33:00対人援助においては、他者が感じ考えていることにつき、多角的な想像力が求められる。自らのネガティブな体験を基盤にした想像などは、あくまで一側面に過ぎないのに、それを全体とみなしてしまう危険性を伴いやすい。被援助者が窮地に陥った場合、双方視野狭窄となる可能性がある。
2012-06-03 09:52:04援助者個人が抱える諸問題についての感情や考察を、被援助者に対してやみくもに露出させてはならない。そのくらい、対人援助とはシビアなものである。しかしながら、それは自らが気付かぬところで露出しているものである。
2012-06-03 10:00:34@sweets_shocho 援助者が、自分の問題を解決できないまでも、対象化し分離させておかないといけない、というのは本当にどの分野でも言えることですよね。自分が被援者に与える影響を軽く見積もりすぎる援助者、怖いなあ……。
2012-06-03 11:17:39@sweets_shocho イタいですね…私もかなりシンドい体験をしましたから…でも、ワケ知り顔のアドバイスの押し売りも相当シンドかった…ということも思い出しました(+_+)こんなに親身になって心配してるのに…と、時に強引に分け入って来て、それも相当シンドかったです(^^;)
2012-06-03 11:23:30辛い経験が援助者にあろうとなかろうと、主たる目的は被援助者の利益が大前提になければならない。それがいつしか、「援助者のための援助」にすりかわっていたとしたら、すぐにでも援助をやめさせねばならない。
2012-06-03 12:00:38@sweets_shocho 自分の経験を元に他者を援助することで「乗り越えた」「立ち直った」という証明が欲しいという人も中にはいるように感じます。しかも、本人にはその自覚がないので、まるでおかしなピアカウンセリングのような「援助」になってしまう危険も。
2012-06-03 12:03:54個人的経験に基づく結果から、それは汎化できないであろうと思われる独自法則を導き出しては、それを押しつけるような支援を強行する、そういうのを嫌というほどみてきた。「絶対○○になりますからやってみて!」とかね・・・
2012-06-03 15:14:58それでは、当事者は対人援助をすることができないのか?という問いはあるだろう。そんなことはない、しかしながら相当の努力と覚悟を以てして望むことが必然と求められる。なぜ対人援助にこだわるのかをどこまで内省できるかどうか、など。
2012-06-03 15:17:20@sweets_shocho 個人的な辛い経験を生かして、他人を救おうと考えていた事がありました。振り返ってみると、近視眼的思考、他者を救う事で自分が救われたいという、一見【優しい】が、大層思い上がった考えだ…という結論に至りました。
2012-06-03 20:15:32自身は失ったものがあるが他者は得るものがあった。それって実は幸福の一形態と思えば、呟いてよかったのだと、そう思うことにしようか・・・。
2012-06-03 20:42:26ありがとうございます・・・RT @ayammin: 示唆されるものが多かった方もきっといらっしゃると思います。私自身はいつも感じていた違和感を言語化していただいて、大変参考になりました。
2012-06-03 20:46:55こちらこそありがとうございました・・・RT @mamehadu: 私は日頃支援に携わっている者です。大変為になる また大切な事を改めて確認できる呟きでした。ありがとうございました。
2012-06-03 20:47:11@sweets_shocho こんばんは。突然のリプライですみません。一連の「支援側が元当事者」関連のツイート拝見致しました。すごく頷きながら見ました。自分の中で乗り越えられなかった問題を、他人に持論を施し成功を見る(見たい)ことで自分のカタルシスとする人をたくさん見てきました
2012-06-03 21:09:08自身がトラウマ体験をもつ医療者がトラウマ患者の治療に当たる際に起こりうる問題点と解決策について、水島広子著「トラウマの現実に向き合う―ジャッジメントを手放すということ」にかなり踏み込んだ記述がされています。問題点については、先生のご指摘どおりです。@sweets_shocho
2012-06-03 23:02:03はい。RT @ninoemon: 大切なことを仰って下さったと思います。何時だって支援者も当事者になりうる。私も病気を機に当事者性と支援者としての客観性の共存の厳しさを痛感しました。「それとこれとは話が別だぜぇ」と自分ツッコミしながら、被支援者の現実に向き合ってる(つもりです)
2012-06-03 23:09:45