①北九州が石巻から受け取る総放射線量の計算と、②桐生のがれき焼却で大気が汚れるかどうかについて
これまでの議論の流れ
今回の話題は。。
そっか。焼却時間(能力)一定でなく、ゴミ焼却量を増やすとなると計算簡単じゃないな。開いた系でむずかしい計算になる。私にはできない。焼却灰のセシウム濃度が下がるまでしか言えない。RT @scicom_hayashi: よそから運んできた分,桐生のゴミの焼却量が減った場合ですか?
2012-06-05 14:56:43@HayakawaYukio 御意。この点につきまして、がれき⇒焼却灰の減量率の係数をおおよそ10%で計算してよいかわからずにいます。@y_morigucci先生、恐れ入りますが減量率につきましてご教示を頂ければ幸いです。さまざまな条件で異なるようで門外漢にはわかりませんでした。
2012-06-05 15:11:14がれきで桐生がきれいになるか、について後でコメントしますが、先に質問に直接お答えします。廃棄物量に対し、主灰(燃えかす)が10%前後、飛灰(ばいじん)が3~4%、セシウムは後者により多く分配されます。飛灰濃度は廃棄物の約20倍。@Todaidon @HayakawaYukio
2012-06-05 16:28:17@y_morigucci 先生、もう1点の質問させていただきたいのが、九州や北海道などの遠隔地域の焼却灰濃度が昨年7月~11月を最後に公開されていないようです。もし現在の焼却灰濃度をご存知であればご教示いただければ幸いでございます。@HayakawaYukio
2012-06-05 15:27:37これは私も探していますがすぐに思い当たるものがありません。北九州の試験焼却でも測定されていますが、検出下限が十分に低いとはいえず、NDでした。@Todaidon :もう1点の質問させていただきたいのが、九州や北海道などの遠隔地域の焼却灰濃度 @HayakawaYukio
2012-06-05 16:47:46@y_morigucci ①先生、有難うございます。私は北九州に移動するがれきの総線量を考えています。北九州は3年間で15000トンを受け入れる(説明会のパンフの市長のコメント)そうで、試験焼却データから、主灰はND,飛灰は薬注後30Bq/kg(地元ゴミと10倍希釈)だったので、
2012-06-05 16:47:24@y_morigucci ②先生に教えられた飛灰の減量率が3%とすると、30Bq/kg ×15000トン×3%=1350万ベクレルが、北九州市が石巻からがれきを燃やすことで受け入れる放射線量になります。※ただし、これは北九州市の地元の放射線量がNDであると仮定しています。
2012-06-05 16:50:57@y_morigucci ③1350万ベクレルという放射線量を(北九州がもともとNDとして)多いとみるか、少ないとみるかですが、医療の視点で見た場合にはたとえば核医学検査の数名分程度(甲状腺の機能診断でヨウ素131を1人あたり370万ベクレル投与として)です。これを環境に出したと
2012-06-05 16:55:16@y_morigucci ④すれば、早川先生の仰るように『人間の移動や他の物流と比べて、大した量ではない』と考える証左にもなると思います。私は別の視点で北九州の現在のゴミ焼却場が1年前の他の地域のように焼却灰がNDの状況であれば、焼却場の炉内汚染(内壁にセシウムが固化など)の他、
2012-06-05 16:58:05@y_morigucci ⑤肥料やエコセメントの原料となる主灰や飛灰が汚染されることによるリサイクル製品の品質の低下を懸念しています。今回の北九州の試験焼却で主灰はNDでした。飛灰が30Bq/kg だったことは、肥料やセメントの品質にどの影響があるか教えていただけないでしょうか?
2012-06-05 17:00:04もっと多いはずです。混焼による希釈は考慮されましたか? 石巻の木屑中のCs濃度は8Bq/kgだったと記憶しており、これをもとにすると1桁高い。なお、北九州でのマスバランスがあっていないという報告をどこかで目にしました。施設内への付着などもありますので... @Todaidon
2012-06-05 16:58:36@y_morigucci ⑥あ、仰る通りで、災害廃棄物の項に8ベクレルとあります。原資料⇒http://t.co/vlZes2jl ここはどのように計算すればよいでしょうか?
2012-06-05 17:03:28(↑)上記URLの、『05月28日 試験焼却における放射能濃度測定結果 日明工場及び新門司工場(PDF形式:443KB)』が用いた資料です。
@y_morigucci ⑦失礼しました。希釈率を忘れておりましたので、30Bq/kg ×15000トン×3%×10倍=1億3500万ベクレルですね。
2012-06-05 17:13:00@y_morigucci @hayakawayukio ⑧まとめますと、北九州市が石巻から受け取る放射線量は3年間の通算で1億3500万ベクレルです。(※先ほど例に出した核医学検査(1人に370万ベクレル)はヨウ素131で半減期が短いので比較対象にはふさわしくありませんでした。)
2012-06-05 17:23:12Decay(減衰)に関して触れず、3年間の通算で算出したのは、被災がれきの焼却灰の放射性セシウム濃度が300~1000Bq/kg と割と大きな幅を持つことが考えられたからです。もちろん、さらに詳しく出.. http://t.co/V5wH6xer
2012-06-07 23:38:49@y_morigucci 先生、先ほどの問答をまとめました。http://t.co/J10dQ1Bo 北九州が石巻から受け取る放射線量はラフに計算して1億3500万Bqというのは妥当でしょうか?
2012-06-05 18:57:27桁はあっています。より簡単な計算としては8Bq/kg×1.5万トンで1.2億ベクレルです。飛灰の発生率、主灰も考慮した濃縮率の近似で誤差が出ます。 @Todaidon
2012-06-05 19:07:05@y_morigucci ありがとうございます。あとは、この約1億ベクレルが、北九州の市民にとって多いか少ないか、また人や物流からの放射能拡大に比べてどうか、という話になりますね。先生のお考えを頂ければ幸いでございます。
2012-06-05 19:24:11@tsunamiwaste 北九州の試験焼却から移動瓦礫の総放射線量は1億2~3千万ベクレルと試算しました。現地焼却灰を考慮(1000ベクレル程度)するとで1~3億ベクレルです。http://t.co/J10dQ1Bo 焼却灰がNDの地域には重い負担と思いますがいかがでしょう。
2012-06-06 00:13:38